どうも皆さま、ボンジョルノ♪
ここのところ、晴れ、曇り、ときどき雨…の複雑なお天気が続いてます!そして、結構涼しいんだな…。湿度もそこそこあって、レタスにとってはちょうど良いのではないかと想像。高原ぽくて。今日も芽が出ません。なんでやねん!
小雨が降ったりしつつも、夕方になると調子よく雨が上がり、雲が開いて空の色が見える…のが、なんとも恵まれた気候ですね、アペリティーボ・ラバーには。です。
サマータイムの”夕方”は、夜なのに明るくてサイコー
サマータイムになると、日が暮れる20時ごろが本当にキレイ。場所によっては、バカみたいにキレイw。そのキレイな夕景を眺めながら、ダラダラと飲む。こんな素敵なことってあるー?!と在住21年目、毎年この時期に思っています。

この週末、旧市街の美術館でオープニングイベントがありまして、これらの写真は、その帰り。20時過ぎのパレルモの色です。

空の色は深い青になりつつあるのに、明度が高くて明るくて。柔らかい街灯と相まって、よく見えるようで見えない感じがたまらない。
あー好きだ好きだと思いつつ、先ほど、最近、”私と私”の間で流行っている過去ブログ断捨離をしていたら、ちょうど似たような時期に書いたローマ時代(古代ではなく2009年)の記事を見つけたので、こちらにつけちゃいますよっと。
ローマ暮らしで一番好きな時間…も同じ時間でした
たまには、ローマの暮らしのいいところ、なんてものもご紹介します。まあ、そりゃありますよね、たまにはいいところも。じゃなきゃ、こんなところに住んでるのはただのマゾ。
冬時間から夏時間に変わり、ローマは夜が始まる時間が遅くなっています。暗くなり始めるのは、だいたい20時近くになってから。遅めの夕方、今の時期だと19時頃。そんな時間がとても好きです。
仕事が終わってから夕食までの助走時間が長い。ゆっくり夜に変わっていく。ラテンの暮らしを満喫するのはそんな時間。
その時間は何をするか?と言えば、アペリティーボ!

お気に入りの店のひとつ、トラステヴェレにあるMr. Pucciは、デカダンスな雰囲気と、どーでもいーよな客あしらい。蚤の市で集めたと思しきバラバラの家具に、古い映画館からかっぱらってきたようなイスやソファが適当に置かれていて、好きなところでお好きなように過ごせます。
夜が深まれば、Nottanbra(夜遊び人)の巣窟に。トラステヴェレらしい古い建物の内装を、そのまま生かしたバースペースには、ちょっとアホでシンパティコなバーテンダーがいます。「俺ってイケメン」。イタリア中の男がそう思っているので、もし彼らがそう思っていても、それはスタンダード。

2009年4月19日アメブロより
初めてローマの夕方の美しさと楽しさに目覚めたのは、もっと前、カンポ・デ・フィオーリでした。以来、アペリティーボ好きになっていった気がする。そして、時代はアペリチェーナに…。
▼アペリティーボが好きすぎる。
イタリアに住んで、これ以上もういいでしょ。というくらい長くなりましたが…この夕方の昼と夜が”ゆっくりと入れ替わっていく”時間が好きなことは変わらないまま。どこに行っても。これが私にとってのイタリア生活の象徴なのかも。
いつか日本に本帰国したら、この時間を懐かしむに違いない。と思う時間です。あ、そんな予定はまったくないですが。
どうぞ良い火曜日を!
Buon martedi!
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