青い海に囲まれたフィリクーディ島では、
お魚が食べたくなったら…
自分で釣る!
もしくは、漁師のサムエルさんから買います。
場合によっては、サムエルさんの船をヨットで追いますwwww。
なーんと、お魚屋さんがないのです。不思議ww。
でも、サムエルさんが定期的に⚪️曜日の⚪️時〜開店!なんてことはないので、港あたりにサムエルさんの船が停泊してたら買えるわけ。
第二次世界大戦が終了したのもしばらく知らなかったという島に、決まりごとなぞないからね!
お。サムエルさんの船が停まってるよ〜。今日は魚が食べられるよ〜。
こちらが、噂の漁師、サムエルさん。
「今日は、タコがあるよー」
こんなデカいタコ…ムリ!カサゴの親戚と、タイの親戚というよくわからないけど、なんとなく調理できそうな魚を買いました。
それにしてもサムエルさん…眉毛、スゴー。
「冬は、サンタクロースやってるんだ」。
サンタさん、ビニール袋に直入れですよw。
港で魚を買ったら、繁華な町wのスーパー(?)へ。
島にはスーパー…というかなんでも売ってる(しょっぼーい)コンビニみたいなのが数件あり、旅人と(たまに)島の人を支えています。
真ん中のトマトは、クオーレ・ディ・ブエ(牛の心臓)。右はダッテリーニ。甘くてうまいんだなーこれが。
島のオレガノやカッペリも、ざっくり詰めて売ってます。
そんなこんなで買い物をしていたら、バカンス中と思しきチビッコ軍団に囲まれました。
小学4年生くらいとみられる女子3人に男子1人。女子たちは、「きゃー犬―!!!」と、ボンちゃんを取り囲み、ムリヤリ抱っこして写真撮ったり撫でたり…。
男子くんが、「触っていいか聞かなきゃダメだよ!」「勝手に抱っこしたらダメだよ!」と、女子たちに必至に訴えていましたが、完全無視ですよw。
思わず、おばちゃん、男子くんに、「ええ子やね~、その通りだね~」と声をかけて応援しましたが、女子は完・全・無・視…して、そのままワーっといなくなったのでした…。
シチリア女は生まれたときからシチリア女だな。
ひとり取り残された男子くん。
「リード持ってもいい?」と聞いてくれました。ホント、ええ子やのぅ。
しかも美男子。
きっとパパにヨットを教えてもらって、あと10年もしたら、カッコいいヨットマンになっているのであろう。そして、一緒に成長していくさっきの女子たちに、いいように使われるに違いないw。
フィリクーディ島は別荘族の島。ゆえに、バカンス先は毎年ココってケースが多く、毎年夏だけ会う”バカンス友達”っちゅーもんが存在します。
あー将来が目に見えるようだ。。。
と、余計な妄想を巡らしつつ、ボンは美男子に任せてお買いもの。
こんな蛇口があったり、
新聞の風よけの重しが石だったりして、
あーゆるい。
バカンスだと、「あー素敵」って感じもしないでもないですが、暮らしを支えるには…とっても頼りないw。
商品がぎっしり並んだコンビニとか、歩くだけでも2時間くらいかかる巨大スーパーが身近にある暮らしをしていたら、ここでの暮らしは相当ヘビーです。
バカンス客ではなくて島の人たちは、どんな暮らしをしてるんだろか。いつか話を聞いてみたいです。
さ、タイトルで謳った”島のイケメンたち”。
え?サムエルさんと美男子君ですよ。ええw。
期待ハズレ?なんてことはないと思いますが、では、もひとり(一匹)。
ほげー!!!!
クイズ:この動物はなんでしょう?
答え:犬…。
あわわ。ボンもびっくりして耳、ひっくり返ってます。
そうしてひとしきり、繁華なエリアでお茶を濁したあとは、お家に帰ってお夕食。島滞在中の半分くらいは自炊になりますよ。
トマト、あかーい。
塩漬けカッペリ入りのペコリーノ。右は「ネーロ・ディ・シチリア」と呼ばれる黒コショウなどのスパイスで、ぐるりと覆ったペコリーノ。
サムエルさんの謎の魚たちは、アクアパッツァになりました。が、見た目がアレ…な上、暗すぎて撮れなかったので、写真はなし。嘘じゃないですよ、ホントに作ったから!ピンキーがw!
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