「パレルモって幸せのマトリョーシカみたいだね」と友達が言った街で

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どうも皆さま、ボンジョルノ♪

昨日今日と、イタリア上院下院議長選挙があり両議員とも、FDIとLEGAから選出されました。いよいよイタリア新政権のメンバー選出が近づいてきましたなぁ…

昨日の上院議員議長選では、ユダヤ人でアウシュビッツ収容所から生還したことで知られる終身上院議員のリリアーナ・セグレさんが議長を務め、投票用紙を読み上げ、新議長となったラ・ルッサ氏(FDI)の名前を呼ぶという…なんとも歴史的に皮肉な状況となり、(一部で)話題でした。

というのも、ラ・ルッサ氏は元ファシスタだから。不当な人種差別で過酷な経験をし、家族を失った方が、約90年後に読み上げたその名前にチラつく、ファシズムの影…。

もうあんな時代には戻らないで欲しいですが、どうなるかわかりませんね〜(怖)。

超長期滞在した日本からの友達のパレルモの感想は…

さてさて、こちら、パレルモ空港内に描かれたウォールアートです。

和むw!!!パレルモの子供達が描くウォールアートプロジェクトの一環です

到着ロビー階の奥、増設されたチェックインカウンターCの横にあります(出発ロビーA、Bは2階だけど、Cは1階)

日本から来てくれていた長々滞在していた友達が、先日、とうとう出発しましてね(涙)。お見送りに行った時に眺めた壁です。

留学でもない超長期滞在w。覚えたイタリア語はSiとかGrazieとカンノーロやアランチーナくらいで、残りは全て英語で通していた気楽な彼女でしたが、パレルモ(と島)にすっかり馴染み、

「パレルモって幸せのマトリョーシカみたいだねー!」と、

言っていたのがとても印象的でした。なんだかとても可愛くて。

開けても開けても、幸せが出てきて(海とか太陽とか歴史とか親切とか美味しいとか自然とか…とかとか)夢のようだったそうです。

パレルモ空港のウォールアートに見送られて

でもそれは…私が友達のために作ったマトリョーシカとも言える。お膳立てよ、お膳立てw。裸一貫で来たら…開けても開けても毒ヘビが出てくる場合だってあるからさ。

と言えば、まーそりゃそーだけど、それにしても素敵。ということなので、基本的な好みがほぼ一致する友達が、新鮮な視点で体験して素敵というなら、やっぱり素敵なとこなんだろうな、と改めて思ったりしてるところです。

吹き出しの中にシチリア語で「ここ、パレルモにいるよ」と書いてある

実際は、「そーかぁ?」と思うことの方が当然多いですけどw、まーどうせここにしかいられないのなら、時には脳を騙して無理やりにでも、今いる場所を「素敵」ってことにしておいた方が良いに決まってるのでそうしますよ。←なんじゃそりゃw。

住めば都とはよく言ったもので、慣れ親しむと愛着が湧くのもあるけど、そう言い聞かせることが人生にとっては大事とも取れるかな、などと思ったりしたことを、友達が出発してしまい…ガッカリ寂しい気持ちがちょびっと薄れてきた今、ボン先輩の麻酔が覚めるまでの待ち時間で書いてます。ぎゃー!

どうぞ良い週末を!
Buon week-end!
ボン先輩に幸あれ(涙目)!

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