幸せな人生とはー港で出会った初対面の船員さんの無駄話

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どうもー皆さま、ボンジョルノ♪

金曜日が公現祭でお休みだったせいか、気分的には昨日土曜日が日曜日っぽかったけど、今日も日曜日でなんだか嬉しい3連休最終日です。日本は明日が「成人の日」で3連休ですね。

3連休って好きなことの上位100位以内には入るくらいには、好きです(80位くらいかな)。

ボン散歩コースの港風景はいつ見ても穏やか

日曜日っぽい土曜日の翌日の日曜日(もういいって)、ボン散歩コースの港界隈は日曜日らしく平穏でした。まあ、いつも平穏だけど。

ボン先輩の健康維持のため(主に筋肉キープ)、天気の良い日はできる限り走らせることにしていますよ。だいたい毎日天気が良いけど。

パレルモは、”すべてが港”って意味の古代ギリシャ語パノルムスが街の名前の語源だけあって、今も海沿いはすべてが港。巨大クルーズ船から定期船、貨物船からヨットまで、いつも何かしらが横行してます。

老若男女がワッセワッセやってる

カヌーもよく練習してる。健康そうな人たちの様子を眺め、ピンキー(夫)が「始めたい」とか言ってるんで…笑ってます。絶対始めないくせにw。夢見るのは自由。

定期船のおっちゃんたちがいつも暇そう

ボン先輩の散歩コースは、エオリア諸島やウスティカ島など近海の島々と往復する高速翼船乗り場あたりです。

冬の間は発着本数が減るので、入港した後、次の出航時間まで…船員たちがとーてーも暇そうですw。

▼こんな感じ

いや、船の整備などしていますので、暇そうwとか言ったら失礼かもだけど…実際暇そう。

エオリア諸島行きは夏季だけだし、ウスティカ島行きは朝と夕方の2便だけ。ウスティカ島を同時刻に出た船がパレルモに到着し、夕方島に帰る(もしくは逆)というルーチンになっているそうなので、実際、暇なはず(決めつけw)。

船のおじさんのひいおじいちゃんは、崖から落ちたそうですが…

芝生あたりでのんびりしていたおじさんに、なぜかボン先輩が急にワン!と吠えたので(犬かと思った?)「すみませんね、悪気はないんですよー」と謝りに行ったんですが…。

謝りついでに、「ウスティカ島は、この時期どーですかー?」なんて聞いたら、島の素敵なところから年越しカウントダウンの話になり、そのうちご家族の話になりまして。

お母さんがパレルモの出身だとか、ジーオ(おじさん)がティレニア海の船乗りだったなどなど、親戚一同の話が止まらなくなり、挙句、ひいおじいちゃんとひいおばあちゃんまで。

ひいおばあちゃんがランペドゥーサ島出身で、ひいおじいちゃんとパレルモで出会い…そのひいおじいちゃんは、ある祭りの日に酔っ払って崖から落ちて、足を大怪我した。そうです。

そうですっていうか、でwwww?ですよね。

読んでる皆さんも、面白くもなんともないと思いますが、目の前で聞いてる私もまったく面白くなかったですw!

イタリアでこういう見ず知らずの人に、親戚一同の話をしてくれる人はよくいるので、今までも何度となく見ず知らずの人の親戚一同の話を聞いてきましたが、何一つ覚えてない。そもそもコンセプトがよくわからない。

変にマウント取るような自慢話でもまったくないってところがミソで、すこぶる平坦な、すこぶるほのぼのとした話なので、興味も湧かない代わりに悪い気もしないので、楽しそうに話すし、つい「へー」とか「ほー」とかつい相槌打っちゃうせいもあるかもしれませんが。

まあでも、船員さんのシンプルな人柄と仲の良さそうな家族が、地中海にぽっかり浮かぶウスティカ島で平和に暮らしてるってのがよくわかって、ホッコリしたので良し。

美味しいゴハンと美しい自然と程よいゆるさの職場と仲良し家族。人生はコレだな。と思ったりもします。

あ、船員さんは家を買って修復中だそうですよw。こんだけのんびりしてて家一軒買えるならいーわよねぇ。90平方メートルの夏用テラスがあるんですって。

有益な情報もあった

ひいひいおじいちゃんの話まで遡ったら、島にお呼ばれされかねないので、「あー犬が走りたいみたいなんで〜」とボン先輩のせいにして、お別れしました。

俺は別に走りたくはないが、そんなふりをするのはやぶさかではない

彼からの有益だった情報は、とあるコマンダンテ(船長)の勤務予定。

コマンダンテも交代制ですが、中に1人、犬連れコマンダンテがいるんですよ。フレンチブルドッグのオス。

港に降りた時に、思いっきり芝生で放し飼いにするから…ボン先輩とかち合わないように気をつけなくちゃいけないから。彼は今、クリスマスバカンス中で1月11日に戻るとのこと。来週は気をつけよーっとw。

ではでは、どうぞのんびりした良い夜を!
Buona serata!

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