イタリア全土でブドウの収穫真っ盛りな9月でございます!
シチリア南西メンフィ*にある、ヨーロッパ最大の畑面積を誇るワイナリー。マンドラロッサの収穫イベントに行ってきましたよー♪
※メンフィは、シチリア食い倒れツアーでもおなじみ。農家のおばあちゃんにパスタ作りを教えてもらったり、オリーブの収穫したり、カルチョーフィの畑を取材したり…”シチリアの美味しいものが、”がわんさかたわわに実るのどかな農園エリアです。
行商のおっちゃん!ガソリンスタンドで『シチリアでの会話』
食いしん坊なイタリア人4人+日本人1人+状況を把握してないボン先輩と、バヒューンと約2時間。パレルモから、内陸部を抜けて行きます。
途中、ガソリンスタンドに寄ると、旬食材を売ってるおじさんがいました。
イチジク、インドイチジク、メローネ・ジャッロにバッバルーチ(カタツムリ)…。とりあえず、ヌビア産のニンニクをお買い上げ〜。
ズルッと長〜い”ニンニクすだれ”、1本10ユーロ!でございました。激安ですな(^^;)。
「じゃあ、どうも〜」と立ち去ろうとすると、「写真送ってね」と。じゃ、スマホを…と言うと「俺、そういうの持ってないんだ…」。
つまり、紙焼きして郵送ってこと?!
SNSで個人情報を安売りするスマホユーザーばかりが世の中にいるわけではないのだな…世界は広い。とはいえ住所は?…それこそ個人情報ですよねw。すると、
「来週火曜日も来るから、持ってきて」。
え?
「えっと、ここまで来れるかどうかはちょっと…」とかなんとかモゴモゴやっていたら、ピンキー(夫)が、「ガソリンスタンドに預けておくよ(いつか)!」と。
「うん、それがいいそれがいい、そうしよう!」となりました。うん、いつか、ガソリンスタンドに預けに行こうかと思っています。
…おっちゃんは、荒涼としたシチリア内陸部から、砂埃をかぶりながらパレルモまで馬車で行商に来ている貧しい農民…では、ぜんっぜんないんだけど(実際、車だし。内陸部はぜんぜん荒涼としてないし。しかも農家でもなく販売エージェントだしw)、この「いつか」を気長に待ち続けるのだろうか…?いやいや、まさか。社交辞令的な流れだよね、これは…。と、思考をぐるぐるさせながら、先に進みました。。。
シャーシャ、ピランデッロ、ヴィットリー二の『シチリアでの会話』…などを読んでいる方は、きっとこのグルグルする感じ、お分りいただけるのではないかと想像します。
ブドウ畑でガンガン摘んで!
そうして、ぐるぐるする感傷的な日本人を乗せた車は、無事シチリア南側に到着。
カベルネの畑で、陽気なレクチャーを受けてから収穫開始です。
「収穫しながら丘を上がってね〜」と言われた通り、ガンガン摘みながら丘の上を目指す!
たわわなブドウ、ミッションはあっという間にクリア
「収穫ボックスがいっぱいになるまで、頑張って」などと手渡された収穫ボックス。
ひと箱約3キロ。
収穫したブドウはお持ち帰りになりますが、5人分…15キロw!…ジャムにでもしますかね。
収穫後は、藁に座ってお疲れワイン♪(疲れてないけどw)
続く!
コメント
アナログにんにく売りのおじちゃんとガソリンスタンド!!
数年前、内陸部でガソリンスタンドを探していて、誰や彼やにかまって貰った(?)ことを思い出しました。
進行方向が反対だったのでジョロ(だったかな?)でガソリンを運んでくれました。
とても親切にしてもらったので、お礼の気持ちでモディカで買った色々チョコレートをプレゼントしようとしたら、そんなのいいってすごく断られた事が印象的でした。
結局どうしたか覚えてない。。。懐かしいなあ~
もし、できれば、プリントアウトした写真がおじちゃんに届くといいな~
なんて、差し出がましいながら。。。
>accaesseさま
>かまって貰って
wwwwwシチリアあるあるですねw!それにしてもジョロ(?)でガソリン運んでもらうとは、すごい!
そうですねぇ、プリントアウトして写真持っていきたいです(いつか)。
また、ぜひシチリア内陸部(限定w)に遊びに来てください♪
私もかなりのグルグル派。。。
日本でもグルグルはあるのですが、シチリアの風と土だとこのおじいちゃんが”荷を引くロバと共に歩く姿”にすんなり変換されてしまうので、グルグル度が深くなるような。
しかし、挙げられた作家名にじわっと涙しながらも「ヌビア産ニンニク、いいなあ」と呟いてしまいました(汗)
>しんしんさま
あ、やっぱりw。
ぐるぐるしますよね〜シチリア内陸部。
ヌビア産ニンニク、このふさふさ量で10ユーロはお得ですよね^^!