インドイチジクにハマった日本人に全島民が泣いた

スポンサーリンク

どうも皆さま、ボンジョルノ♪

先日、パレルモの市場に並び始めて、秋の気配を伝えてくれたフィーキ・ディ・インディア(インドイチジク)。島でもすっかり色づいて、というかすっかり熟れて、ボロっと落ちてたりもして。ちょっと危険なことになってましたw。

▼前回のお話

実の方にもしっかりトゲがあるから、ビーチサンダルの足でうっかり踏んだら大変。肉球で踏んだら、もっと大変!

うまそうなのだ

痛いし、ドロッとした糖分多めの果肉につぶつぶのタネで悲惨なことになるので、ボン散歩も注意が必要でした♪

食べたことない!という友達のために剥き身が届いた

秋のお告げのひとつであるフィーキ・ディ・インディアは、やはり島では必ず挨拶がてら「今年のフィーキはイマイチだ」などと「今年のサンマは脂が乗ってる」的な感じに話題にのぼります。

フィーキ・ディ・インディアとセットで、見慣れない日本人=友達も話題にのぼりw、東京から来てるんだよーと紹介すると、「フィーキ・ディ・インディアは食べたことある?」という流れはデフォルトw。

するとある日、島で唯一のフィーキ・ディ・インディア未経験者wであろう友達のために、宿のオーナーのおばさまが、「お食べなさい!」と剥いて持ってきてくれました!優しい〜。

トゲトゲの実を剥くのは、素人にはムリ(強靭な手袋か、経験豊かな肉厚な手の皮が必要)なので、大変喜ばしい事態に、それでなくても初めてづくしで脳内のアドレナリン放出しまくっていた友達も感激して、早速パクリ。

▼収穫方法、剥き方、食べ方はこちら。

タネの飲み込み方が難しいから、どうかなー。と思ったけど、想像を絶するハマり方をしてw、「カリコリしておいしー」と、ほぼ全部を友達が食べきってしまいました!マジかよ、おい。でしたw。

なんなの?錠剤飲むの得意なの?歯が丈夫なの?←問題のタネは噛み砕いてはいないらしい。というか、いきなりコツを掴むってどういうことなのw?!

カリコリ噛んだふりして、ハマった日本人に全島民が泣いた

世界遺産エオリア諸島の端っこにある秘境感の高い独特な島フィリクーディは、”来る人を選ぶ”らしく、「来た人全員がこの島を好きになるわけではないのよ。たまに合わずに2度と来ない人もいるんだわー」と、少し寂しそうに言っていたおばちゃんは、あまりの見事な完食ぶりをたいそう喜んでました。

そりゃそーですよねぇ。島の自慢の一品を美味しい美味しいと食べる、遠くから来た人。それは、全島民が泣くでしょうw。

でも、もしかして空気を読んで「無理してない?」と心配したけど、全くそんなことはなく、ガチでハマった模様。むしろ、私が島で唯一フィーキ・ディ・インディアが苦手な人になった模様。

島のフィーキ・ディ・インディアはオレンジ色の単一系

島はオレンジ単色系ですが、色もいろいろ。

昨日、スーパーで見かけた剥き身。激しいメキシコ風ピンクや赤などもあります

「水が合う」という表現がありますが、それホントのことで(ローマの水が合わずに常にお腹を壊していた日本人の友達が言ってました)、土地の食べ物が合うかどうかで、その土地に合うかどうかは、ある程度判断できるかもしれませんね。

気持ちは好きでも、身体が拒否することもあるし、またその逆もあり。人間も食物と水でできてる動物だから。

カキとスイカと食感は茹ですぎたお芋の珍しい果物(?)と妙に合うことを発見してしまった人とそんな姿を喜ぶ人。フィーキ・ディ・インディアがつないだ地中海の島人と東の方の島人の美しい交流でしたw。

好きなものを食べて良い月曜日を!
Buon lunedi!

コメント

タイトルとURLをコピーしました