前回のお話。
氷のように冷たい海で遊んだ後は…鍋料理なんかであったまりたいところですが、夜ゴハンは初夏のシチリア料理ばかりです(当たり前)。
漁師さんから直接買った巨大なイカのフリットや立派なカンパチのオーブン焼きなど、毎晩地元の魚介♪キッチンを担当してくれるとても優しい友人の彼氏が腕を振るってくれるので、邪魔しないようにw言われたことだけやるスタンス。玉ねぎ切ったり、お皿並べたり。
そんな中、ボンさんは友人彼氏にベッタリつきっきり…。
ほんと…危ないし邪魔だから、どいて欲しいんだけど…。家でも同じ…よくない習性だと思うものの、習性を修正しない飼い主の責任です…。
この日は、リパリ島からやってきたマグロちゃん❤。
庭のレモンでタルタルにして、あとはタタキ風にサクッと焼きました。
コントルノは、フィリクーディ風ポテトサラダ”インサラータ・フィリクダーラ”。
ポテトとトマトと赤玉ねぎと、
塩漬けケッパーとオレガノ…。
あれ?どっかで聞いたことがあるけど…?
あ!
パンテレリア島のサラダと同じやないかーい!
でも違うらしい。
だって、材料の産地が違うから。
イタリア人も料理に対するこだわりが凄いです。全国津々浦々、南のはじ〜の離島からアルプス山脈の麓の街まで。イタリア全土でこだわってる感じw。
パンテレリア島の塩漬けケッパーは、ブランド品として認知されていてとっても美味しいですが、フィリクーディ島のおばちゃんが漬ける塩漬けケッパーもなかなか。
ちょうどこの時期は、島のケッパーが満開でした。
オレガノもこんな風に屋根に吊るして乾燥させます。
収穫直後で緑色ですが、乾燥すると薄い黄緑っぽい感じに。もんのすごい香りです。
さて、タルタルが出来上がった模様。
しかーも今回はトロ部分のタルタル!
超激ウマっ!
でしたが、
ちょっと…
閲覧注意画像www。
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※ボンさんのエサではないです。
ダイニングテーブルは外(島の基本仕様)。電気をつけると、もーね、もーーーーーね、すごいんですよ、虫が。見たこともない、知りたくもない多種多様の虫たちが、祭りかっ!ってくらい集まってくるんですねー。そりゃそーでしょうけれども、無理無理無理!!!!!
ってことで、夕食はキャンドルのみ。
しかしそれは、ロマンチックではなく致し方なく。
そして、オレンジ色のキャンドルライト✖︎トロの赤=缶詰に入った角肉煮(要するにボンさんのエサ的な)という見た目になることが証明された次第。
真っ白なお皿に小さく洒落た感じで盛って、美しいライトの元に見れば、多分ひと皿8000円くらいは取れそうな逸品でした。
タタキ風マグロ…。
塩胡椒✖︎極上オリーブオイルでいただく牛肉煮、いやマグロのタタキは、これまたサイコーでした。
お料理撮影は、ライティングがとっても大事なのです!という話でしたw。しかもマグロの”赤”ってキレイに撮るのが大変〜。
ボンさんは、塩胡椒してないタタキ焼きをいただいてご満足してお休みされました(オリーブオイルはかけます。犬にも良いらしいので)。
続く。
コメント
わ~~、極楽みたい
>accaesseさま
ふふふ、ふふふふふ。…みたいw。ふふふ。