感じ悪いジジババに遭遇〜モヤモヤを黒い願いにかえて地中海を渡る

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どうも皆さま、ボンジョルノ♪

パレルモは少しだけ人が減っていて、駐車しやすくなってました。パレルモはバカンス地だけど、地元の人はまた別のバカンス地へ…。

今年は旅行する人も多いようで、パレルモ空港も2019年を超える利用客数になっているそうですよー。飛行機、去年から乗ってないな〜。

飛行機より船に乗ってる回数が多いな。。。ってことで、今回の帰りの船の話!

チンチアさん
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パレルモ行きを待つ港で嫌なジジババに遭遇

フィリクーディ島からパレルモへは、高速翼船アリスカーフォで約2時間半。1日1便が往復してます。

さて、出発の朝。朝9時過ぎの船に乗るため、ちょいと早めに港に着いて、バールのベンチで朝ゴハンのコルネットを食べながら、アイアンを探しておりました。

▼アイアンは島のボスだよ!

遭遇したらやだなー…また2人で海に入られても困るし、気が変わって喧嘩になっても困るし。などと心配したけど、まだ出勤前らしく、不在。

そうか、島から出て行く人(犬)はノーチェックなのかw。

アイアンのいない朝の港バール前

出航時間が近づくと、バール周りにもゾロゾロと人が増えてきて、ベンチの日陰はぎっしり満員御礼。

私の座っていた横のわずかな隙間(50cmくらいでしょうか)にも、訛りから推測するにミラノあたりから来ていそうな、おばさん&おじさんがグイグイはまってきました。

おじさんは半分落ちてるし、おばさんは私に半分乗っています。

まあ、混んでるし仕方ないけど暑いな…。

混む前は、俺も座ってたんだ

足周りには、トローリーやバックパック。長いバカンスの大荷物がひしめいていましたが、ふと気づくと、そのジジババが自分のトローリー(金と銀)を引き寄せるために、私たちの荷物をトローリーで押し続けていました。

全体的に非常識なジジババだな。と思って間近にあったババの顔を見ると、唇がアレでしたw(あーお察し…)。

焼け過ぎて乾燥した縮緬状の肌に、ジャラジャラとバングル重ねづけ。手も足も爪はびっくりショッキングピンクです。薄いブルーのリゾートワンピから出た組んだ縮緬足は、細い皮のサンダル。

いかにも過ぎるw!ジジの方は、ジャケットに革靴。

あーこれは…シチリアの歴史や文化には興味がなく知らないのにシチリアを語り、クソまず着色ピスタチオジェラートを美味しいって言っちゃう系の人たちだな。と仮認定しました。

(現地では気の毒に思われてても気づかずにエラソーにしていられる系とも言う。要するに繊細さがない)。

ギリシャかサルデーニャの80年代ごろに建設されたベルルスコーニ好みの劣化5つ星ホテルにでも泊まって、大人しくエセレブしてれば良いのに、なぜこんな島に…。

まあ、それは余計なお世話というものだし、あまり関わっても仕方ないので、密着するババのお尻から逃れ、船着場の方に移動してみると、ちょうど乗船行列が出来始めたところでした。

日陰からボン先輩を押し出しましたね、アナタ?

流れで並んでしまったけど、太陽にさらされた船着場。行列の真ん中あたりに一つだけ、パラソルが立ち、日影を作っていましたが、そこには子供たちが座ってます(当たり前ですね)。

あと10分くらいだし、大人だしw、大丈夫か。と思ったけど、場違いな毛皮を着たボンが、ハァハァしてるので、子供たちの中に紛れさせてもらいました。

そこへ…きましたよ!
金と銀のトローリー!

するとどうでしょう。混雑する行列に紛れてそれとなく、パラソルの下に入ってきました。ちゃっかりが人生のテーマか!

そして…
端っこで遠慮深く座っていたボン先輩を…
圧で日向に押し出した…。

はい?

ボン、おしっこかけろ!縮緬足を潤してやれ!と願うも、カラカラで出るものは一滴もなさそうです。

ワナワナしながら、圧でボンを押し戻し、ピンクの爪にボンがお座りしたので「あーら、すみませーん♪」とか言ってたら、パレルモ行きが到着。

金と銀のジジババは、まーた当たり前のように、行列に紛れて先に乗船しようとしていましたが、「犬を!早く!」と言ってくれた船員さんに促され、お先に失礼♪♪して乗船。船員さんGJ!

晴れないモヤモヤを黒い願いに変えて

とっとと下の階奥の最も揺れないツウ好みの席を陣取り、涼やかな旅が始まったので、ほんともうどーでも良かったんだけど、全体的にモヤモヤが残る。。。

ひと言言ってやりたいところでしたが、なんて言う?

具体的に”コレ”って言えるような迷惑はされてないから、なかなか難しいケースです(が、よくあるねー)。「全体的に感じ悪いですよ」とも言えないし「そんな風に生きてて楽しいですか?」とも言えないし。

マスクを外して、バナナを食べる人。コロナ禍の密室では、健康的なのか健康を害してるのか不明。本文とは関係ありませんw

なので…黒い願い(もしくは呪い)をかけましたw。

どうか!太陽に焼け過ぎて白髪か金髪かわからない潤いが一切ない髪に、チューインガムがつきますように!

金銀トローリーで犬のウンコ(柔らかめ)踏んで、車輪に入り込んで取れなくなりますように!

パレルモで、どこでも食べられるのになんとなくその気になって食べるボンゴレのパスタのボンゴレに、石が入ってますように!

「じゃあさ、じゃあさ、こんなのは?」と、よりくだらない呪いをかけた方が勝ちとばかりに、呪い合戦をする夫婦を乗せた船は、地中海を飛ぶように走り、

ピンキー(夫)の足を枕に爆睡…熱中症になってないと良いけど…

2時間半後、無事にパレルモに入港。

テクテク歩いて久々の我が家に帰り、「あーやっぱり家はいいね」とか言っちゃって、今回のバカンスは一旦終了した次第です♪

ボンを日向に押し出したあたりで、ほんっとムカついたので、今日は久々に毒を吐いてみましたがー読んで嫌な気分になったらごめーん。まーでもさ、嫌な人に「ウンコ踏め!」とか願うことって普通にあると思うの。それのもっと詳細版って感じw?

ストレスプチ解消には、オススメです(くだらないw)!それくらいの呪いなら大丈夫、自分に返ってきたりはしないから!←自己責任でお願いしますw。

ではでは、良い日曜日を!
Buona domenica!

コメント

  1. ヤムヤムママ より:

    初めまして 何時もこっそり拝見していいます。
    ボンちゃんを押しのけたって とんでもない人です。
    元犬飼いなので犬が暑いのが苦手なのを知っています。
    私なら胸ぐらつかんで海へ叩き落としてやりたいです。
    が 小心者なのでやっぱり呪をかけます(≧∇≦)
    お腹が痛くなるとか ツルッパゲになれとか。
    ボンちゃんの海中の顔を見て ほっこりしました。

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