一触即発?!ヤバすぎ!島のボスVSボン先輩

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どうも皆さま、ボンジョルノ♪

最近、暑すぎるので、日の高い日中は避けて、海は夕方だけ。

夕方の海は脱力感に覆われて、のどか〜♪ですが、そんな海辺で…肝をガッチガチに冷やすことがありました(泣)。

港近くの駐車場で島のボスに遭遇!え?どうするの?

島の移動は、いつものようにモトリーノ。

「ランランラーン♪今年も耳がパッタパター♪」とのん気に海に向かい、

毎年恒例の3人乗りで、今日は温泉ビーチではなく気分を変えて港の海にするよー

さあ、着いた着いたと駐車場に停めていると…。

ボスが来た〜!!!
あー!ボン先輩、放し飼いだったー!

今年の島を仕切ってるボス、名前はアイアン。青い目の男。

ボスは、野良犬ではなく、山のパスティチェリアの息子さん。

毎年、増えたり減ったりしながら、島の犬ヒエラルキーは再構築されますが、今年は、こちらのアイアンが島を仕切っているようです。

特に縄張りにしてるのは、人の往来が最も多い港界隈…。

ボン先輩は、到着時にチラリと会っただけで、ご挨拶がまだでした。。。

ここで「ボス、お邪魔してます」と低く頭を下げれば(お腹を見せれば)済むんだけど、ヤツもたいがいオレ様系の犬。

お互い首の後ろに逆毛を立てて、お互いガリガリに牽制し合って、「おぅおぅ、この際、順位をハッキリさせとこーじゃないの」みたいなムードになってしまいました!

雄犬同士、順位づけは彼らに任せるとは言っても…

ところで、雄犬同士が遭遇した時の取り扱いを念のため。

プチ雄犬豆知識

俺様系の雄犬同士が遭遇した場合、リードなしで自由に絡ませて順位をつけさせた方が良い場合もあります(※)。リードをしてると、繋がる飼い主を自分の力に計上して考えるので、より好戦的になり、むしろ危険が増します。

※注 ただし!これには多々条件があります。
・犬同士がリードなし状態に慣れている。
・犬の扱いに慣れた人たちが周りにいる。
・近くに小さい子や犬が怖い人などがいない。
・広い場所であること。
などなど。さらに、飼い主がビビってはダメ。飼い主のビビった状況を悟られると、犬興奮=無駄に喧嘩が激しくなるから。「声出すな!」「ビビるな!」が原則。

…多分、日本ではあまり参考にならない豆知識ですよね〜。でも、イタリアでは、どこに言っても雄犬界隈では聞く話。こんなこと街中ではやりませんよ〜。田舎ならでは!

そんな条件揃えてまで、順位つけさせる意味ある〜?!

とか思いますけどね。今後のトラブルを避ける、またボン先輩の社交性をより高める(もう十分高い気はするが)などの理由で、じっと見守ることにしました。

っていうか、もうすでに遭遇しちゃってるから、もはや介入不可!なんだけど。

願いは…ボン先輩が大人になってスルーしてくれること…。

ボン先輩の初島バカンスの時にもこんな場面が…ボン先輩が子犬過ぎてスルーされました。彼は美しかったなぁ…。

血まみれになる可能性は捨て切れませんから、内心ビックビクです。

でも、キャーキャー言って近づいたら、危険。まさに読んで字の如く”ドッグファイト”(戦闘機じゃないですけど)が始まってしまうので、見守るしかありません。

島犬、しつこいぞー

遠くから平静を装い、「ボンちゃん、行くからねー」と静か〜にスタスタと先に行く(ふり)をしてみる…。

つられて、ボンがついてきてくれれば=スルーしてくれれば(祈)!

振り向くと、ボン先輩がアイアンから離れて、こっちに向かってます。
よく出来た飼い犬!よし!

が、アイアンもついてきた〜〜!

ちょっとしつこいわよ、アンタ…

「おいおい、逃げるのかよ。マンマが呼んでるって?ハハハッ!」と、乾いた笑い…はしませんが、ピーンと尻尾を立ててボン先輩を挑発…。「なんだとぅ?!グオラッ」となったら、ダメよ!ボンちゃん!と心の中で念じる。。。

すっごい緊迫感ですよ…(泣)

あーヤバイ、あーヤダ。もうほんっとどーすんの、これ…。

ピンキー(夫)が、「まだ大丈夫。ボンの尻尾が平行だから」と冷静に分析。

ビーチに降りよう。でも、荷物は置かないよ。荷物を置いたところにボンが来て、そこにアイアンが来たらヤバイからね、わかった?さ、行くよ」。

それは、荷物(ヘルメットとか日焼け止めとかタオルとか)を置いたところ=ボンが我が家と認識→そこにアイアン→完全にテリトリー侵害でボン先輩ガチキレする可能性大。ということです。

なるほどーと、ピンキーの後についてビーチに降りました。

追い払うなら今!を逃して、万事休す!

チャンスは、2人の距離が離れた瞬間。そこで人間さまがアイアンの前に立ちはだかり、強く追い払う。

そんな瞬間を待ちつつ、ビーチで荷物を持ったまま2人を見守っていると、ボン先輩が気づいてこちらに向かおうとしてます。アイアンとちょっと距離ができそう。

チャンス到来?!
早く!ピンキー(夫)、早く!追い払って!

と思ったのもつかの間、
アイアンもこちらに向かい始めてしまった…。

そして…、
ボン先輩が私のそばに来た時、
すぐ後ろにアイアンがっ!

これは最悪パターンですよー。

アイアンが私に近づいたら、ボン先輩ガチキレ必至(愛だね)。キレたらキレ返されて、ガチギレ雄犬同士のドックファイトが始まってしまう!

万事休す!!!

犬同士の決着のつけ方が斜め上

と思った瞬間、アイアンが向きを変えて、
海に向かって走り出しました。

え?

そしてそれを追いかける、ボン先輩…え?

えええー?!海の中で順位付け続けようっていうの?!

ん?

あら?楽しんでる?

あ、出てきた。

俺たち、友達♪

おいぃぃぃぃっ!

なんか…仲良くなってました…(最悪、参戦する覚悟で握り直したヘルメットがガタリと落ちて、石の上を転がる…)。

なんでしょーか、これは。可愛い子には旅をさせろってやつ?案ずるより生むが易し?思いもよらない展開で脱力したけど、ホッとしましたーーーーーー(号泣&脱力)。

しかし、犬同士ってすごいですね。
彼らなりの関係性があるんだねぇ…。
任せてみるもんだ…。

その後のボン先輩へ続く!

どうぞ良い木曜日を!
Buon giovedi!

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