心配性で絵が下手な整形外科医の骨折1ヶ月後検診ー骨芽細胞とウッディ・アレン

どうもー皆さま、ボンジョルノ♪

雨が降ったり止んだり、気温は低くないけど、冷たい湿気が骨身に沁みる師走。皆さま、いかがお過ごしですかー?

ああ、大掃除がしたいなぁ。

できないとなると、急にしたくなる不思議を感じながら、クリスマスの準備で大晦日さながらの賑わいの街を歩き、骨折後1ヶ月検診に行ってきました。

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1ヶ月後の骨の状態は?

レントゲンを見ると、折れた骨の線(まさに折線w)は、まだくっきり見えますが、骨と骨の間が薄く埋まっていました。

先生「うん、いいね!骨になる前の骨がちゃんとできてきてるね」

おお〜♪

それって、骨芽細胞ですか?!と昨日調べたらばかりの覚えたて単語を披露してみると、

骨芽細胞は、これを作る人たちのことだよ。「さー骨を作るよー」とたくさん集まってきて、一生懸命働いてるところね」

人…。もしや、先生…それは、ウッディ・アレンの?

働く細胞たち!※動画はYoutubeで

映画「ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょうーEverything You Always Wanted to Know About Sex* (*But Were Afraid to Ask)」 の、かの有名な働く細胞(精子)。素晴らしい映画です。

「そう!彼ら(骨芽細胞)が、集まってきてセメントを捏ねて塗って、今はまだ、セメントが固まってない状態」で、イメージが一致しました。

「はたらく細胞」が話題ですが、働く細胞って言ったらウッディ・アレンな世代の俺たちw。

なるほどー。ちなみに、セメント塗り終わったあと、彼らはどこへ行くんでしょうか?次の“現場”、ないですよね?

「終わった終わったー、ってちりじりにバールにビールを飲みに行く」とのことでした。細胞もイタリア人なのか。

くだらない質問に、くだらなく答えてくれる診察室はいつも朗らかで(秘書は犬好きだし)、好きなタイプの先生に出会えて良かったなー。まさに、掃き溜めにツル

…ま、保険効かないプライベートクリニックの先生は、良い先生が多い。掃き溜めは、公立病院か。。。救急病院での悪夢!も、もう少し心が整ったら、記したいもんです。

で、問題のズレたところは…?

そして、その後の検診で、そのまま温存したズレは…。

▼3週間前に、その”大小”で2人の医者の見解が割れた、ズレ。

滑らかにくっついてるから、無問題。元に戻るかもしれないし、戻らないかもしれないけど、生活に支障はない。とのことでした。が、

「整形してたら、このポコッがなかったんだけどねぇ」

…ポコ?外から見てもわかるポコが手の甲側に残るらしい…。

「手のモデルをやってるなら、手術しても良いけど。でも、モデルじゃないよね?じゃ、このままでOK」

本当に温存したままでよかったのか、急に疑問が湧きましたが(日本だったら速攻で手術してそう)、仕方ないですね。。。手モデルじゃないしw。←痛みと怖さが薄れ、見た目を気にする余裕が出てきた。

ところで、ズレズレ言って、何がどうズレてるのか。←やっとちゃんと聞いてみる勇気も出た。

ズレ具合を描いてみようと試みた先生

画像を見ながら解説してもらうも、どうにもピンと来ない(というくらいのズレということではある)。

「じゃあ、描いてみよう!」と先生。

え?

「うーん…んんん?んー」と唸りながら、

はぁ?

「ムリー!」とサジ、いや、ペンを投げました。骨も立体だから、、、イラストにするのは難しいですよねぇwww。

爆笑しながら、2つの箱を使って「本来はこう、でも、こう」と説明してもらい、なんとなく腑に落ちました。

折れた箇所の接着面が、手の甲側にちょびーっとズレている、感じ?1ミリ弱ほど。←それでもポコが残るんだねぇ。身体ってどんなに精密なんでしょう!

日本整形外科学会のサイトを見ると、橈骨遠位端骨折のコレス骨折パターンの超軽いヤツみたい。

と、いうわけで、いろいろわかって、骨の具合も回復傾向。年明けからリハビリになるそうですが、準備のため、今日から1日2回、5分間ずつトゥトーレを外して(!)、手首を小さくフラフラさせる、セルフリハビリがスタートします〜。

どうぞ働く細胞と共に良い日曜日を!
Buona domenica!

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