どうもー皆さま、ボンジョルノ♪
まあまあ涼し目だった夏も、今週は激暑になるらしいシチリアですよー。
やはり来たか…。毎夏のことですが、シラクーサ界隈(南東)が40度超え予想で、パレルモ(北西)は35度くらい。5度違うって結構大きいですよねぇ。同じシチリアでもいろいろです。
さて、激アツといえば、参院選。イタリアでも(ちょっとだけ)ニュースになってました。
久々更新の今日は、サンタ・ロザリア脱出バカンスの話でもーと思ったけど、それは明日にして、イタリアのニュース記事をご紹介しまーす。
”東京も「トランプ効果」に屈服。右派:参政党が躍進”
というタイトルのコリエレ紙から。
与党連合の支持率を低下させた要因は、お米のハイパーインフレ、保護主義、タックスフリー。そんな中、インフルエンサー政党が、日本が攻撃的なポピュリズムのレトリックに耐性があるという考えを否定した。
タックスフリー?のところで、ちょっと「え?」とはなりましたが、なかなか面白かったので読みます。
日本は、トランプ主義や、欧州のある国々で成功する右派ポピュリズムの影響を受けていないように見えたが、今回の参院選で異なる見解を示した。今や、東京にもトランプ効果が現れている。外国人、米価高騰、そして関税。与党の敗北は、これらに対する有権者の不満に起因する。
日本の国政は、退屈に見えるほど長期的に安定してきた。多くの首相が辞任し、頻繁に内閣が交代してきたことを考えれば独特の安定だが、政権は、主に中道派の自民党に握ってきた。退屈という感情は、多くの国民に共通したのか、7月20日(日)に行われた参院選の投票率は、30%にも満たなかった*が、与党には痛手となり、石破首相就任以来、国政選挙で2度目の敗北。自民党主導の政権が、両院で過半数を失うのは史上初だ。
野党は、依然として極めて分裂しているが、その中で最も注目すべき動きは、右派、もしくは極右政党である参政党の台頭。この政治現象については、後ほど改めて触れる。
*投票率は、50%台後半でしたよね。日曜日にちょっとフライングして書いてたのかもですねー。投票率の影響は大きいと思いますが…まあ、置いといて、続き!
日本人を苛立たせる免税制度?
与党連合の支持率低下の原因のひとつは、「米のハイパーインフレ」。前年比で最大70%も上昇した主食の価格高騰は、コメ価格の維持、つまり生産者の所得維持を目的とした長期的な減反政策(農家は自民党の伝統的な票田)や最近の干ばつや不作が影響している。もうひとつは、「保護主義」。トランプは、販売制限せざるを得ない程の米不足にも関わらず、輸入制限の継続を希望する日本を繰り返し批判している。
さて、「ジャパン・ファースト」を掲げる参政党のスローガンは、どう作用するのか。
昨年、3,700万にも達した外国人観光客の急増は、米などの生活必需品の高騰にわずかながら影響を与えている。「我々の寿司に手を出すな」…。
いや、オーバーツーリズムが日本人を苛立たせる理由には、「免税制度」もある。欧州にもVAT免税があるが、通常、購入時に全額支払い、出国時に還付されるが、日本は寛大だ。質の高いサービスへのこだわりと消費者の利便性を重視する文化に偽りなく、パスポートを提示すれば即時割引が適用される手厚い制度となっている。物価高の中、隣の外国人観光客が同じ商品を安く購入できる屈辱。日本人は、大きな不満を募らせる。
えーw!たしかに、ユニクロやビックカメラの”免税レジ”があって、「あら、便利!」と外国人の長蛇の列に紛れましたが、その状況に不満を募らせてる人がいた?!…とは思えないんだけど、どーなんでしょう。イラつかせてるのは、マナーの悪さやルールを守らない人が多いことじゃないのかしら。…ま、いいやw。先に進みますね。
外国人に関しては、参政党は、移民受け入れに反対の立場をとっている。現在、日本在住外国人はわずか377万人。総人口1億2300万人の約3%で、アメリカ15%、欧州連合10%と比べれば、非常に少ない。日本の支配層には、出生率低下と高齢化の解決策として、国境解放を推奨する人たちもいるが、参政党は、他の場所でも多くの問題を引き起こしてきたこの政策の流れを食い止める防波堤になると主張している。
関税問題においても、選挙結果へのトランプ大統領の影は色濃く、第一期トランプ時代に有効な関係を築いた故・安倍元総理の偉業を、石破氏は再現できているようには見えず、関税交渉は現在も難航。緊迫した状況が続いている。さらに、中国による軍事的脅威に対する米国の防衛さえ、もはやかつてのように期待はできない。こうした状況が、石破政権への信頼性を損なっている。
日本にいるイタリア人研究者の分析
最後に、日本におけるトランプ主義現象について、日経アジアに掲載された早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士課程在籍のイタリア人研究者ロメオ・マルカントゥオー二氏の分析を紹介する。
”参政党は、反グローバリズム的で極右ポピュリスト政党として、日本の政界シーンを席巻。扇動的なスローガンを掲げ、SNSと陰謀論に満ちたメッセージを巧みに使い、全国的に急速に支持を集めている。消費税といった長年の懸案よりも、移民問題に焦点を移し、「日本は優遇措置を享受する外国人で溢れている」「外国資本が国家主権を侵食している」と訴える同党の比例代表投票における支持率は、与党自民党に次いで、2位。
日本は世界的なポピュリズムの波を逃れたとする声もあるが、参政党の支持率の高まりを見れば、日本が攻撃的なポピュリスト的言説の魅力に免疫を持っているという見方は覆される。
参政党は、安倍政権末期の2020年に設立された。2022年の安倍元首相暗殺と、自民党右派内での権力の空白が、その勢いをさらに加速させたと考えられる。早稲田大学高等研究所のロバート・フェイヘイ氏と共に、すでに“反グローバリズム政党”を名乗っていた2022年の初当選以来、参政党の研究を続けており、その出版物、YouTubeチャンネル、財務諸表、政策の進化などを追い続けている。その主張の根底には、『国民から富を奪い、無力化するために暗躍する国際金融資本やグローバリストの陰謀』という構図がある。”
というわけで、参院選での参政党の躍進は、世界でも報じられてますが、イタリアでも各紙で紹介されていて、注目の高さが伺えました。「日本よ、お前もか」的なところがありますから。。。

ちなみに、余計な感じのする免税の項。私の注目はそこです(ウソw)。「俺たちの寿司を食うなー」ってw、どこかで誰か言ってたのかしら。っていうか、外国人観光客の増加でお寿司より、醤油の消費が増えたのでは?と思う。←ものすごいお醤油つけるじゃんw?
ではでは、どうぞお寿司で良い火曜日を!
Buon martedi!
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