シチリアの州都パレルモから日帰りできる、ニューシネマパラダイスの村はいつでも人気。
取材やご案内や…でたびたびお邪魔しておりますが、今回は日帰りツアーでご案内してまいりました。
驚異のアンチエイジング!30年経っても変わらない村
秋ムード満載の村は、ワビサビが香ってまたひとしお。油絵のような雲がダイナミックです。
しかしまー、この村はいついってもお変わりなく…。映画公開から、30年経っても同じ趣をキープしていることに驚かされます。
30年ってすごい年月。肌も衰えれば、白髪も増える。ある種の驚異的なアンチエイジング村ですね。なんかご利益はないもんだろうか?
たまに変わるのは、市役所に併設されているプチ博物館の、
ご担当の方w。この日は、鼻メガネ風の陽気なおっちゃんでした。
「これ、映画館のシーンでモノ売りが使ってたヤツ。持ってみる?」
あっ!”触るな”って書いてありますよw!
自転車もアルフレッドが被っていたという帽子も好き放題に手に取り、記念撮影をさせてくれました。劣化するし…あまり良い事とは思えませんが、「良い」と言うならやらせていただく・笑。
映画の面影を追ってのどかな村散歩♪でトト弟に遭遇!
小さく可愛らしい村のあちこちに残るロケ地を巡りながらお散歩すれば、フォトジェニックなおじいさん。
「俺、いくつだと思う?」と言って話しかけてきてくれたりして(知らんがな…)とても村の人たちがオープンで優しい。
村の風景も優しくて、なんだかおとぎ話の世界のようです。
映画のロケ地めぐりではありますが、のんびり過ごして、ただただ癒されるだけ…でも訪れる価値はありそうです。
映画撮影中にスタッフや役者さんが拠点にしていたお店でランチをしていたら…
トトの弟さんが登場!
(っていうか隣のテーブルで食べていました)
面影ある!
撮影時のトトさん(兄)5歳。弟さんは2歳だったそうです。
ハードは変わらずともソフトは変化を遂げているんだな…(とちょっとホッとするw)。
過去の夢のような映画の憧憬をめぐりつつ、そこで続いている「今」との出会い。とても不思議な感覚でした。
そう、あの映画の続きみたい!
出来立てリコッタチーズを頬張りながら、改めてしみじみしてしまいました。
▼こちらのツアーでご案内させていただきました♪
というわけで、絶景を眺めつつ”後半”へ続く。コルレオーネ村へ〜。
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