謎に包まれるパレルモ・カモメ事件…近所のおじさんチームが優しい件

どうも皆さま、ボンジョルノ♪

今週末のパオロ先生の激ウマ「カポナータ」と「テネルーミのパスタ」のレッスンにあたり、パオロについて紹介記事をアップしました!

あまりに優しく気さくなのでうっかりしてました(?)が、改めてまとめてみるとエライ先生でした…。そりゃ教えるの上手いはずだわと今さら気づく。まあ、見てみて↓!

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我が家から中継なのに…まったく掃除は進んでいませんが、なんとか乗り切りますよ〜。

さて、先週末の日曜日のことなんですけどね、近所でかもめ事件が勃発しました。



子カモメがピーンチ!

日曜日の夕方、バルコニーにいたピンキー(夫)が「大変!大変!」と駆け込んできました。何があったのかと思ったら、

「カモメの子供が向かいのバルコニーにハマってる!」

と言うから、なんか狭いところにハマってるのかと慌ててバルコニーに出てみたら、あ、ホント。いるね。

あ、見えない?じゃ、ズームするよ!

向かいのパラッツォで、子カモメがいるバルコニーは我が家よりちょっと下に位置しているので、戸惑っているのがよく見える。

ハマってないじゃん!と言うと、「バルコニーが狭くて、羽が広げられないんだよ。何かの拍子に入り込んじゃって出られないんだよ〜」と言う。そういうもの?ヒョイっと欄干に乗ればいいんじゃん?「ジャンプするのにも、羽広げないとダメでしょ」。

海が近いので、いつも空にはカモメがブンブン飛んでます。この辺を飛んでるカモメって巨大なんですよ〜羽を広げると2mくらいあってちょっとコワイ。たまに急降下してきてボン先輩が捕まりそうになることも…。

子カモメでもそれなりに大きいようで、それでハマってる、と。なるほど。

で、この家が空き家なの!

できることなんてなさそうだけど…西陽がガンガンに当たってるし、このままだと…いずれガビアーノ・セッコ(ドライカモメ)を見ることになってしまう…。

少しだけ開いてる窓をコンコン叩いてる。

「誰か〜いませんか〜?」

か、かわいそう!!!



近所のおじさんたちが解決に挑む!

ドライカモメとか言ってる場合ではなく、なんとかしないと!と慌てた夫婦。ピンキー(夫)が「ピッポさんに相談してくるよ!」と階下に降りて行きました。ピッポさんとは、近所のパラッツォの管理人さん。市原悦子ばりになんでもご近所のことを知っているのです。

そして…ピッポさんから空き家の大家の親戚の所在を入手。ピンキー(夫)と話に加わった近所のおっさんが親戚の家をピンポンすると、おばさんが「空き家の鍵を預かってる人」を教えてくれる。ピンキー(夫)、おっさん、鍵の人。さらに近所の時計職人のお兄さんとピッポさんが加わり(ワンピースかっw!)、ヤイノヤイノやってる声が日曜の夕方の静まり返る近所に響き渡り…我が家のバルコニーにも聞こえてきました。

とっとと鍵の人が開けて、カモメを飛ばせば良いのでは?と思いますよね。でも!鍵の人は「コワイ」と言い、ピッポさんは「布をかぶせて抱えて下に降ろせば」と言えば、時計職人が「ネコに狙われる!」と言う。おっさんが、「こういう時は、森林警備隊に電話するのだ」と電話したけど繋がらない(山火事でお忙しいようでした)。

結局…話はまとまらず。
ピンキー(夫)が帰ってきました。

えーーーーー?!ちょっと〜根気なさすぎ!解決もしてない!(さすがイタリア人だな)シンプルに鍵の人が開ければ良さそうですが、野生のカモメは扱いが難しいらしいから困ったね。で会議は終わったらしい。

…そうして、ただただ「かわいそう…」とカモメを見守り続けることに。

俺にもどうすることもできませんよ…すまん

すると、大きなカモメが2羽やってきて、クォークォー鳴きながら近所を旋回するではありませんかっ!

「ご両親?!」

夕日に照らされながら、近くの屋根に止まりクオーと鳴いている(「どなたか、助けてください」と聞こえなくもない)。心が痛すぎる。何もできずに息子さん(お嬢さんかも?)は、ドライカモメになってしまうのか…。

そして、子カモメは…

そうして夜になり、今朝、バルコニーから見てみると子カモメまだ元気な様子(ホッ)。やっぱり鍵の人が開けるしかないんじゃない?「どうだろうねぇ…まず捕まえるのが難しいらしいし、抱えられたとしても降ろしたらネコに狙われるし。」とまた、堂々巡りをしながら沈んだ気分でボン散歩に出かけると、おっさんが走ってきました。

「森林警備隊が繋がらないから、消防署に電話したよ。すぐ来てくれるって!」

おお〜!おっさん、ナイス!きっと両親カモメがハタを織るか、大きなツヅラでも持ってくるでしょう!

よかったよかった。と、一同胸をなでおろし(←気が早い)時々、子カモメが元気に(?)ウロウロしている様子を観察しながら、消防隊が来るのを待ちました。

待ちました…。

……。

来ないじゃないかっ!

そして午後になり、また西陽が当たり始めるのを心配してのぞいてみると、

あれ?!いない?!

消防隊が来た様子はないけど、いない。干からびて見えなくなってるのか?とよく目を凝らしたけど、いない。

おっさん連合も行方は誰も知らない。

…なんとか飛び立ったのかな?

と言う結論になってますが…カモメ事件、謎は深まっています。そもそも狭いバルコニーで羽が広げられない説が間違っていたのか?

それにしてもおじさんたちが優しい…(役には立たなかったけどw)。不毛で平和なパレルモの暮らしですよ、ええ。

コメント

  1. こんにちは。いつも楽しく読んでいますボンちゃんファンです。
    うちはおばあちゃん黒犬飼い、大学生の娘がちょっとだけイタリア留学経験(フィレンツェ)ありの一家です。
    いつか、家族でイタリア旅に行きたい。
    体力、食欲、頭がしっかりしているうちに!笑、と希望を捨てずにいます。

    この記事を読んで『カモメに飛ぶことを教えた猫』を思い出しました。
    子供向けの文学のようですが、大人が読んでもぐっときます。
    気持ちの良い本です。機会があればぜひ。  ようこ

    • sawabon より:

      >あいざわようこさま

      コメントありがとうございました!
      『カモメに飛ぶことを教えた猫』、タイトルだけは知ってました!
      いつか…(ToT)帰国できた時に、入手したいものです❤️。
      イタリアへのご旅行もそろそろ解禁になるようですし、
      またぜひいらしてくださいね。私も帰りたい〜w!

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