”パリで活躍する日本人シェフ”の店へ!
L’Archeste アルケスト〜大人の女子パリ珍道中4

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パリで活躍する日本人シェフのお店に行きたい!

なんとなくパリ観光を楽しみつつ、夕方はエアビーでアペリティーボと共にYoutubeにはまり、90年代の恋愛について喧々諤々語り合いながら(観てた動画はご想像通り。サトミのあざとさが槍玉w)、続きが気になりすぎて動画見ながら支度をし(←大忙しw)、「地下鉄乗りた〜い」という友人の願いを叶え(?)わざわざ地下鉄で向かった先は、

 

泣く子も黙るパリの話題のお店
L’ARCHESTE(アルケスト)

 

 

パリの地下鉄ワンコ。…振り向いてるwwwかわいー。

 

今回のパリは、友人の「ただ歩きたい」と私の「パリで活躍する日本人シェフのお店に行きたい」が2大コンセプト。バイバイブルースのYUKIさんはじめ、グルメな友人たちにリサーチしたなかでも人気筆頭だったのが、こちらのお店でした。

 

特に超絶グルマーな友人、リクルート時代の同期くんからは、「ひらまつパリにいた人だよ」「満席でも席作ってもらえるよ」などと有益で頼もしい返信と共に、とても気になる情報も。

 

バターがすごいよ。

 

え?バターがすごい?いや、実は何を隠そう俺たちバター好き♪パリ旅の3つ目のコンセプトに、「強烈に美味しいバターとパン、1:1の割合で心ゆくまで食べたい」があったのです。

 

同期くんもバター好き(バター好きな人が周りに多くて幸せです)。エシレがどーの、最近のおすすめはルアパック(※)などと話それまくりのメッセージをやりとりするうち、あっという間に予約のオーガナイズをしてくれていました。すごい。仕事早い。

※日本でも買えることが発覚しました。ルルパックって読んでたけど、ルアパックのようです。デンマーク産。

あまりの美味しさに、友人はむせました

そんなわけで友人知人に情報提供いただき、同期くんには予約までしてもらったお店は、16区の閑静な住宅街にありました。

美味しそうなw明かりが漏れるお店のドアを開けると、シンプルで居心地良さそうな空間。がっつり日本語を話すフランス人の案内でテーブルに着くと、そうそうに伊藤良明シェフがメニューの解説に来てくださいました。

 

2016年9月にオープンし、5ヶ月後にミシュランの星を獲得した最速スターシェフ。醸し出す香りは、職人のそれです。友人が仕入れた情報によると「食材至上主義の男気溢れるシェフらしい」。なるほど。

どんな食材が登場するか、とても楽しみ〜❤️とかなんとか、また外見と不釣り合いなキャッキャ細胞が活動を始めたところで、人参とインゲンが登場です。

サクッとひとくち食べたところで、
友人が、盛大にむせましたwwww。

 

あまりの美味しさに、
息を飲んだら食べてる最中だったという…w。

 

つまりそれは、最上級の賞賛なのです。

 

「どういうこと?キッチンに天ぷら職人がいるの?!」

って、いないだろーよw。

まさか本気で言ってないと思いましたが、
後で、良明シェフにも聞いてたから、
相当感銘を受けたんだと思われます。

 

シェフが自ら市場で買い付けたり、フランス中から探すらしい食材のスバラシさはもちろん、たしかに。人参の甘さ…インゲンの歯ごたえっぷりと濃厚な旨味が、さっくり揚がって際立って。老舗の天ぷら屋さんのようでした。

 

続いて、ひとくちニシンとポテト。

 

桃とビーツとブラータチーズと、なんとシソ。

 

 

ところで、合わせたワインですが…フランスワインはわからないので、「お店から相談メッセするから、時差関係なくアドバイスして。」と、個人輸入レベルでパリまでワインを買い付けに行く同期くんに言っておいたところ、

 

なななんと!

シャンパーニュが用意されてました!

(そうか睡眠を邪魔されたくなかったかw)

 

それは、ドゥラモット。幻のシャンパーニュ「メゾン」の妹的ブランドなんだとか。こちらも飲んだ瞬間、むせそうになりましたよw。きめ細かな絹のような舌触りで、イタリアのスプマンテも良いですけど…やはりシャンパーニュはシャンパーニュですなぁ…としみじみしました。

 

それにしても、「あちらのテーブルのお客様に」のレベルが地球規模。日本から素敵なシャンパーニュをプレゼントしてくれた同期くんの粋な計らいに、気を良くして、二人でパンもバターも爆食です。

 

もうふた皿目❤️!

これが噂のバター、ノルマンディーのMaison Borniambuc。なかなか手に入らないものなのだそう。それを、シェフが食べ歩いてパリで一番美味しいと認めたパン屋さんのパンにごってりつけて…。

 

え?ちょっと、すっごい幸せじゃない?!

 

物理的に幸せ噛みしめました❤️!

 

 

ひゃーすごい長くなってしまってるので、怒涛の後半、駆け抜けますよ!

素材の組み合わせが絶妙過ぎて
面白くて美味しい怒涛の後半戦

牡蠣をエビにチェンジしていただいた、本マグロ×キャビア〜×エビ×出汁×30年もののシェリービネガー。

シェリービネガーの”重酸っぱい”味わいが、トリプル主役をうまーくまとめて共演成功!ってな感じの帝国劇場なひと皿。

 

 

続いて、コーンとフォアグラ❤️❤️❤️に、なんと牛のジャンボン。

コーンもフォアグラも大大大好き。もうそれだけで昇天ですが、後味がボワっとなりがちな二つを野趣溢れる牛のハムが引き締めて、旨味が逃げずにまとまって溢れ出す感じ…。これ食べに戻りたい味…。

 

 

そして…、こんなオマールが、

こんなことに!
キャビアがこぼれ落ちそうw!

素材のどれもが濃厚な旨味で大騒ぎです。無人島に遭難したときこのひと皿があったら、ちょっとずつ食べて1ヶ月くらい生き延びられそう。

 

 

そしてそして、こんな牛が!

こんなに美しくw。

ここにフランスがまとまってる…。

この先のパリ滞在で無理に「フランスだし〜」な料理を食べなくても、もーぜんっぜんパリ満喫した!とエッフェル塔に叫んでも大丈夫なくらい、フランスな味を満喫させていただきました。

 

ゆえに、翌日からますます気が抜けたパリ旅になります。

 

 

最後の締めは、極上ドルチェよ。

毎回行くたび発見のあるお料理がいただけそうな、面白く楽しく、そして美味しいレストランでした。そう、美味しい。星がどうのこうのとかではなく、やっぱり美味しくないと。美味しいから全部食べちゃう。

 

昔々、ポール・ボキューズ氏の取材で、リヨンのお店を訪れたときにいただいた地元サイズのフルコース。「こんな量、食べられるかっ!」って腹が立つくらいのボリュームだったのに、なぜか完食できてしまい「へー。美味しいと食べられるんだな〜(満腹中枢とは別のところが作動するのか)。」と衝撃を受けたことを思い出しました。

 

友人は最後のカヌレが食べきれず、
お持ち帰りにwwww。

丁寧に包んでもたせていただいた
カヌレは、翌朝の朝食になりましたとさ。

 

 

パリに行く予定の方は、
行った方が良いかと思われます。
美味しい発見、ぜひご体験を!

…気の抜けたパリ旅、続きます。

カルティエの思い出と老舗カフェの極上バター
〜大人の女子パリ珍道中5
大人の女子パリ珍道中続きです♪ 素敵過ぎる夕食後、タクシ...

 

 

コメント

  1. しんしん より:

    あまりにも美味しそうでだんだん眉根にシワが・・・笑!!
    「フランスがまとまってる」は素晴らしい表現!!

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