どうも皆さま、ボンジョルノ♪
朝起きたら、ちょうど国葬が始まったところだったので(朝7時)、TwitterでちょいちょいLiveをのぞきながら、朝ゴハンでした。
イタリアでは、どんな風に報じられたか、ちょっと見てみましょーう。
安倍元総理の国葬のイタリア報道
と、言っても…実は、あまり詳細が報道されておらず(まあ、総選挙直後ですしね)国葬の様子動画+ミニコメントみたいなカタチが多めでした。
そんな中で気になったコメントがあったのが、イル・ファット・コティディアーノ誌。
7月8日に殺された元首相の最期のお別れが行われた。昭恵夫人が運ぶ元首相の遺骨が、日本・東京の日本武道館に到着。物議を醸した国葬に国内外の要人が出席した。
式典には、イタリア高等教育省の大臣クリスティーナ・メッサと元首相のマッテーオ・レンツィの姿も。
え?レンツィ?!選挙はw?
イタリアから誰が参列するのかなー?とは思っていたのですが、なんとレンツィ元首相が参列してたとは…。全然ニュースでやらないから知りませんでしたよ!
でも、FBではイタリアにいるんですけど?
ん?あれ?
でも、Twitterを見ると、
Renzi in Giappone(レンツィは日本に)で、
話してる人が多数いました。
開票中に出発したとか。
日曜選挙→火曜日参列。
なかなかハードなスケジュール。
ところで、メッサ大臣は高等教育省のサイトによると、
※イタリア高等教育省は、Ministero dell’università e della ricercaで、日本に相当するものがなく…直訳すると「大学と研究の省」になるので、高等教育省という呼び方にしてみました。
大臣は、イタリア政府の代表として日本の元首相の葬儀に参列。また、10月1日に開催される多国間イベント、欧州日本科学対策フォーラムと科学大臣円卓会議に参加。日本の主要な学術・科学機関との会合・訪問が予定されている。
と、ありました。
それにしても話題にならなさ加減が印象的なほど…。増上寺の葬儀は、相当報道してたんですけど。まあ…選挙もありましたしね。。。
日本では、国葬賛成派・反対派はさまざまのようですが、どちらの意見も尊重しつつ、どちらも納得できるような論理的な説明が曖昧なまま、情緒的に押し切った感を香らせてしまう…分断に頓着しない政府の姿勢が怖いなー。と思いましたよ。
なので(?)どっちかと言えば、”分断しない方向でうまくまとめる手腕のある政治家が出てきてくれないものか派“です!なんじゃそりゃw。←イタリアも〜。
ルッジェーロ2世なんて、人種も宗教も違う3つの文化をまとめたんだもんなーすごいなーとまた感心してしまうわけです。
と、同時に伊丹万作の「戦争責任者の問題」をまた読んでしまったりするわけです。
ではでは、どうぞ良い水曜日を!
Buon mercoledi!
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