古い世界が終わるときは油断大敵?パレルモZACのアートイベント・オープニングパーティにて

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どうも皆さま、ボンジョルノ♪

昨夜、背中がつりました(大笑)。というのも、昨日、金曜日のオンランツアーのリハーサルだったのですが、例のOSMOがね…。

でも、だいぶ操作方法を間違えてたことが発覚!腕が痛い(そして背中がつる)のは、重いせいでもなんでもなく単に操作方法を間違えてたせいだった模様…。OSMOサイコーw。

明日は、コレです。

受け付けはギリギリまで可能らしいですので、よかったら!

マスクはなしだが握手はグー

さて、一昨日は(背中がつる前)パレルモの巨大アートスペースのZAC(Cantieri culturali della Zisa)で、(パレルモでは話題の)アートイベントのオープニングパーティでした。

もう、なんだかマスクしてない人も多かったー^^;(コロナって終わったんだっけ?)!でも、強固にマスクしたままでいたら、マスクなしの友人知人は話すときにマスクしてくれたのでよかった…。握手は相変わらずフィスト・バンプ(ドラえもん式グー握手)だったけど。

今回は著名なイタリア人アーティストのメルツご夫妻がパレルモ市とコラボレートしたイベントでした。が、閑散とした趣の展示はむしろ評判が良く、「改めてココのスペースの美しさが際立った」という声も聞こえたのが面白かった。

話題ももう、コロナやワクチンの話は出なくなりましたねぇ。

古いものが終わりかける時の不安感…グラムシの言葉が興味深かった

何がよかったかって入り口に展示されていた、Alfredo Jaarのネオン(上の方の写真の赤い文字)。アントニオ・グラムシのフレーズを使った作品に惹かれました(フレーズに)。

Il vecchi mondo sta morendo.
Quello nuovo tarda a comparire.
E in questo chiaroscuro nascono i mostri.

意訳:古い世界は死にかけている。新しいそれの登場はまだだ。この光と影の間から、怪物が生まれるのだ。

Antonio Gramsci

※グラムシがこの言葉を発した時代背景と政治思想はちょっと置いときますよ。

古いものが終わりかけ、新しいものが到着する前の不安感。不安定なタイミングを利用して現れる怪物に気をつけろ!ってな感じですが、うん、こういうことあるよな〜と感銘を受けました(今、この作品をセレクトしたセンスよ…)。

例えば、コロナは終わりつつあるようだけど、新しい世界はまだか?このどっちつかずの不安定な雰囲気に飲まれてるとき、怪物…新変異株が生まれるの?!とかね。

何にでも応用可。

恋愛でもいーかもね。この関係は終わりに近づいているけど、新しい出会いはあるのだろうか?と不安になってる時に付け込まれやすい。とかねwww!

格言じゃないけど、格言っぽい。

アート作品は、別にどう楽しもうと勝手なので。謎の果物と野菜展示とグラムシのフレーズを楽しんだ夜でした。

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