ラグーザでボン散歩の続きです♪
と、言うわけで強烈に急な階段を降り、ラグーザ旧市街(下)のイブラで友人に見放されw…呆然としましたが、気を取り直してエネルギー補給です。
こだわりがないようである揚げたてアランチーナ
友人が御用達にしている店に行け。っちゅーことで、行ってみました。地元の若者が夜な夜な集ってる趣が香る(←好きなタイプ)アランチーナの専門店。
ラグーザは東岸だけどカターニャみたいに「アランチーノは円錐形なのだ」とかパレルモみたいに「アランチーナは丸いのだ」とか変に意固地なこだわりはなく、丸も円錐形もありましたw。でも、オーダー直後に具を入れてカラッと揚げる出来立てアランチーナはとても美味。
いろいろ頼んでみたけど、ボンさん用にはないんですよ…。
「それ、ください…」
いつもの「ください光線」もなんだか切なさ増し増しですねぇ。相当美味しそうな匂いがしているのかな?
その可愛い顔はなんなの?!とつい何かあげたくなりますが、ダメです。人間が食べるものはワンコには塩分高杉君。
「困ったわね。アナタにあげられそうなものがないわ〜」と色っぽいシチリアーナも言ってます。
ラグーザ発のアランチャータ(炭酸オレンジジュース)!最近”地元産”系ビオ炭酸飲料が増えてきてますよ。
優しいイケメンのオーナー君(26歳)がお水をくれました。
コップでw。
行く先々でよくコップでお水をいただくんですけど、ヒト化が進むボンさんだけに、もうヒトに見えてるのかしら(ないないw)。本人も気にせずコップから普通に飲みます。
ドルチェでさらにエネルギー補給して、いざ上のラグーザへ!
デザートも地元で人気らしい可愛い〜お店へ。お店の方がすでに美味しいお菓子を作りそうな雰囲気で安心感が漂います。
「俺は…カッサティーナにしようかな」
ご近所のシニョーレに便乗してオーダーしようとするボンさん。聞いてませんよ!
可愛い店は危険。お土産爆買い&爆味見させていただき、そして爆食してエネルギーを補給したら…あの…急坂(登り)に挑みます。
…ラグーザ旧市街(上)ってあの上なんだけど。
見上げるだけで、気が遠くなる〜。
ぜんっぜん、みじんも、小指の先ほども、登りきれる気がしませんでした…が、ボンさんに引っ張ってもらい(引っ張り癖も役に立つ!)なんとか登頂!!!
やる気になればできるもんなんだなぁ(…やる気にならないがとても問題ですけど)。
毎日上り下りしてたら相当心肺が鍛えられそう&痩せそうだなぁ…とか言いつつ、エネルギー切れしたので名物のラグーザ伝統フォカッチャで再び補給。
伝統のパン屋さんでしか買えないらしい。見つかってよかった。
消費して補給、消費して補給…のあとの消費がないから太るんだな。そーかそーかと、妙に納得しながら美味しくいただきました。
ひと休みしたらモディカに行くよ〜♪
続く。
コメント
食べ物が全て美味しそうなのはもちろんですが、お菓子屋さんがお洒落すぎます!
暖色系ではなく渋いブルーグレイ・・・リボン巻いたウサギはじめ小物も素敵、さりげない配置も素敵!
お菓子が斜めになってない(笑)
あの建物群に囲まれていたら感覚も自ずと磨かれるのでしょうね。