「世界の果てには地球がありました」ボン先輩の夏遠足2016 ⑤

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「楽園の島は花天国」ボン先輩の夏遠足2016 ④
ボン先輩の夏遠足、楽園の島の犬祭り!の次は花祭り!クンク...

朝日、青空、夕方…そして夜。友人の別荘から眺める景色は美しすぎて、誰もが撮ろうとするのだけれど、結果、誰もが「ムリ……」とあきらめる現象が勃発w。

そう、現実があまりに美しすぎて、切り取れない。ということに気づいくわけです。

人間の目とは、とてもとても精巧にできていて、今の技術では到底追いつかないほど。どんなスゴイカメラでも、今見てるその風景の再現は不可能なんだそうな…。

奥深さ、光の加減、そして視野の外に広がるであろう光と色。カメラマンさんのセンスとテクニックで、現実とは違う趣の美しさを切り取ることはあるけれど、素人がひょいっとやって撮ろうなんてムリムリ!しかもスマホだし!(←その上、スマホかよっww!と小さく突っ込む)そりゃ、ムリっちゅーもんですな。

 

遠くに見えるサリーナ島とリパリ島と甘い夕焼けを眺めている”雰囲気”のボンさん。

いつもいつも、シチリアの大自然に驚愕させられてはいますが、この島ったらもー。自然…というより、もはや地球を感じてしまいます。

 

いつもいる世界って、いったい何なのだろう?

巨大な地球の表面でうごめく人間という特殊な動物。日々の営みは、いったい何なんだろう?

偉大なる宇宙に生まれた単なるバグじゃないかしら。

な〜んてことに、話はどうしたってイってしまう景色を前に、飲むのは、大変幸せでございました。全員大人だけど厨二病w!

毎年来ている友人は、「ローマにいると、この島の存在なんてなかったような気がしてくるけど、今年もちゃんとここにあった」と言っていました。

島での日々は、普段の現実からあまりに遠すぎて、まるで夢のよう。でも、こっちの方が長い!数万年も前から繰り返されてきた地球の営みがここにはあるのよねぇ。

いったいどっちが現実の世界なんでしょう?

 

ボン先輩がピンキー(夫)に何か言ってるw。影でしばし遊べる心と時間の余裕も生まれる…。

島には、古代の村跡もあります。

ここに暮らすことにしたのはなぜだろう?過酷な島の暮らしを捨て、海外に流出した人々もたくさんいる一方で、今はリゾートの島になっている…人間とは身勝手なものですな。

まあでも、この島の良いところは、まったく観光地化されておらず、来る人には地球リスペクト派が多いってことかも。

あまりに美しい自然の造形を眺めていると、人間が余計なことしてスミマセン…という気にもなってくるから、自然とそうなっちゃう。ってのもあるかも。世界遺産になってからは、ますます勝手なことができなくなったので、このまま美しい島は守られていくのでしょう(多分)。

 

帰る日の朝は、ちゃんと帰りたくない顔になるボン先輩w。

「俺は、帰りたくないんだよ。」

皆んなだって、帰りたくないよ〜!

海を見ながら朝のカフェで、じょじょに”あちら”の世界に戻る準備。

 

「次は、いつ来れるのかな…。」

そうして、いやいや朝の船に乗り、一旦、現実の世界へ戻った次第です。

 

次回のバカンスに続く。

ボン先輩、再び島へ!
「もしかして…またあの島に行くの?!」どうやら気づいた風...

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