キューブリック風?!大正時代のヴィッラパーティでカポダンノ2019@パレルモ

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さて、っと。元旦からの恐怖体験で、前夜、大晦日の祭り気分もすっかり失って…忘れかけていましたが今年のカポダンノの様子をご紹介しますね。

昨年は、ピンキーパーリーを開催しましたが、

毎年だと疲れるので、今年はとあるヴィッラ(邸宅)で開催される”メガパーティ”とやらに参加することにしました。

のんびり爽やかに年越し蕎麦で年越し〜と思っていたけど…「皆んなでチェノーネの後に、いくよー」という歳の割に元気な友人に巻き込まれました。流される〜流される〜w。

大晦日は、バブルが香る持ち寄りホームパーティから

で、そのチェノーネ(大晦日の大量に食べる夕食のこと)は友人宅で持ち寄りパーティ。

絶対食べなければならない伝統のレンズ豆は、誰かが持ってくるだろう…と全員が思って、結果、誰も持ってこないw。ということがありましたが、パレルモ料理のスピエディーニやシチリア菓子のブッチェラーティもあり、なかなか豪勢。

特にラザニアが衝撃的に美味しかった!

私は…和食を期待されていたのはわかっていたけど、意表を突いてキーマカレーのパイにしたところ、カレーの香りがプンプンするのに「和食?和食?」と聞かれてうるさかったので、「インド風和食」としておきました。

夕食が始まってから、すでに何回目かの乾杯です。

このテンションで朝まで行くってやっぱりすごい体力よね、イタリア人…

そして、当然踊り出す…。やっぱり踊るんですよ、どうしても。しかも、80年代ディスコミュージックw。←好きです、とても!

踊るわ飲むわ、はしゃいでいろんなこと始める人たち。スイッチ入ると、あの時代に簡単に戻りがち…なのは、世界共通なんですねー。

もう、これでお開きで良いのでは?ってくらい盛り上がっちゃってましたが、まだ年は明けてません。

23時過ぎに、本会場へ移動しました!もう移動するふりして帰りたかったよw。ボン先輩お留守番させてるし

キューブリックの映画みたい…リバティのお屋敷でカウントダウン

パーティ会場は、パレルモでも1、2を争う美しいリバティ様式のお屋敷。築1915年だそうです。エコよね〜古い建物をそのまま使うって。

500人限定(?)のクローズド・パーティなので、チケットチェックをしてから敷地内に入ると、

緑色でしたw。

アダムス・ファミリーっぽいw

そうして、ベース音が漏れる赤いエントランスを開けてもらうと、

赤でしたw。

信号かよ!とか突っ込んでませんよ

で、中は…、

ラスベカスでしたwww。

20世紀初頭の情緒あるヴィッラがただのクラブに…w

しかし、”ハコ”自体が本物なので、重厚さは嫌でもあります。

ハリボテ感ゼロで演出が効いてきます

…コワイから、近寄らないでw!

映画『アイズ・ワイド・シャット』みたいだね

”お屋敷全体が会場”というのも面白い。

光に誘われ、上階に移動してみますよ

お屋敷全体が会場!カウントダウンは2階の個室で

2階は、スタートしたばかりでまだ落ち着いた空間になってました。

この写真の中にピンキーがいるよ

さあ、そろそろカウントダウンですよ、皆さん。

私たちで空いてる部屋を(勝手に)陣取り、持ち込んだスプマンテでカウントダウン準備!

一応、準備は良い

そして、チンクエ、クアットロ、トレ、ドゥエ…、
アウグーリ!!!

で、惨劇w。

スプマンテを激しく降って、そこらじゅうにまき散らしましてね。なんなの、なんの優勝なの?っていうか、子供かっ!ベタベタになるんじゃ!とギャンギャン騒ぎの中での年明けとなりました…。

どんな年明けやねん!神聖さゼロ。

100年前の陶器の便器に、オレンジを飾って?!

カウントダウン後は最高潮に爆音を響かせたDJルームへ。音楽の趣向を変えた2つのDJブースが設けられ、お好みの方で踊れる仕組みになってました。

もう、ホント、ただのクラブw。話し声は聞こえないし、喉はガラガラ。

落ち着いた空間なんか、もう…どこにも…ない。

へべれけになった人も出てきた3時頃、「私を休ませろ!」とイライラしてきました。今年の初イライラ。空腹、眠い、疲れた。そんな時にイライラしがち。

そんな中で、やっと静かな空間を見つけました!

はい、トイレw。

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ひっろーーーーーー!20畳はありますね(単位が、畳w)。冬の入浴は自殺行為だな

こちらのお宅はもう誰も居住しておらず、イベント会場として貸し出しています。まー住みにくいわよね〜改装しないと。文化財だから、間取りを変えたり、ましてや取り壊すわけにもいかないので、貸したり、ホテルにしたり美術館になったり、と姿を変えて行くわけですが、いつまでも現役で素晴らしいなと思います。

別のトイレも素敵でしたー。アンティークの猫足のバスタブー❤️!

ひょー。約100年前のインテリアがそのまま。すごいですよねー

男性用の陶器の便器なんかもありましたよ。へ〜。

オレンジとレモンを飾ってシチリアン♪もちろん使用不可ですw

バスルーム見学&ひと休みして元気を取り戻したところで(帰る気力も湧いたw)、ボンが心配だから帰ることにしました。

※ボンさんは年越し初めてのお留守番…。爆竹と花火をどうクリアできるのか、死ぬほど心配しましたが、二重ガラスだし雨戸もきっちりしめてカーテンも閉めて、暖かくしておけば、むしろ連れまわすより安全安心。という犬関係の人々のご意見を参考にして挑戦しています。

クロークまでの道のりに、会う人会う人にアウグーリの挨拶と仕切りの悪いクローク行列のおかげで、
帰ると決めてから、1時間経過…(だから帰る気力も必要なんですw)。

行列中、暇だったから仕切りの悪さを撮ってみた↓。

この写真の中にピンキーがいますw

そして…朝方、家に到着すると…、

ボンさん!元気に待っててくれました!ああああーーーよかった!

今年初めて会うね❤️!と熱い抱擁し、2019年の朝日が昇る頃、やっと…初眠りです。。。

あー疲れたw!

さ、お正月周りの話はおしまい。明日から平日感高いブログに戻る予定です♪今年もどうぞよろしくです!

コメント

  1. しんしん より:

    ありとあらゆる香り&人いきれにむせそうになったところで、20畳トイレの冷気&十分な酸素に息を吹き返し、「よし、だいだい見た」に頷く自分がいました(笑)文章と写真で十分な追体験!疲れた~!

    • sawabon より:

      >しんしんさま

      あはは、ホント「よし、だいたい見た。撤収〜!」って感じだったんですよー。
      追体験でも疲労感を感じるこんな夜、実体験ではいかほどか、ご想像ください…(朝鮮人参の助けが必要)w。

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