どうも皆さま、ボンジョルノ♪
またまた昼間はアフリカ熱波で暑いですよー。今日は、暑いですけど(珍しく)火を使った料理を作った話をしようかと思ったのですが、驚いちゃった電気代ニュースをご紹介します。
一般家庭の比じゃない!飲食店の光熱費
3月に光熱費高騰が始まるよー!という恐怖に震えながら、こんなブログを書いてましたが…。
そんなレベル(って500ユーロも驚愕だけどw)を数十倍超えた光熱費が届いたお店のニュースです。
SNSに「もうムリです」というメッセージを出した店舗のオーナーの話。
※話し言葉なので超意訳です。
”最新の光熱費請求額は、30,000ユーロを超えました。これ以前の請求額もこれに近いものでした。”
と、パレルモ中心地にある人気パニーノ店のオーナーが憤慨し苦渋に満ちた様子で話す。
”電気代とガス代”だけ”ですよ。これに、人件費がかかります。15名以上いる従業員に自宅待機を言い渡すことが素敵なことだと思いますか?結局、飲食業界でコストを負担するのは経営者と従業員なんですよ。政府が介入しないのであれば、閉店を余儀なくされたまま。利益が見込めるようになれば、私たちの店を再開できるでしょうけれど。”
30,000ユーロ…現在のレートだと430万円くらいでしょうか。1ユーロ@144円で換算。←円安の影響でユーロも上がってますねぇ。
こちらのお店、パレルモ中心地のメインストリート、マクエダ通りの”中心地”にあるハンバーガーショップで、よく観光客で賑わってましたし、夏はライブとかもやってたのに。
飲食店の光熱費がどれくらいかかるのか、ちょっとわからないですが、お友達のレストランも「光熱費が5倍」だそうで…これにも腰抜かしました。ってことは、高騰前でも100万円くらいはかかってたんですかね?
シャワーの工夫で年間250ユーロ節約できるらしいなんて微妙な節約とはもう桁が違う!実際、桁そのものが違う。
デモに発展しそう?
いくつかのメディアが取り上げていたのでSNSでも話題で、コメントを見ると「政治家に好き放題させているイタリア人でいることが恥ずかしい」「広場に降りて抗議しよう」「閉める前にローマに行って抗議だ」「閉めないで反乱を起こして」「戦争に乗じて私たちの経済を壊そうとしてる」などなど、熱く怒りに満ちた言葉が続々…。
Scendiamo in piazza 広場に降りよう。という言い方があり、これは集まって訴えようという意味で、よく使われます。
デモ、ホント身近…。コロナ中もよくデモがありましたねぇ。2020年秋ごろが特に。暴動も起きたけど、平和デモも多かった。バレリーナがトウシューズを首にかけて無言で訴えたデモが印象深いですよ。
お花屋さん達の花デモや、小学生達の学校に行かせてデモなども。老若男女のいろんなデモがあるんだな〜とイタリアに来て知りましたよ。
ここ数日で、”援助令2”が発令される予定です。Aiuti bisは、財政援助制度(対象者への給付や光熱費やガソリン代の限定的減税や補助などなど)で、Aiutoは助ける、bisはラテン語で2回目/もう一度の意味。
ちなみに、ゴハンの時に”ビス=おかわり!”と使うこともありますw。
どうぞ良い金曜日を!
Buon venerdi!
あ、ボン先輩の写真を変更しましたよ〜↓。ワクワクするボンと温泉ビーチで幸せ顔のボンです^^/
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