インドイチジクは晩夏のシチリアの味

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どうも皆さま、ボンジョルノ♪

今日は最高気温29度台で、ちょっぴり涼しげなパレルモでしたー。なので、暑くてなかなか行く気になれなかった市場に、約半月以上ぶりに行ってみたら!

まだしっかり夏食材でしたw。

でも、わずかながらにも秋の気配が届いてましたよー。

インドイチジクの季節が到来=晩夏

はい、インドイチジクー(フィーキ・ディ・インディア)。

初物のインドイチジクよん

パレルモの場合、夏の始まりはテネルーミで感じますが、

遠くの方に聞こえるかすか〜な秋の足音は、インドイチジクが連れてきます。

街なかに暮らしていても、市場に行くと微妙な季節の移り変わりがわかるのが良いところですな。

インドイチジクはトゲトゲのサボテンの実!

なかなか見慣れない食べ物かも、ですが、シチリアではメジャーな果物。避けては通れないサボテンの道です。

▼謎のインドイチジクの食べ方、収穫の仕方、味わいはこちら。

バカンスで過ごしたフィリクーディ島にも、当たり前のようにワンサカ生息し、風景に賑わいを添えてましたが、7月後半はまだまだ緑色でしたね。

これらがジワジワ色づいて、どぎついピンキや黄色やオレンジに変わる

”実をつけたウチワサボテン”は、シチリアのイメージアイコンでもあり、Tシャツの柄とかアクセサリーなんかにもなったりして、なんだか可愛らしい趣だけど、その実態はかなり凶暴

風が吹くとトゲを飛ばすこともあるそうですから、油断はできませんw。

私もフラッとかすっただけなのに、洋服越しにトゲが残って大変でしたよ…。

それが野生のチカラだ!とも言えますけどね。外敵から自分の身を守るチカラ。素晴らしいですよね。

好き嫌いはあるものよ

チカラ強い生体のシチリアを代表する晩夏の味覚。だからと言って…「おお!インドイチジクが出てる〜♪」なんて別に喜びにあふれたりは、しません。まったくw。

不気味だし、むきにくいし、食べにくいし(←その食べにくさは、こちらをご参照ください)

ジャムやジェラートのフレーバーになっていたら、季節とシチリアの味覚として「おお!」と食べますけど…そのままはちょっと。というか、別に食べなくても生きていける系……あ、私は、ですよ!

「俺もなんだか苦手」ボン先輩は、野生の勘で近づきません。そばを通るときは、ソローリと。教えてないのに、知ってることがたくさんあるね。

秋の味なら、やっぱり秋刀魚が良いわ〜。秋刀魚…揚がらないんですよねぇ。アジやイワシやサバはいるのに。

あ、サバとイワシを合わせて食べると秋刀魚になるとか←プリンに醤油かけるとウニ的な秋刀魚クリエイト方法は…ないか。

ちなみに、インドイチジクは…柿とスイカの白いところと茹でたジャガイモと小粒の糖衣錠を大量に一緒に口に入れると、インドイチジク体験ができるかも!(やってないから知らんけどw)。

どうぞ美味しい良い水曜日を!
Buon martedi!

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