ボンさんとの保護施設での出会いストーリーの合間ですが~飼い主の平日挟みますよっと。
昨夜のことなんですが!
夕食前に散歩に出たうちの男子2人(ピンキー(夫)&ボン)が、待てど暮らせど帰ってこない。。。
「なんだろ?ダフネにでも会ったかな?」
※ダフネは、ボンさんの幼馴染。近所の犬仲間です。
ピンポーン!
あ、帰ってきた!鍵忘れたのかしら?
と、インターフォンに出ると、
「近所のおばさんよっ!お宅の旦那とボンちゃん、
エレベーターに閉じ込められちゃってるから、
ちょっと降りてきてあげて~」
はぁ?!
慌てて、鍵を持って外に出ると…ええ、たしかに。下の方~でやいのやいのやってる声がするw。
我が家は4階、声がするのは2階。
降りてみると、いたーwwwww!
エレベーターはこんな感じ↓。
金網の中にガラス張りの小箱があるスタイル(どんなスタイルだw!)。スケルトンだから中からも外からも様子が見られて、コミュニケーションが取れたのが救い。
小箱の中から私の姿を見つけ、ミーミー泣きだすボンちゃん。
「緊急連絡先に連絡しなよ!」
「出ないんだよー。かけてるうちに、スマホのバッテリーが終わった。」
「消防署に電話しようか?」とおばちゃん。
イタリアでは、こういうとき消防署が対応してくれます(日本でもそうなのかな?)。
連絡くれた近所のおばちゃんは、パジャマ姿のまま出てきてくれた上、かつ、電話片手に消防署に電話しようとする最中、ピンキーがエレベーター会社の番号の下に、携帯番号を発見(なぜよく見なかったんだか…)。
電話番号を読み上げ、おばちゃんが電話してくれ、珍しくすぐに出てくれた相手に(イタリアでは奇跡!)興奮気味に説明を始めました。
「今、男性と犬が閉じ込められてるんだけど、
2人とも息も絶え絶えで、倒れかけてるっ!
早く来て!」
え( °∀° )?めっちゃ元気そうですけど?
「こういわないと、動かないからね」
さすがです。イタリアの暮らしは日々是戦い。多少のウソは方便なのです。
すると、1階で最上階に住むおばあちゃんが「どうしたのー?」と参戦。かくかくしかじかでーと2階から、おばちゃん説明w。
そんな声を聞きつけ、近所の人もワラワラとドアから顔を出してきました。最上階のおばあちゃんの旦那さんも出てきて、我が妻が1階にいると悟ると、
「何してるのー?早く帰っておいで-」
と言って…
エレベーターを呼ぶボタンを…
押した…ら…
ウ・ウィ~ン…
全員、えっ*゚Д゚)*゚д゚)*゚Д゚)?
エレベーターが動き出したのです!
上階に去っていく、ピンキーとボンちゃん。
ボンちゃんの「ミー…」という声が遠ざかっていきました…。
そして…最上階で、おばあちゃんのご主人とピンキーが談笑してる声が聞こえる。
「ちょっと!出られたの!」とパジャマのおばちゃんと私で声をかけるも、聞こえてくるのは、笑い声。1階のおばあちゃんは、状況つかめず、手すりにつかまりながらゼーハー階段を登ってきてるし。。。
しょうがないんで、私が最上階(6階)までダッシュで駆け上がると、笑顔のピンキーと尻尾を振るボンちゃんがいました。。。エレベーターの外に。
「おじいちゃんが、どーしたのか聞くから説明してた。テヘペロ♪」
すぐ報告しろやー(*`Д´*)!
パジャマのおばさんに「出られましたー!」と上から報告し、「さっき倒れかけてた人w、無事出ました」ってエレベーター会社に電話をしてもらい、再度降りてお礼のご挨拶をし、
そうして、無事…家に帰りました。
やれやれ。。。
結論:危機一髪のときは、おばちゃんが頼りになる。(あと、ピンキー(夫)ののんきっぷりにたいがいあきれる。)
いや、そーじゃなくて…エレベーターが突然停まるって、めっちゃ恐怖。今週、点検に来るらしいですけど、それまではちょっと使えない。。。
イタリアでこの手のトラブル、断水・突然の停電、水漏れ…などなどは結構あるけど、いつも思うのは、市民がなんか激しくたくましい(=本来管轄するはずのお役所や会社が頼りない)。
で、またトラブルがある方があたりまえだから、大して腹も立たないし、「力を合わせて解決したね、よかった!」みたいな感じで、笑顔で達成感を味わって、以上。みたいになりがち。おかげで改善していかないのだけど。
そういえば、先月は隣人(1人暮らしのおばあちゃん)から「いきなり電気が消えた!」ってレスキュー要請があって、ピンキーが解決してました。
1階にある電気のコントロール版が、なぜか彼女のうちだけ突然スイッチが切れた様子。ピンキーがプチっと再起動かけたら直ったという…その後、電力会社が点検に来てる様子はないw。
…本日、月曜日。もうお昼ですが、うん、やっぱりまだエレベーターの点検も、来てる様子は、ないw。
階段使って、ダイエットになるかも。それはそれで、いいかも!
コメント