どうも皆さま、ボンジョルノ♪
じわりじわりと深まる秋。食欲と並んで芸術の秋でもあります。先日のオープンエア生モーツァルトだったり、何かと何かが街のどこかで行われています。
パレルモ市街を少し離れたモンレアーレでも、今週はSettimana Musica Sacra di Monreale(モンレアーレの聖なる音楽ウィーク)なるイベントが開催中。※人数制限のため事前予約制です。
まずは、サン・マルティーノ大修道院のパイプオルガンコンサートに行ってきました!
モンレアーレの隣の山間に佇む静寂の大修道院へ
モンレアーレの山の斜面に広大な敷地を持つサン・マルティーノ修道院は、ベネディクト派の大修道院。パレルモからは、車で約30分くらいの道のりです。
現在イタリアでは、車には家族・同居人以外は3人までしか同乗できません。友人二人はなーんとこの寒空の中、バイクで山を登ってきましたよ…。
ひっそりとした山間に佇んで、オレンジ色に染まる修道院に、続々と車が集まってきてました。なんだかまるで、秘密結社の集会のようなw。
コロナ感染対策バッチリで聖なる音楽を
車を停めて、いそいそとコンサート会場となる教会内部へ。
意外なほど時間厳守で厳か〜に始まった(どうしたw?)コンサートの演目は、ジローラモ・フレスコバルディ、フランシスコ コレア デ アロークソ、そして、J.S.バッハ。ザ・バロック音楽の夕べです!
▼ちょっとだけ雰囲気をおすそ分け〜♪
修道院で暮らす修道士たちも、しっかりマスク姿!
シチュエーションもシチュエーションだし、ちょっと浮世離れが過ぎるし、パイプオルガンが響き渡る中で、ちょいと脳がトランスしかけましたが〜「ハッ!」と現実に戻してくれた修道士さんw。
オルガン下のドアから現れたイケメン修道士さんは、白マスク派。
うん、でもやっぱり黒マスクが修道士の冬服にも合うかしら。
などと、マスクファッションチェックとかやっていても、やや異次元感は残るイタリア暮らし…。いったいいつの時代のどこにいるのだろう?と、時々わからなくなりがちです。
ちなみに、こちらの修道院は、希少な中世の紙の修復技術を伝承するなど、文化的学術的にとても重要な修道院のひとつ。昼間にも、じっくり訪れたいものです。
▼続き。最終日のモンレアーレの大聖堂のコンサート。こりゃまた大迫力でした!
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abbazia
アバッツィア
大修道院
コメント
ボンジョルノ!
はじめまして。
山間に佇むabbaziaでのパイプオルガンコンサート!!
素敵ですね~。本当に羨ましいです。
わたしは夏からパイプオルガンのレッスンに通い始めたのです。ですから、嬉しくてコメントさせていただきました。
カトリックの信者でもあります。いつかは、修道院に宿泊して、祈りの毎日を送りたいと思っているのです。
素敵なブログ、ありがとうございました。