どうも皆さま、ボンジョルノ♪
今日もポカポカ陽気のパレルモです。イタリアは今日から”アランチョーネ”ゾーンが増えまして、
アブルッツォ、バジリカータ、リグーリア、トスカーナ、ウンブリアがオレンジ色になりました。感染者数だけで見るとこの5州よりも多い地域はあるから「へーそうなの?」ってなもんですが、実行再生産数Rtと医療体制などを鑑みた結果です。
ヴェネトやカンパーニアなども近々アランチョーネ化するかもしれません。医療サイドからは「全国ロックダウン」の声も上がっているので、この先…まとめてロックダウンになる可能性もなきにしもあらずですよ、奥さん。
ま、そんな状況ではありますが、コロナのヤバいニュースが増えると、コロナ関連のほっこりニュースが増えるのもイタリアで(前回のロックダウン時も思ったけど、バランス良いよねぇ。悪いこともあれば良いこともあるって思えるのが救い)。
Fuori dall’ospedale di Castel San Giovanni, #Piacenza, un alpino di 81 anni ha suonato la fisarmonica per sua moglie, ricoverata e non visitabile per via delle norme anti-Covid
Il video è diventato in poco tempo virale
Leggete di più su questa storia https://t.co/6FfnpjXN7C pic.twitter.com/fkai2G13WF— Sky tg24 (@SkyTG24) November 10, 2020
昨日は81歳のおじいちゃんが、コロナで入院中(当然面会禁止)の病院の窓の外で、セレナーデを奏でたニュースにほっこりしました❤️。アモーレ〜。
ファーストレディにパスタ・アル・フォルノを!
もうひとつ、最近ほっこりしたのがバイデン氏の奥さんの祖先がシチリア人。ってニュース。アメリカ大統領選で沸き立つ中、紛れ込んできたシチリア弁に笑っいや、ほっこりでした〜。
ジルさんのお祖父さんがメッシーナの小さな村ジェッソ出身で、1900年5月19日、1歳の時に母親と他の兄弟たちと共に船でアメリカに移民したのだそうです。
「元の苗字はジャコッポだけど、いつのまにかジェイコブスになってたんだ」と説明するジェッソのおじさんたちw。ビデオ(↑)の後半では、(めちゃめちゃ)遠い従兄弟のおばさん、カテリーナ・ジャコッポさんが登場して「彼女がきたら村中で素敵なフェスタをするわ。家にも招待して、パスタ・アル・フォルノとブラッチョレッティーネ(メッシーナ料理)を作って歓迎する!」ですって。かわいいったらありませんw!
さすがに来るとは思ってないと思うだろうけど、そんなことがあったら良いな〜ってことを具体的に描いて勝手に楽しむって、日々の暮らしのコツだな。なんて思いましたよ♪(ホントに来ると思ってたらそれはそれで大丈夫ですかー?って感じではあるけどw)
ふふふ、ぷぷぷ。アグレッシブなアメリカの大統領選を報じる中で、この…のどかな小さな村の静かな歓喜に、和みましたw!
メッシーナからはイタリアが見える
ところで、全然関係ないんだけど、「ジョーバイデンの奥さんの祖先がシチリア人」と聞いた時、ボン先輩が初めて「シチリアがイタリアと繋がってない」ことに気付いたときの顔を思い出しました。
「ねぇ、向こうに見える山はなあに?」
あれ、カラブリアだよ。
あそこからイタリア半島。
「え?シチリアってイタリアじゃないの?!」
イタリアだけど島なんだよー。
この驚き顔とジルさんの祖先がシチリア人のニュースを聞いた時の飼い主の顔が一致w。って、どうでも良いんだけどw!
今日のゴハンはカジキのポルペッタにする(メッシーナ海峡はカジキの名漁場)。
*
radice
ラディチェ
根
※La moglie di Joe Biden ha radici siciliane.
ジョーバイデンの奥さんのルーツはシチリア
などと使ったりします。
コメント