奥さまは、花係!配偶者の呼び方についてー日本語は大変だ

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どうも皆さま、ボンジョルノ♪

今週末もイベントでしたが、今回はあたくし欠席しましたの。

行かないことで心配は募りましたけど。

何が心配かってアナタ、監視の目が少なくなることで、大量の訪問客に何か壊されるんじゃないか?!ですわよw。

ま、これはピンキー(夫)のキュレーターが行くって言うので大丈夫そう…でしたが、解決しなかったのは、花。です。

毎週末、花を活けまくり

そもそもこのイベントでは、家とピンキーの個展を目的に来るんだから、「別になくったっていーじゃない」と言っていたのだけど、ピンキー(夫)のたっての希望で、と言うか、「家に花がないなんて!」と言う謎のホスピタリティ(それが貴族というものか…)、毎週末大量の花を飾ることにしてるわけですが…。

天井高7mに対抗(?)する花って相当なゴージャスぶりじゃないとアレなんじゃ?と思うのだけど、その辺は“ご家庭感が出て良い”そうなので(こだわり方がわからない)、普通に飾っておりますが、まー数が多くて、結構面倒くさい大変。

ドサっと仕入れる花を7、8つの花瓶に分割し、あっちこっち走り回って据え置くという作業を、毎週末やってます。

一部をご紹介…。

今週末は、大量のヒマワリと白い菊という不思議な組み合わせが入荷しましたが、「頑張ってねー」と送り出しましたw。

その後どうなったかは、あえて聞いてません。知らぬが仏スタイル!

結婚相手はなんて呼ぶのが、正解?

ところで、結婚相手やパートナーのことをなんと呼ぶのが”昨今の正解”なんでしょうね?

今日のブログタイトルに「奥さまは…」と書いて、あ〜これはある人にとっては「はい?(イライラ)」な感じなのかしらねー?などと、ふと思ったりしました。

というのも、ジェンダーフリーが叫ばれる昨今、自分の配偶者を、主人や旦那さんや嫁や奥さんなどと呼ぶと、主従関係はない!と言った趣で、こじらせた展開になるケースもあるようなので(たまにSNSで揉めているのを見かけます)。

ご主人さまよりバリバリ稼いでいながら「主人がお世話になってます」って言う人もいるし、嫁の後ろに傅きながら「うちの奥さんが」とい言う人もいる。事実婚でも「嫁」呼ばわりする人だっている。。。

日本語の単語の意味が薄くなりつつある昨今においては、さほど気にすることもない単なる記号、ニックネーム的なものでしょうけど、取り方によっては、さまざまな憶測を生むという点で、日本語はとてもデリケートですよねぇ。

イタリア語は、モーリエmoglie(妻)とマリートmarito(夫)しかないから、楽。

しかも、自分の配偶者も第三者でも、同じです。

※表現としては、他にもconsorteやconiugeなどがあります。”一般的な会話の場面”ではあまり使わないですが、「他の言い方もある」ということは、一応お伝えしておきますね〜。

言葉の醸すイメージや発祥の背景文化、関係性まで学ばないと、なかなか使いこなせない日本語を学ぶ外国人は、大変だわねー(日本語話せてよかった♪)。

日本語も、自分の配偶者は「妻」と「夫」が、いわゆる平等で憶測を呼ばない呼び方になるのだと思いますが、さて、第3者を呼ぶときは?

「〇〇部長の奥さん」とか「▼▼さんのご主人」など、未だジェンダー香る呼び方が良しとされてますよね?

いずれ、第三者向けの平坦な呼称が出てくるんでしょうか。

日本語の繊細さや日本の文化習慣風習の独自性が、世界の大波に飲まれて、変に壊されないと良いなと思ったりもしますよ、時々。希少なトリブーとして生きていく道はないのか、などと思ったりw。

「奥さま」が醸すイメージ

で、先日、日本からの旅行者さまの個人旅行コーディネートをさせていただいたのですが、たまたま、平日にスポンサー絡みの団体が訪問する機会があったので、良かったら…と、このちょっと珍しい家にご招待したところ…、

ある場面でこの旅行者さまが、私のことを仕切りに「奥さま」と連呼されましてねw。

Oh!奥さま!

私の中で、「奥さま」が醸し出すイメージは、決して陽気なアメリカの魔女ではなく、太宰治の「斜陽」のデカダンス

▼Kindle版は無料よ!

質に入れて弟のドラッグ代にできるような高価な着物(本文より)ではなく、ユニクロのパンツにコンバースという出立ちでしたが、18世紀の貴族の夢の跡が留まる館とシンクロして、なんだか耽美で良かった…。

ので、タイトルの「奥さまは、花係」は「奥さまは、魔女」の方ではなく、結核で倒れる方の奥さまをイメージしていただけると、という話でした!(えー違う違うw)

長くなっちゃった。
最後まで読んでくれてありがとう!
どうぞ良い火曜日を!
Buon martedi!

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