映画「パーフェクト・デイズ」に癒されました

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どうもー皆さま、ボンジョルノ♪

大腸内視鏡検査バナシをしようと思ったんだけど、ちょっとその前に。映画「パーフェクト・デイズ」を観てきたバナシ。

観ました?日本ではもう終わっちゃったかな。

ヴィム・ヴェンダース監督×役所広司って、それだけでもう素敵

今年2回目の日本の映画@パレルモです。

▼前回は、世界のハヤーオ・ミヤザーキ。

夕方、一緒に行く予定の友達から「席予約しないとダメかも!」と連絡が来て、急いでサイトを見たら、、、もうバラバラの4席しか空いていない状態。速攻クリックして、バラバラの2席だけが取れました(ピンキー(夫)含めて5人で行く予定だったので、残り3人は断念して別日に)

「…すごい人気だな」と驚きましたよー。

ベッドサイドのランプみたいな灯りが眠気を誘う

サロンかっw!な席数少な目の映画館でしたけど…それにしても、満席とは。なかなか今どき見ない光景です。まあ、ヴェンダースだし?あと、日本に興味がある人が多いってのもありますね。

周りに話す人がいないので(席バラバラ)、パレルモらしくヴィスコンティの映画「山猫」のシーンの写真パネルが飾られた満席のサロンにて、ちゃんと黙ってw鑑賞してきました。

透明ガラスが曇りガラスになるトイレにざわつく

主人公(役所広司)は、東京都のトイレの清掃人。そんなわけで、まー渋谷区の面白いデザイントイレが、PVかってくらい続々と出てくるんですけど、出てくるたびにザワザワ〜w。

特に、カチッと電源を入れると透明ガラスがパッと曇るヤツ。あれが特に人気(=ザワつき度MAX)でしたよー。

しかしあれなんですか?わたしゃ、入りたくないですけどね。落ち着かなさそう。

あ、あと銭湯のシーンもザワついてました。ザワザワ〜「あれが公衆浴場か…」「シャワーがあんなところから…」「テルマエロマエ…」。

いや、ザワつきを調べに行ったのではないんだけどw。

淡々とした毎日の繰り返しの中で、気づく小さなこと

音楽がものすごーく良く、淡々とした暮らしの繰り返しのまるで茶道のような閑寂さ、そして、最後の役所さんの表情にやられました。←ほとんどの人が、エンディングロールが終わるまで席を立たず、しかも大人しく(珍しいw)画面を見つめていましたが、それはまるで、その最後のシーンをリスペクトしているかのようにも見えました。

ストーリーは、一定のリズムで刻む静かな日々だから気づく小さなことの積み重ねみたいな話なので、あまり展開しませんが…。麻生祐未が登場するシーンは「でしょうね」と先読みしてしまったわ。

チラチラ光に踊る葉っぱが、東京下町住宅街の光と入れ替わるところなんか、あ〜人々の日々の暮らしって、ざわめく葉っぱのようなものだなぁ。皆んな(私も含めて)、一生懸命生きてるんだよなぁ。と、その儚さが哀しくもあり切なくもあり。ジーンとしたりもして、

…全体的になんだかものすごく癒されましたよ。。。

映画終わりに再会したピンキー(夫)は、「詩だね、これは。」と言ってました(同意)。そしてやっぱり、役所広司の演技の上手さに感動してた。良い役者さんですねー。

どうぞ癒される良い日曜日を!
Buona domenica!

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