どうも皆さま、ボンジョルノ♪
この時期の日々の優先順位No.1は、カラダ強化。
やっぱり旬の食材は、その時期にカラダに必要な栄養素が満載なわけで、我が家の食卓は、旬食材に彩られております。市場よ、ありがとう。
今日は、冬になると必ず作る定番の超絶簡単パスタをご紹介しますよー。
旬のブロッコリーが並ぶ市場、パレルモでは混乱しがち
ところで、ブロッコリーと言うと緑のアレを思い浮かべる方も多いと思いますが、パレルモでは、この子たち(↓)をブロッコリーと呼びます。

それは、カリフラワーだろぅ!と一斉にツッコミたいものですが、ご当地では、ブロッコリー。で、カリフラワーはカリフラワーでちゃんとあります。あの白いヤツ。
で、よく知ってる緑のアレは、スパラチェッリと呼びますよ!

ブロッコリーがスパラチェッリ、緑のカリフラワーはブロッコリー。ん?ブロッコリーは、えっと…と、混乱するのがパレルモ暮らしの冬の風物詩。
ブロッコリーソースに合わせるオススメのパスタ
ブロッコリー(以下、日本式ブロッコリーを”ブロッコリー”で統一します)のパスタには、アンチョビと合わせたソースがよく知られてますよ。オレッキエッテに絡めるプーリア州のパスタ料理ですが、他のパスタでも大丈夫。美味しい。
ただし!
パスタは、ソースがいかに絡むかが命。

なので、オレッキエッテはもちろん、フジッリなどガッツリ絡みそうなパスタを選ぶのがコツです。リガトーニでも良いですね。穴に紛れ込むから、美味しい。
ブロッコリーの茹で汁を使って超絶簡単!本場のレシピ
前置きが長くなりましたが、ここから本題のレシピです!
プーリア出身のお友達に教えてもらって以来、10年以上作り続けているレシピ。ソースとパスタと同時進行で…15分もあれば完成〜!お腹空いてる時にオススメw。
*超速!ブロッコリーとアンチョビのパスタ*
材料:2人分
ブロッコリー 1株(お好み次第。でもできるだけ多め)
フジッリ 160g
アンチョビ 4〜6切
にんにく 2片
オリーブオイル 大さじ2〜3杯(味の決め手!多目が吉)
塩 水3ℓに対して大さじ2杯くらい
作り方
①. 鍋にお湯を沸かし、沸騰したら塩を加えて適宜房に分けたブロッコリーを茹でる。※ブロッコリーを小分けにする際、茎の部分もやや長めに残しておく。後で潰すので、テキトーでOK。
ブロッコリーを茹でている間に…
②. フライパンにオリーブオイルとニンニク(スライスでも体重かけて潰してもなんでも良い)を入れ、弱火で熱して良い香りが出てきたら、アンチョビを加えて軽く炒める。
③. ①のブロッコリーの茎に火が通ったら、穴あきオタマでブロッコリーをすくい上げ、②に加え、木べらで軽く潰しながら炒めておく。
④. ブロッコリーを茹でたお湯に、パスタを加えて茹でる。
⑤. 予定時間の1分前くらいに、パスタの茹で汁をオタマで2杯程度③に加えて炒めて全体に水分が馴染んだら、ソースは完成。
⑥. アルデンテに茹でたパスタを⑤に加え、徹底的によーくよーく和えたら、出来上がり♪
ブロッコリーを茹でたお湯でそのまま茹でることがポイント。パスタの茹で汁の塩分と旨味でちょうど良い塩梅になります。出汁って感じ?
※加える塩の量は、イタリアの硬水+マルサラの天然海塩+味濃いめのシチリアのスパラチェッロの場合なので、塩の種類等によってお好みで増減してね!
ブロッコリーの茹で時間は、ぐっつぐつドッロドロクリーミーになるくらい煮込むのが好きな人もいますが、我が家では、4分くらい。そのまま食べるにはちょっと柔いかな?くらいです。その辺は、お好み次第。
どうぞお試しアレ♪
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