絶景に絶叫が響いた…カプリ島のソラーロ山リフト

どうもー皆さま、ボンジョルノ♪

カプリ島取材裏バナシの続きでーす。

カプリ島のアナカプリは高台だけど、もっと上へ?

カプリ島にあるアナカプリ地区は、山の上の町ですが、何気なく…もう一段高いところがありまして、それがソラーロ山。

いや、もう十分高いところにいるのだから、何もこれ以上、高いところに行かずとも…と思ったけど、アナカプリ地区の皆さんの誰もが、「登った方が良い」「素晴らしい景色だから」と言うし、カメラマンさんもすっかり行く気なので…仕方なく、登ってきました…リフトで。

ゴンドラとかロープウェイなら良いんですが、リフトですよ、リフト。それは要するに、ぶら下がった椅子。怖い!

スキー場で何度も乗りましたけど、落ちても雪があるから大丈夫な感じがしつつも、どうも嫌でした。

アナカプリ地区の中心地にあるリフト乗り場。イタリア語でリフトは、Seggioviaと呼びます

「安全装置はあるのかね?!」と聞けば、「お腹の前にクイッと下ろすバーはあるよ。ゆるいけど」と言われ、「じゃあ、ズルッとお尻が滑ったら落ちますよね?」「ああ、落ちるね」「…落ちる気しかしませんね…」「大丈夫、落ちないから」

なぜ言い切れる…。
こう言う時のイタリア人って、
本当に雑ポジティブ。

なんの助けにもならない不毛な会話だとわかってますが、一応、確認しつつ、いざ、乗りました。

つらい15分の後には、たしかに絶景が!

ぐるぐる流れるぶら下がる椅子。おじさんたちの助けを借りて、それ!と乗る。

グラン…と前後に揺れつつ、滑り出すと、地面から離れてブラブラする足元が心許ない!

足の表情から、不安が伝れるでしょうか

肝心の命の椅子が妙にデカくて、左右前後のスペースが余計不安を掻き立てる。もっと狭くて良いのに。世界標準のお尻は、そんなにデカいのか!

サンダルの人は、手に持たされます。落ちるから

と、世界のお尻の大きな人全員に腹を立てていると、降りてくる人たちが、あまりに平然としてるので、私もちょっと冷静になろう。お尻じゃなくて別のことを考えよう。と思っていたところに、ちょうど取材のアポ調整の電話が何本かまとめてかかってきてくれて、要求の多いうるさい人たちに、イライラ対応してるうちに着きましたw。

人の都合(リフトに乗ってるっつってんのに)を考えない一方的なイタリア人も、たまには役に立つもんです。

ああ、地面!地上に足をつけられる安心感!

そして、たしかに絶景!

ファラオーネも見える。奥の方には、ソレント半島も

そうねーリフト怖いけど、怖くない人には怖くないでしょうし、まあオススメっちゃーオススメですね。リフトといい、タクシーといい。なんかアトラクション感高いです、カプリ島。

とかなんとか、余裕な気持ちになったけど、下りがまだあるのよね…。

あそこでグルグルしてるぶら下がる椅子に乗るのですよ…

徒歩で降りようとしたけど、相当時間がかかるとのこと&膝が痛そうなので、まさに清水の舞台から飛び降りるつもりで、下り線に乗りました…。

行きはヨイヨイ、帰りは…は、リフトのことか!

ぎゃあぁぁぁぁ!!!

イヤァァァ!

ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

向かいが空席なのも余計怖い。落ちた?

くだり、下見えすぎ。リフトの罠ですね。

下の駅に到着しても、リフトの流れは止まらないから、係りのおじさんたちに腕を掴まれ、引っ張り降ろしてもらいます。うまく降りないと、また登ることに(恐)。

ものすごい魂を消耗して、降りた時はヨボヨボでした…。

「おかえりー!」アナカプリ地区の看板犬。ボン先輩の代わりにモフモフを補給させてもらってました

あー無事で良かった、自分w。

さて、カプリ編取材裏話はここまで。後日、取材こぼれ話でまた!

ではでは、どうぞ地に足のついた良い日曜日を!
Buona domenica!

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