パリッとした皮目が勇気をくれたイブのディナー

そうもー皆さま、ボンジョルノ♪

本日12月26日、イタリアはサント・ステファノの祝日。今日も今日とて、悪天ですw。

毎年、クリスマスは、泳ぐ人も出るくらいポカポカの陽気のパレルモですが、今年はなぜか、雹に次ぐ雹!

瞬間的に街の風景が白っぽくなり、あら、ホワイトクリスマス?ってなもんですが、それは雹w。バラバラ当たると痛いし、全然ロマンチックじゃないし、

もーとにかく寒い!骨に悪い!今も寒い!

ボン先輩も一緒にリストランテへ

今年は、左手がアレだし、落ち込みがちで、、、気分的にとにかく盛り上がらないので、盛り上がらないついでに、本来のクリスマスらしく真夜中のミサで神聖な気分に浸る計画をしてましたが、あまりの寒さにドタキャンしてしまいました。

が、ミサ前のディナーはしっかり行けましたので〜、美味しいもの=欲望>天気>ミサとは、なんと煩悩に塗れた子羊めっ!

ジュビレオで聖なる扉をくぐらなければ…などとは、まったく思わない仏教徒ですが、動物愛は聖フランシスコ並み。

お気に入りの犬陶器と可愛いアミューズ。パネッレとブロッコリーのクロッケー

クリスマスにお留守番なんてさせられないので、もちろんボン先輩もご一緒に。となると、ボン先輩も行き慣れたモンデッロのバイバイブルースになる仕組みです。

犬共々お世話になってきました。

「グリッシーニください」

ホント、いつもボン先輩を歓迎してくれて…良いお店。

まあ、イタリアの料理店はほとんどだいたい犬OKなんですが、良いクラスのリストランテは、気合入れたお客さまも多いしw、何かやらかさないとも限らないので、気を遣ってしまうから…犬用席でのびのびさせてもらえて気軽なんです。。。

とてつもなく美味しかったカンパチの塩焼き!

さあ、今年のしっかりシチリア料理の食べ納めにしようと、好きなメニューばかりをアラカルトで片っ端からいただきました!

大好き!スズキの炙りをトマトの酸味とカッぺりの旨味を効かせたポテトソース
エビとリコッタのタルト まろ味のあるチーズとエビがプリプリクリーミー
魚介の出汁が餡かけのよう絡んで滋味深いモチモチのパッケリ

中でも、このリッチョーラ(カンパチ)、サイコーでした。

爽やかなレモンソースがシチリアン

パリッと塩焼きにした皮目とふっくらした身。焦がしたレタスの苦味と炭化の香ばしさが加わって、「あーこういう焼き魚が食べたかった!」な一皿でしたが…、

皮目をパリッとを切るには、やはりナイフが必要で。。。

今までの料理は、右手フォークだけで行けたんだけど。。。

1ヶ月ぶりに、左手がフォークを持つ姿をご覧ください

なので、このタイミングに、とうとう左手にフォークを持ちましたよ!1ヶ月ぶりー!重いわー!

クララ、フォークが持てたわ!この状態から動かないけどw

フォークで、グッと押さえ込むほどの力は入れられませんが(痛い)、「添える」と「運ぶ」は、なんとかできることを発見w。

▼ショートブレッドからフォークに進化(食べ物に釣られる左手…)

「なんだ、やればできるんじゃん」的な感覚が自信にもなり、怖くて始められていなかったセルフリハビリを始められそう。

パリッとした皮目のおかげで、さらに一歩前進!ありがとう、皮目、いや、シェフ。

6種類のチョコレート♪は、右手だけで…左手は休憩

そうして、25日は私の指導のもと、ピンキー(夫)が手作りミートソースでオーブン焼きパスタなどを作り、ピンキーパパ(義父)の介護施設を訪ねるなどして、Natale con i tuoi(クリスマスは家族と)なイタリアっぽいクリスマスも味わいつつ、後はNetflix三昧!のまったりクリスマスを過ごしております。

リハビリは明日の平日からにします。

どうぞパリッとした皮目で良い金曜日を!
Buon venerdi!

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