シチリア島には、見どころいっぱい。東岸の南側には、世界遺産のバロックの街がありますよ。
パレルモから車で、約3時間。内陸部をバヒューンと抜けて…ボン先輩を連れて行ってきました!
ラグーザ初訪問のボン先輩の旅の様子を、美しい風景と美味しいゴハン、郊外の小さな村の話の順でご紹介します。今日は、ボン先輩のラグーザ街歩きと、感動のThe ラグーザの絶景です♪
ラグーザ旧市街は上と下がある!
ラグーザは、1693年の大地震で崩壊した後、後期バロック様式で再建されたノート渓谷の8つの街々のひとつ(世界遺産)ですが、再建のされ方が独特。
新しく丘の上に造りつつ、丘の下の古い街も修復したので、上と下に街があるんですねー。
で、上のラグーザは「スーペリオーレ」。下のラグーザは「イブラ」と呼ばれています。
スーペリオーレとイブラの標高差が結構あり、階段でアクセスできるけど、下りは良いけど昇りは死ぬw。昇りは、車を使うのが心臓と腿の筋肉に優しい感じ。
まあ、なんたって上から見下ろすイブラの絶景が、ラグーザのマストビューです。
上のラグーザの大聖堂に毎朝抗議する犬
イブラは、車の規制があるので、今回、上のラグーザにある友人家族のB&Bに泊まりました。
なーんと、大聖堂が目の前の絶好ロケーション!
人間は「うわ〜!」と感動しますが、ボン先輩はビビりまくりでした。鐘の音が爆音で直撃するからwww。

…とてもかわいそうでしたが(と言いながら笑うw)、そのうち慣れるはず…と放置してたら最後には慣れて、さすが順応性高い!と、これもまた大聖堂の絶景以上に感動しましたよ。←バ飼い主はどこでも健在。


さあ、ここを拠点に、ボン散歩♪上のラグーザ「スーペリオーレ」から、下のラグーザ「イブラ」まで、行ってみましょー!
ラグーザ(上)から旧市街イブラまでの散歩道
ラグーザ旧市街(上)の大聖堂から、下の旧市街イブラに向かう道には、バロックのお屋敷が点在しています。

こういった修復されて何かに活用されているバロックのお屋敷以外は……、
相当な割合で、売り家!の告知が貼られています。

犬も歩けば売り家に当たる。ってくらいの売り家祭り。ちょっと奥さん、この売り手市場、買い時なんじゃなあいw?!
売り家全部買ったら領主になれそうですが、いかが?
本当にびっくりの売り家祭に、とうとうピンキー(夫)が「これらの売り家を全部お買い上げしたら、領主になれるね」などと言いだしました。
「昔は、街を買うと住民がセットで付いてくる!みたいな感じだったけど、今は家だけでお得感はないけど」
TV通販みたいに言うなーwっていうか、まあでも封建社会の頃はそう言うもんだったんですよねー。さすが貴族の発想は違うなw!ピンキー(夫)は伯爵。


と、何気なく生きた歴史を体感しながら、ボン散歩を続けて、売り家以外に気づくことがありました。
ゴミがなさすぎて驚愕する自分に驚愕とラグーザ人の話
ゴミが一個も落ちてなーい@@!

まあ、60万人都市とここまで歩いて5人にしか遭遇しない街と、規模が違うのもあるでしょうけど…。
▼つい先週、パレルモのゴミ事情を紹介したばかり!
…というか、ゴミがないことに驚愕する自分にも驚愕w。どんだけ、ゴミに慣れちゃってるんだ…。普通の日本人なら、パレルモの方に驚きますよね。。。
ラグーザ人が語ってくれた話。
「以前、タバコの吸い殻を捨てようとしたら、火を消すところがなくて。まーいーか、と道路にポイ捨てしたらさ。遠くで見ていた女性が、サーっとやってきて、拾ってゴミ箱に捨てたんだよ!無言で。
「ちゃんと捨てなさいよ!」って怒られた方が良かった。黙ってやられると、いかに自分がダメな人間かって思い知らされるようで…あれ以来、ゴミは絶対に道に捨ててないよ」
子供の頃から、公共場所にゴミは捨てるな。という教育がなされないイタリア…。
ゴミは落ちていても、道徳心の欠片も落ちていないパレルモと比べれば、大人になってからでも気づける人がいるのは良いことですね。
そうしてのんびり綺麗な地面をテクテク歩いていたら、ラグーザ旧市街(下)への入り口に到着!

さあ、降りるよ〜。
犬も感動するラグーザ旧市街イブラの絶景!
広々したノート渓谷に、ラグーザ旧市街イブラが島のように浮かんでるように見えます。

イブラに向かって降りる道は、丘の斜面に沿ったり沿わなかったりしながら階段が続くので、絶景ポイントは数知れずです。
って、ちょっと!

ぎゃあああああああ!やめてぇぇぇぇぇ!
飼い主の叫びが、ノート渓谷に響き渡りました…。
とてつもない身体能力のボン先輩だから、あっち側に落ちる…なんてことは、ないと思いますが、スゥっと血の気が引きました。パニクった叫び声を聞いて、降りてくれましたけど。…早く標高の低いところへ降りましょう!
中世の迷路が残るラグーザ旧市街イブラ
階段をズンズン降りていけば、自動的にラグーザ旧市街(下)のイブラに到着する仕組み。

で、イブラの中心地までは、昇らないと。なんですけどねー。ラグーザ散歩は、歩きやすい靴と丈夫な心配&膝が必須ですね。

イブラは、もともとあった中世時代の道路マップのままに、壊れた建物を後期バロック様式で再建したエリアなので、クネクネした細い路地が入り組んだ街並みに、唐突にバロックの建物がドーンと現れるのが、宝探しみたいで魅力デス。

地図を見ても混乱するだけなので…見ないw!なんとなく高みを目指せば、そこのドゥオモがあるから大丈夫。
シチリアン・バロックの壮麗なドゥオモ
青空によく映える華やかーなイブラのドゥオモ。小さな町に二つも大聖堂があるのは不思議ですね(実際、建てる時にも揉めたらしいですけど。

ドゥオモ内には、ピンキー(夫)宅の天井画を描いた後期バロック時代の稀代の画家ヴィート・ダンナの絵画があります。
犬は教会に入れないので…外に繋いで、人間だけ中に入ったら、もー大変な騒ぎになりまして^^;。
吠えずに泣くタイプの犬、ボン先輩。「フォォォォォ!(俺を置いていくなぁ〜!)」の切ない遠吠え風の叫び声が、静かな町に大迷惑。なので、見学は交代にしました。。。←いつもこれ。いつになったら、独り立ちしてくれるのだろう。
ラグーザの見どころは、ゴミのない地面もw!
ドゥオモの後は、他の教会などをいくつも見学しながら、イブラの端っこ「ジャルディーノ」に向かいました。

いっぱい走って泣いたwボン先輩も、石造りの椅子に座ってひと休み。

そして…ここに迎えにきてくれるはずの友人が、午後にならないと合流できないことが発覚。
「ランチの後に上で会おう〜」
と気軽に言われ、「は?歩いて戻れ、と?」となりましたが、
「大丈夫大丈夫、私も毎日徒歩で昇り降りしてるけど、30分くらいだから」
マジか…シチリアあるある。予定は未定であって決定ではない…。
がっくりしながら、階段を昇るエネルギーを補給しに行きました。
▼今回のラグーザ旅で食べたものの話に続く



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