パレルモのタクシー メーターを点けない運転手さんが提示した金額は…

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どうも皆さま、ボンジョルノ♪

湿度たっかい!気温は30度くらいしかないのに湿度が80%。日本みたいですよ(懐)。

そんな湿った週末、待ち合わせに遅れそうで、タクシーに乗った時の話です。

まったく来ないバスに嫌気がさしてタクシーに乗る

昨日、とあるイベントがあり、友達と待ち合わせをしたのですが、微妙に遠い。グーグルによれば、2.2km徒歩30分…汗だく必至。

農家のおばさんが行き倒れてる…(湿度が高いからドライをかけると寒がるので、空調が難しい…)

ピンキー(夫)は仕事でいないし、じゃあバスか…と調べると、ちょうど良い具合のバスがありました。

18時の待ち合わせで、家の前のバス停を「17:43に通る」と。グーグルすごーい♪と信じて待ったけど、全然来ない!もう一度調べなおしたら、「次のバスは21時」と出ました。はぁ?

さすがのグーグルもパレルモの路線バスはアレなのね…普段、バスに乗らないから、、、うっかり信じてしまった。

友達に電話をすると「何かしらのバスを乗り継いで来て」と言われたけど、暑いし湿ってるし、蚊に刺されるし、もう面倒くさくなった!ので、近くのタクシーステーションからタクシーに乗りました(イタリアに流しのタクシーはいないのよ)

「ボナセーラ!〇〇通りの19番まで」

スーッと走り出したタクシー。100mくらい走ったところで、タクシーメーターを点ける気配がない。

「タクシーメーター点けて?」と言うと、「15ユーロでOK?」ときました。

いや、OKじゃないですよ?

実際の会話は、「Signora, 15euro. Va bene?」「No, non va bene.」 。Noと返答されると思ってなかったみたいで、ギョとして振り向かれました。

なぜなぜ期のお孫さんに負けたおじいちゃん…

「なんで15ユーロなんですか?メーター点けて欲しいんだけど」と言うと、運転しながら「メーターつけるより安いから〜」と言います。

絶・対・に、そんなことはない。

パレルモ市内のタクシーは、メーターを点けずに10ユーロ、15ユーロなど、テキトーな数字を言ってくるケースが多いので、キリも良いし、まあいいか。とだいたいOKしてるんだけど、、、どう考えても15ユーロではない距離だったので、ちょっと聞いてみたわけです。

「なんで?なんでわかるの?10ユーロくらいでしょ?なんでメーター点けないの?ルールですよね?」となんでなんでと聞きまくっていたら、

「よし、わかった!
…じゃあ、無料でどう?
それなら良い?」

は?そんなことってあるw?!

なぜなぜ期の孫に「なんでなんで」攻撃されて辟易したおじいちゃんみたいになっちゃった運転手さん…提示額、ゼロってw。

「えーなんで?それで良いんですか?ダメですよね?仕事ですよね?え、これ仕事じゃないのw?」とお孫さんが質問し続けてる間に、到着(近道してくれたのもあって、5分弱でした)。

開けてくれたドアから降り(スライド式のドア)、このまま無料で去って良いのか?どうか逡巡しつつ、運転席にいたおじいちゃん、いや運転手さんに「無料でも私は全然良いんですけど、どっちにしても、メーターを点けない理由を教えて」と聞いてみました。もう気分は、ハイジ。だって、どう言う了見でメーター点けないのか、長いこと知りたかったし。

メーターを点けない理由が嘘くさい

おじいちゃんは、開けた窓から「だって、観光客にもっと乗ってもらいたいから、キャンペーンのつもりで言い値でやってるんだ。メーターより安いはずだから。例えば、今だって、、、メーターなら17ユーロくらいで、それを15ユーロに割引して…」

んなわけあるかっ!(苦し紛れに変な嘘をつき始めたおじいちゃん)

「いやーナイナイ。絶対、メーターの方が安いでしょうw?それに、もしメーターで17ユーロなら、それならそれで気持ちよく払いますよ」

「そう?パレルモ市内からモンデッロだって、メーター点けたら70ユーロくらいになるのを、50ユーロでやってて…」「あら!ホテルでタクシー呼んでモンデッロまで、メーターで40ユーロだったけど?」

そう、つい先日、お客さまとご一緒に市内のホテルからバイバイブルースへ…タクシーで行ったばかり。帰りもチップ込み・夜間料金込みで50ユーロだったのでした。どっちもメーターのお値段。

空港がー駅がーなどなど…不毛な会話の後(そもそも市のタリフがある)、「観光客は、必ずメーターを点けてくれる運転手さんの方が、安心感を持って乗れるから、その方が利用者増えますよ。発想が逆ですよ」とお伝えし、10ユーロを差し出すと…(さすがに無料では乗れない)。

運転手さんは、「もらえない」とか言い出しましたが(え?なんでw?とまた聞くw)、まあまあチップですよ、受け取ってくださいよ。と渡して、無事お別れしました。

変なアジア人に絡まれた。って仲間や家族に話しているかもしれないなぁ…。

呼ぶとだいたいきっちりメーター点けるし、Uberは値段決まってるし。タクシーステーションのタクシー運転手にこの手合いが多い気がしますが、“ボリ方”がナポリのタクシーと比べると可愛げがあるかもw(低額で)。

▼前回のタクシートラブルは、ナポリ

って、微笑ましくもなんともないし、面倒だからやめて欲しいですね、ホント(運転手さんも面倒だったでしょうけど)。

まあ…待ち合わせには間に合ったし、納得のいく値段(?)で乗れたので、今回は良しとします。

どうぞ、納得のいく良い月曜日を!
Buon lunedi!

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