さて、アリタリアのスト騒ぎに巻き込まれた結果、パレルモ→ミラノは、LCCの王様ライアン・エアーに乗ることにしましたよ。
早朝便は、窓際席がオススメ!朝焼けのシチリア
もはや、早朝便しか取れませんでしたが、、、そこはかとなく漂う安心感と料金で決定。

ライアンエアーといえば(他のLCCもそうですが)、格安航空会社。19.99ユーロとか9.99ユーロとか、ぱっと見のお値段は「ぎゃー激安!」ですが、席の指定、預け荷物など、オプションをつけていくと、40ユーロ前後くらいにはなりますけど、ともかく安いのがありがたい。
そのお値段に、命を守る料金は込みなのかw?心配になりはするけど、ホステスさんたちのテキパキっぷりは、むしろアリタリアより安心感あります。
3時半に起きて、5時に家を出発。
文句も言わず、空港まで送ってくれたピンキー(夫)と、24時間準備OKのボン先輩に見送られ、定刻通りに飛び立つと、夜が開けてきました!

早朝フライトも、悪くないですね!
周囲のイタリア人たちも、さすがに眠いのか、静かにしてるしw、思わず合掌したくなる風景に静かに感動できました。
ミラノのプンタレッレの自然酵母ピッツァ♪
昨今、「自然酵母」がデフォルト化しつつあるイタリアのピッツァ・パン業界。
できるだけちゃんと出所のはっきりした小麦粉で、自然酵母できっちり発酵が、今のピッツァスタイルです。
グルテンフリーが大ブームになり、もはや定番化してる今、重篤なアレルギーじゃなくても、「もしかしたらグルテン不耐症かも」と気づく(もしくは気にしすぎ?)な人も多く、「小麦粉を食べられないわけじゃないけど、なんでもいいってわけじゃない」に応えるように、グルテンフリーピッツァもしくは、素材、作り方にこだわったお店が増えました。
さて、前置きが長くなりましたが、 ミラノでは、お仕事三昧。イタリアの有名人宅に宿泊するなど…(!)どっぷり疲れたところで、ホッとひと息。ミラノ在の友人たちと、オススメの自然酵母のピッツェリアに行きました♪小麦も石臼挽きー。


北イタリアっぽくフランチャコルタを合わせて…。ちょっと面白かったのが、これ。

懐かしいプンタレッレ!アマルフィ海岸チェターラのアンチョビも美味しかったし、レモンピールが良い香りでした。
ミラノだけど、ピッツァは当然ナポレターナ。

だけど、とても静かに働くピッツァイオーロ(ピッツェリア職人)が北イタリアっぽかったですw。
世界の車窓…いえ、イタリアの車内から!
翌日、仕事を終えたミラノから、ピエモンテ(アスティ)の友人宅に立ち寄るため、久々に「普通電車(レッジョナーレ)」に乗りました。
ミラノからアスティへは、フレッチャロッサやフレッチャビアンカなどの特急で、トリノ駅を経由するルートもありますがちょっと時間がかかります。が、ローカル線を利用すると、逆にサクッとアスティ駅まで行けるんですよー。約1時間半〜2時間はかかるけど。

夜に電車移動は、治安の面であまりオススメできませんが、やむなく20時過ぎの電車で移動です。日本だったら、普通の時間ですけどね。
でも、思いのほか駅界隈は明るくて、まともな人wが多くてホッとしました。さすがミラノですな〜w。

レッジョナーレは落書きだらけ。の印象だったので(ローマは酷かったw)、「ミラノ界隈に暮らしていたら、こんなに毎日…腹を立てることもなさそうw!うらやま〜」とか思っちゃいました。
途中、アレッサンドリア駅でインターシティ(急行)に乗り換えましたが、遅れもなく!スムーズ!

ローマに住んでた頃は、よく乗ったものです。ローマーアスティ6時間とか、ローマーナポリ3時間とか。特にナポリ行きは、面白かった。コンパートメント内で巻き起こるイタリア人生劇場がw。存分に楽しんだ思い出がよみがえります。
今回は、南イタリアのような面白ドラマはなくw、10分でアスティ到着。もっと乗っていたかった!
超穴場のピエモンテ郷土料理のトラットリア
そうして、霧のかかったピエモンテ。
友人宅にお世話になっていたある夜、壮大な田舎のど真ん中にポツンと立つ一軒家のトラットリアに行きました。電灯がひとつもない真っ暗闇の中、ほとんど手探りで到着した店は、コッテコテのピエモンテ伝統家庭料理が自慢。らしいです(事前情報は、相変わらずないw)。
まずは、アンティパストから!


揚げたてのサクサクのパンのフリットが、サラミ合う合う。高脂肪と高カロリーで始まったアンティパストは、止まるところを知らず…。


ジャルディニエラは、ラタトゥユとカポナータを足して2で割ったようなピエモンテの家庭料理です。
ピエモンテ人絶賛の激旨バーニャカウダ
そ・し・て、ピエモンテ人の友人たち、つまり地元の人が絶賛するバーニャカウダが登場ー。

バーニャカウダソース(アンチョビソース)を、甘酸っぱく炒めたペペローニにトロリとかけて…なんでしょうか!この深い味わい!まろやかで、甘酸っぱくて、そしてクリーミー。
やばいです。止まりません!
その上、そんな絶品ソースを、ピエモンテ自慢の仔牛肉のスライス(ストラッチェッティ)に和えて…。

バーニャカウダソースってお肉にも合うんですねー。丼に乗せたら、行列のできる”スタミナ丼屋”ができそうです。
これも止まりません!
取り合いになりましたw。
ニンニク、オリーブオイル、アンチョビ、牛乳で作った自家製バーニャカウダソース。瓶詰めで売って欲しい!!!

全体的に愛情を感じるホッコリ激ウマ料理を作っているのは、どんなマンマかと思いきや、こんなオヤジシェフでしたw。
花嫁募集中だそうです!(世話してくれって頼まれました。自己責任でどなたかいませんか。ただし、自己責任でw!)
モンフェッラートのご当地名物ワイン、「ルケ」を飲みながらダラダラしてたら、バルベーラとサルシッチャのリゾット。気の利くオヤジです。

手作りのボネッをいただきながら、ダラダラしてたら最後の客に。誰もいなくなった店内は、オヤジのリビングと化しました。


居心地良いし、なんたって美味しいし!嫁には行きませんが(既婚だし)、ぜひまた行きたいお店です。
サイトもないアグリツーリズモ「マルゲリータ」のレストラン。地元の人は、「エドアルドの店」と呼んでます。もし行ってみたい(嫁に行ってみたい)勇気のある人は、モンフェッラートで聞いてみてくださいねー。
ミラノからパレルモ行きの飛行機の謎のおばさま
そして、再び空の人。帰りも再びミラノから。夜便でパレルモに戻りました。
美味しいシチリアに戻るのが楽しみだけど、ピエモンテも美味しかった。


食材屋さんのおっちゃんの平和な笑顔は、北にも南にも♪
そうそう、ミラノ・リナーテ空港でボーディング後、予約した席8Aに座っていると、8Bにおじさん、8Cに華やかなおばさまが座りました。満席御礼の機内は大混雑。
すると、後から入ってきた若い女性が、8Cのおばさまと揉め始めましたんですよ。ホステスが仲介に入り、おばさまのチケットをチェックしたら…、
21E
そこにいた全員が、「は?なんで?」となりました。
数字もアルファベットもひとつも合ってないw。
結局、理由は不明でしたが、まったく違う席に座り、予約した人と堂々と揉める力。この力も、何というのか知りませんがw、そんな力を発揮する人が多い南行きの乗り物は面白いです。好きw。
ミラノ・ピエモンテのプチ出張、無事完遂♪


コメント