どうもー皆さま、ボンジョルノ♪
今日はお昼に、ドライトマトとツナのパスタをサクッと作りました。

とてつもなく食いしん坊のドライバーさんに教えてもらったレシピで作ると、想定以上に美味しくって。昨年からハマって、よーく作ってます(骨折期間除く)。
なんたって最後にオタマ一杯の茹で汁
その食いしん坊さんは、昨年からよくお仕事でご一緒する方で、会うといつだって、祖母、マンマ、義母、そして自分で作った料理が、どれだけ美味しかったかを話してくれるんですが、“美味しいものでできていそう”な健康そうな風貌(小デブ)で料理を語られると…いかにも美味しそうでw。
特にパスタ料理に一家言あり、食材を見るたびに「あれをこうしてあーしてパスタにしたら、美味しい」となんでもパスタのレシピに変換。
そんなレシピの最後には、必ず「アクア・ディ・コットゥーラを…(茹で汁)」がきますw。
「茹で汁を加える」のは、まあパスタ料理の基本っちゃー基本ですけど?そこまで大事にするものなんだ!と改めて目が覚めた思い。
今まで、テキトーに加えたり加えなかったり、加えても少しだったりしてたけど、言われた通り、きっちりオタマ一杯かそれ以上を加えるようにしたら、まー美味しい!
トロリとクリーミーでモッチリしっとり…。
パスタ料理のステージが一段上がった感じでございます。なめてたなー茹で汁w。
パスタの茹で時間は少なくスーパーアルデンテで和えまくる
オタマ1杯って、結構水浸し…になりますが、そこはパスタの茹で時間で調整。
パッケージに書かれた時間より、1〜2分少なく茹でて、具と茹で汁と存分に絡めると、水分&パスタの茹で具合も良い感じに仕上がります。
それでもシャバシャバになる場合は、茹で汁が多すぎか、パスタの茹で過ぎ。
パサパサするようだったら、茹で汁が少な過ぎ。この場合は、茹で汁を途中追加します←茹で汁を残しておかねばなりません。
加える茹で汁の量は、人数、具材、季節、湿度によっても変わるので、経験を積むしかない。

白米の水加減や火加減、蒸らし具合にこだわるように、イタリア人もパスタの茹で方、仕上がり感にこだわるもんですが、茹で汁が決め手か…と気づいてからは、茹で汁=パスタの澱粉質と旨みが出ただし汁に見えるようになりました。
ブロッコリーのパスタは、ブロッコリーの茹で汁でパスタを茹でますしねー。出汁を大事にする食文化がイタリアにはあるんですよね。
茹で汁、大事ー。
ちなみに、パスタの茹で汁でガラス食器を洗うと、輝きます。←イタリアのお婆ちゃんの知恵袋。
あまりがちなドライトマトでパスタ
さて、ドライトマト。
ある日、「ドライトマトがあまりがち」って話をしたところ、「パスタにせよ」(でしょうねw)と教えてくれたレシピがこちらです。
ドライトマトの酸味と甘味(とビタミンD)が、いつものツナパスタに深みをプラス〜!
ドライトマトとツナのスパゲティ
フライパンに、たっぷりの美味しいオリーブオイル(これも大事/3人分で大さじ4杯くらい)に、ニンニクを加えて軽く火を入れ、適宜切った玉ねぎをよく炒める。
そこに、刻んだドライトマトとツナ缶を加え、さっと火を通す。
パスタが茹で上がる直前に、オタマ一杯の茹で汁を加え、フライパンをガタガタして乳化させたところに、パスタ投入。
1分くらいグルグルグルグル混ぜまくって、出来上がり!
食材は全て良質なものを!
シンプルな料理こそ小さなコツの積み重ねが、美味しさに直結しますね。
どうぞ美味しい出汁で良い日曜日を!
Buona domenica!
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