9月4日は、パレルモの守護聖人サンタ・ロザリアの命日でした。
「パレルモの守護聖人の日」としては、7月15日と前夜祭”フェスティーノ”がよく知られていますが、こちらは「奇蹟を起こした日」。
▼サンタ・ロザリア祭とサンタ・ロザリアについて
命日は、しっとりと、サンタ・ロザリアが祀られている聖なる山を登るのが、パレルモの伝統&習慣です。
聖なる山の頂上にある洞窟教会で、朝日を拝む早朝登山
聖なる山とは、パレルモ市の北側で、街を見守るように佇むモンテ・ペレグリーノ。ボン先輩やゲーテも登った(一緒にするなーw)小高い山のことです。
山の頂上には、ペストを収束させた奇跡を起きした(ことになっている)サンタ・ロザリアを祀る洞窟教会があります。
▼モンテ・ペレグリーノと洞窟教会の話
9月3日の真夜中にミサ後、9月4日の朝にかけて、この洞窟教会を目指し、ロウソク片手に山の斜面を登る信者の行列が幻想的な様子も見られます。
毎年、行ってみたいな〜と思いつつ、真夜中も早朝も苦手だから、、、なかなか行けなかったのですが…今年は、友達の誘いに乗って、思い切って参加してみることにしました。ボン先輩も!
集合は5時半(-_-)。1時間ほどで登れるはずなので、山頂で朝日が拝める!という予定でした。
が!
全員遅刻www。6時過ぎの登山開始となりましたー(いいぞーパレルモ人!)。
ダラダラ集まった6名+ボン先輩が、ダラダラ登りはじめると…たちまち開ける夜のとばり。

教会のある山頂までは、ゲーテも歩いたらしい石畳の旧道を、テクテクテクテク…途中で、朝が開けてしまいましたw。
周りが明るくなると…実は、周囲に大勢の人たちが登っているのがわかりました(皆んな、寝坊したんだねw?)。しかも、なんだか楽しそう。

「自分のペースで楽しく登れば、それで良し。ご利益も変わらない!」(友人談)
サンタ・ロザリアさんは、”その辺の細かいこと”をとやかく問わない、包容力のあるブッダのような聖人だからだそうですが、いかにも、パレルモの守護聖人らしいですね。
本格的な巡礼は、裸足!でも靴下組も多数!
そんな緩めなご本山詣ですけれども、裸足が信者ならではの本来のスタイル。
道はあるとはいえ、ゴロンゴロンした石畳…。足裏マッサージにしても度が過ぎてるし?そんな信心深くて足の裏が丈夫な人なんているのかしら…。と思ったら、

石畳の真ん中に、ツルツルの部分があり、そこを裸足で行き来するようです。

なるほどー。すると、友人が「私は、靴下で登る」と言いだしました。裸足だと、うっかりすると痛いことになるかもだけど、靴下ありなら安全。と。

そうか、それでも良いのか。なんか中途半端だけどw、できることをやれば良いんですよね。そーかそーかと周りを見れば、靴下派が大ブームwww。

私も真似して脱いでみましたよ。

歩みが遅い靴下派の人間たちを置いて、先をいくボン先輩に導かれ、

神秘的な洞窟教会!そりゃ奇蹟もありそうだ
そして、とうとう洞窟教会に到着!

ここまで靴下で頑張りましたが、お参りの前に「靴下も脱ごう」となり、いよいよ、完全な裸足になりました!

靴下のままお参りする人も多数いましたが、それは、裸足になってわかりました。

めちゃくちゃ床が冷たいw!
足早に見学&お参りしたくなるほどの冷たさ。改めて感じましたが、大理石って冷たいんですねー。

冷たく清々しい朝のサンタ・ロザリア洞窟教会詣。なんか、いろいろ学びましたw。
穏やかな”気”が流れるパレルモ守護聖人ロザリア詣
ところで、サンタ・ロザリアさんは、若いお嬢さん。バラの冠を被っているのが特徴なので、彼女のトレードマークもバラです。ラブリ〜。

詳しい話は上のリンクを読んでいただければ、と思うのですが、ここの教会は、宗教問わずお参りできるのが素敵。イスラムやヒンズーの方々もよく見かけます。
パレルモって、全体的に鷹揚です。そもそも世界遺産の「アラブノルマン様式」は、アラブ・ビザンチン・ラテンの文化を同時に受け入れた奇跡の融合と呼ばれてる歴史の証拠もあり、サンタ・ロザリアさんもなんだかのんびりしてる(寝てるし…)。そんな影響を人々は今も受けているんでしょうね。
ちなみに、ワンコも!抱っこしてれば入館OK!←教会は、基本NG。
でも、外で抱っこすると暴れ馬になるから、外でお留守番です…(家ではベタベタなのにw、超ツンデレ犬)

日の出と同時に行う「日の出ミサ」の予定があったそうなんですが、なんと遅れてw、到着した頃に開始しました(いいぞーパレルモw)。
神聖な日なはずだけど…なんでもありで、なんだかゆるやか〜に時間が流れていた聖なる山詣に、癒されました!

9月4日に限らず、機会があったらぜひ♪いつでもご利益はあるはずですよー(だってそういう場所だからw)。



コメント
竹下氏の姿を見るたびに「靴下派・・・」と呟いてしまいそう(笑)
今日は猪木さんの「昔、”包丁一本さらしに巻いて”という歌がありましたが・(中略)・32(36?)回目の訪朝に行ってまいります」発言に「包丁・・・訪朝・・・ホウチョウ?!」と頭ぐるぐるでしたが、靴下まで追加されパンク寸前!!
>しんしんさま
包丁…訪朝…www。30回も包丁、いや訪朝して何か役に立っているんでしょうかね?
…今、役煮立ってると変換されて、ますます包丁感が高まりました・笑。