どうも皆さま、ボンジョルノ( ´Д`;)。
あっついですねぇ〜。日本は40度もあるとかないとか…。この週末、まさに怒涛!のパレルモもアフリカからの熱風が吹き荒れ、強烈に暑かったデス!(今も暑い)
灼熱のサンタ・ロザリア前夜祭本番でした。
会場設営、ピアニストのリハーサル、そしてレレレのレ
ピアノの調律も済み、日本からバレリーナ&友人たちが続々到着。
観光に向かう友人たちをよそ目に、バレリーナはピアニストのオルネッラさんと初合わせなど準備です。
初めて同士…でも、さすがプロ同士。登場のタイミング、全体のリズムなどなど、
サクサクと合わせていきます。
その間に会場設営。今回は建築家のロレンツォ君が会場設営責任者として全面協力してくれました。
なぜ建築家が?となりますが…、
18世紀頃の貴族社会では、館を使った重要な催しの際にパレルモ市議会所属の建築家が、インテリアデコレートも担当していたそうですよ。Apparati effimeriと呼ぶそうな。今回のパーティのコンセプトもサクッと言えば”当時の貴族ごっこ”ですので、建築家がやるとそれっぽいよねーということで。
ロレンツォ君が掲げたテーマは、
「灼熱の夏のシチリアの庭」
です。家の中なんですけど…放置気味の枯れた草木もそう言われるとなんだかオシャレですw。
以来、レレレと呼んでいます。
前夜祭当日のゲネプロはボン先輩もしっかり見学
そうして迎えた前夜祭当日。朝からゲネプロです。
楽しみすぎる❤️!
衣装を身につけ、本番さながらに優美に踊る姿にうっとりする飼い主と共に、ボンさんも見入っていました。
「オレ、バレエ初めて観た!」
そりゃそーでしょーよ。
盛り上がりでピアノがドドーンと鳴れば、ボンさんはビックー!とかしてましたが、吠えず走らず大人しく見つめている様子を見ると、美しさは犬もわかるんだな。なんて思えてきます。
楽曲は、創作でショパンのノクターンと、
ライモンダ!!!!
Che spettacolo!
スペクタクル!!!!
カッコいー!大好き❤️。
1700年代のフレスコ画が見下ろす、1920年代のムラーノの大シャンデリアの下で、なんと華やかな…。
バレリーナは、東京小牧バレエ団のプリンシパルとして活躍中の周藤早苗さん。超忙しい中、かけつけてくれた心意気とあまりの美しさに感動しすぎて涙が出ました(T_T)(T_T)(T_T)。
ちなみに…後ろの黄色い布はDJセット。午後リハーサル予定のDJが「セッティング済みだから1mmも動かさないで!」とのことで(白目)動かせませんでしたが、二人のプロはそんな細かいことは気にも留めず、スペースを考慮しながら調整してくれました…本物のプロって素晴らしいわ!
さあ、いよいよ本番の夜へ!「灼熱の夏のシチリアの庭」で舞うバレリーナをどうぞ(動画あり)!
コメント
サッカー部キャプテンの彼女が実はバレリーナ。。。
きゃ~!ありそう!!
ボン先輩の表情が素敵すぎて久しぶりの妄想(笑)
しかし、バレエの始まりってこんな感じだったんだろうなあというシチュエーションに感動です。
>しんしんさま
そうですねぇ、モーツァルトが貴族のサロンに招かれて弾いていたのを想像してみたりすると、こんな感じだったのかもしれませんねぇ。昔の貴族ごっこがテーマなので、なかなか良いイベントとなりました❤️。