ボン、シチリアの小さな町で初骨事件 前編
今回は、海もコワい、バルコニーもコワい、近所の広場が唯一...
ボン、シチリアの小さな町で初骨事件 後編
<前編> ボンちゃん、初めての骨体験後、シチリアの小さな...
初骨事件(血便騒ぎ)の完結編です!
あちこち情報を取り寄せ(イタリア流に主に口コミ)、比較的近くて優秀と噂の獣医さんを初訪問しました。
初獣医さんで初注射…艶を失うボンちゃん
病院と言えば、保護施設での最終チェック以来。匂いが同じなのか?グッタリしながら緊張気味のボンちゃん…。ああ、艶がないねぇ…。
診察の結果は、気管支炎と消化不良。抗生物質を注射して、処方箋を出してもらいました。
獣医さんには、「こんな仔犬に骨をあげるなんて!」と言われました。火が通っているとはいえ、まだまだ消化機能が弱いから骨、しかも豚の骨なんかダメ!だそうです。そして、1日中寒い中を連れまわしたことも…。
…完全に私たちのせいです。
イタリア人の強引さに負けず、強いイタリア犬に育てよう
毎日の注射と抗生物質と乳酸菌で安静1週間。治療が始ると、みるみる元気になっていったボンちゃん(涙)。
血便もすぐとまり、咳も治まって、やっと仔犬らしい顔に(鼻たれてるしw)。
…引き取ってからずっと、アンニュイな雰囲気を漂わせる仔犬だな。と思っていたけど、それは、緊張と保護施設でひいた風邪が長引き、体調不良のせいだったのかもしれません。
…ドン↓と悪くなってガッ↑と治して、雨降って地固まる…ですが、仔犬は気を付けないとすぐ死んじゃうそうなので…本当に無事でよかったデス…。
主に強引なイタリア人相手に、自分の意見を押し通すのが面倒くさくなるときもしばしば。「もーいーよ、はいはい。好きにしてくれー」となりがちなのですが、ボンちゃんについてはダメ、絶対!ですね。。。面倒くさがってる場合ではなく、ちゃんとしなくちゃ。心底反省し、飼い主の心構えができた出来事でもありました(特に”対イタリア人”・苦笑)。
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