入場までが大変すぎて魂が抜けた…久々のバチカン美術館 ①

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どうもー皆さま、ボンジョルノ♪

すっかり秋の陽光の中、昨日、友人宅で餃子作り会をやりましてね、それはそれは大量の餃子を包みましたw。楽しい…ハマりそう。

昨夜の、そして今日の夕食も餃子の予定です(幸)。

さて、ローマバナシの続きです。

▼前回のハナシ

いよいよメインイベントのバチカン美術館へ!

これから行く方に、もしかしたら役に立つかもしれないプチ情報と独自視点wの見どころを交えてご紹介しますねー。

バチカン市国の壁のカッペリ…の下に

バチカン美術館の混みよう、特に入るのに並ぶ行列の噂は、地中海の果ての島まで轟いており、

並ぶのヤダなーどうしたもんかなーと、ローマ在の旅行会社の友達に相談したところ、

絶対に数日前に予約すべし

とのことだったので、出発前にネットで予約を入れました。ツアーの団体客で混んでるらしい午前は避け、中途半端な14時に。

そして当日。午後1時半ごろに到着すれば良いかしらん。と、地下鉄A線に乗り、最寄りのチプロ駅へ。

※一つ手前の最寄駅Ottaviano駅もクローズ中。

奇しくも過酷に暑い真夏の南中時。駅からバチカン美術館(の壁)までの徒歩10分も辛いのに、目の前に立ちはだかった階段…。

太陽と登り階段は過酷だけれど、人が少なくて…期待高まる!

灼熱の太陽が容赦なく照りつける中、ゼーハー登ってバチカン市国の壁際に到着すると、カッペリ(ケッパー)が降り注いでいましたw。

誰も摘んでないわ!(シチリア人目線w)

その上、塩漬けにするのに最適な摘みごろの蕾もタワワ。バチカンの塩漬けカッペリとか作ったら、売れそうなのにw!

ローマじゃ、塩漬けにする習慣がなかったか、そういえば…。ローマに住んでた時は気づきもしなかったカッペリに見惚れるなんて、人生における視点は、経験によって様々変わるものですね。

そんな聖なるカッペリの下は、人間がタワワ。

昔、よく見た壁沿いの入場行列の比じゃないボリュームの行列

しかしそれは、団体ツアーのお客様行列のはずで、予約済み個人客は、並ばなくて良いのでは?!と花火大会のような人混みの中を前進すると…。

バチカン美術館、予約してもなお、過酷に並ぶ時もある

Oh, No! 個人客用の入り口も濃密な行列!

しかも影がない…日差しの強い午後イチの予約には、予約書と身分証明書のほか、帽子と水が必携です

その上、詰め方がキッツイw。暑いし、早く入りたい人たち(予約済み)が、イライラと前後の隙間なく詰めた行列の息苦しさよ…。

閉店間際のスーパーかっ!

ご案内もろくにないので、最後尾っぽいところを探して並び、前後の人たちの予約時間を確認すると、

13時30分。

え?もう14時過ぎてますけども…?

汗だくで誘導する係員さんもイライラ。暑さと人々が発するイライラオーラに満ちた聖なる美術館…w。

魂が抜けそうになりながら、30分ほど頑張ると、予約書と身分証明書(パスポートなど)を照合してもらえ、やっとこさ入館できた次第。。。

※暑い真夏の午後のある日の様子ですので、別の条件の日に同様な混雑があるとは限りませんが、予約はした方が良いですよ。

その後もまだ長い。音声ガイドの貸出コーナーなどを通り、エスカレーターやら階段やらを、流れに乗ってゾロゾロ登ったり歩いたりしてると、ポンッとした庭に吐き出されましたが…

やっと酸素が吸える…けど、湿気と熱気が喉に絡む

ここどこw?!

もう調べる気力もない(魂は抜け切った)。

激混みの館内の流れ*に混ざる気が起きず、先ずはひと休みしよう。と人のいない方、いない方に歩いて行きました。

*バチカン美術館は多様な美術館の集合体。それぞれの建物が広大な敷地の中で、複雑に絡み合うようにつながっているので、地図を見ても迷う…。多くを望まない場合は、人々の大きな流れに乗っていけば、概ね重要な作品は観られますよ。流れるプールのように流れていく感じ。

これから大量の美術品を見るために、脳の調子を整えないと。

誰もいない馬車博物館が意外と面白かった

そして…ここどこw?!

人の流れと逆に降りて行ったら到着したカフェテラス…急に人が少ない

…バチカン美術館公式サイトのマップやネット上にある各種マップを見ても、ちっともさっぱりまったく全然…わからないw。

バチカン美術館、重層すぎる…(もう帰りたい)。

パンのクズで、導いていただけませんか?

…鳩や雀と戯れて、サン・フランチェスコになってしまいそうでしたが、観光客気分を満喫するために来たのだ!

当初の目的を思い出し、重い腰を上げ、しかし調べる気が起きないので、手っ取り早く、暇そうに立ってた係りの人に、「この後、私たちはどこにいけば…」と聞いてみると、

「この下にある馬車見たら?」とオススメされたのが、馬車博物館Padiglione delle carrozze

歴代ローマ教皇の馬車や枢機卿の馬車を年代を追って展示

クラシカルな馬車から、ジープ、オープンカーに至るまで、なかなかの見応えでした!車好きの人にはたまらないでしょうね。

有名作品を観る大きな流れの”外”にあるせいか、誰もいないのが特によかったw。抜けた魂が戻った。

静まり返る館内に、車の横にポツーンと座った人物が、SP風の蝋人形の演出なのかと思いきや、監視員。

「うわ、動いた!…展示かと思った(汗)」と驚くと、「今は、まだ(生きてます)w」と返してくれたあたりが、とてもローマっぽいなぁと懐かしくなった”懐かしのローマで観光客”ハイライト、バチカン美術館①でございました。

▼続きのハナシ

どうぞ流れに乗って良い木曜日を!
Buon giovedi!

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