どうもー皆さま、ボンジョルノ♪
今日3月19日はイタリアの父の日でした。なんでこんな中途半端な時期に？！って感じだけど（失礼w）、実はちゃんと理由があるんですよ。
日本の父の日にも理由があるんですよね、きっと。
そんなわけで今日は朝から準備でした（あ、スフィンチェを買いに行っただけだけどw）。
シチリアの父の日は”スフィンチェ・ディ・サン・ジュゼッペ”
いつも行く近所の可愛い美味しすぎるパスティチェリアも朝から激混みで、飛ぶようにスフィンチェが売れてました。
並びながら「待ってーなくなる〜！」と焦ったけど、奥に何百個も用意済みだったｗ。シチリア人を甘くみてはいけませんね。売り切れたら暴動が起きるでしょうから。
手に乗せた感じは、チワワと似てる
その大きさは、手のひらに乗せるとはみ出すくらい。持った感じの重さと大きさは、チワワって感じです。
プチサイズを出してくれたら良いのになーと思うけど、なんですかね、この大きさはパパの大きさみたいなもんなので、ちょっと譲れないサイズ感なのかも。
「そんなの一人で食べきるの無理だろー」ですが、一応人数分用意するのがシキタリ（？）。そりゃ飛ぶように売れますね。
朝食の時間だったこともあり、カウンターでカフェを飲みながら食べてるおじさんもいました。美しいお姉さんも。いそいそと立ちテーブルに運んでるところを「撮らせて〜」とパチリとさせていただきました。
親切でお節介で嬉しそうな人たちに和む
すると、寄ってたかって「シチリアの伝統は、このスフィンチェなのよ」（イタリア各地で違うので）、「リコッタクリームが美味しいんだよ！」などなど、その辺にいた人たちの怒涛のシチリア菓子自慢が始まってしまったw！
そりゃガチアジア人が写真撮ってたらね。犬を連れてるからご近所住まい？なんて想像しません。イタリアあるあるな光景ですw。
十分知ってはいるのだけど、こんな時、「いや、知ってますよ」とは言えず「へー美味しそう！さすがシチリアですねー」とか言っちゃう私ｗ♪
だってせっかく他国の人間に自慢できて嬉しそうなのに、水を差すのも悪いじゃな〜い？
親切でお節介でちょっと鬱陶しいけどw、それも優しさだと思うので。
ちなみに、いつも行くお店だからお店の人とは顔見知りではあるのだけど、お店の人もね…同じものについて（特にピスタチオクリーム入りのコルネット）毎度親切に説明してくれます。そういう忘れっぽくて親切な感じ、好きですよ。
そうして、「アウグーリー♪」とか言い合ってお店を後にした次第。
些細なひと時だったけど、なんだか和みました。知らない人とでも知ってる人とでも、平和的に交流する時間が1日の中にちょいちょいあると、良いよね〜。
あ〜もし第三次世界大戦なんかになって、こんな忘れっぽくて親切な人たちが被害に会うとか…もー想像するだけで涙が出そう。きっとウクライナの方たちを直に知ってる人たちも、辛いでしょうね…。
どうぞ平和な日曜日を！
Buona domenica!
結局、ムリムリ言いながら１個完食してしまいました…。いや、ホント美味しくて止まらない。そして今、胃もたれしながら書いてます。
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