庶民の食堂トラットリア Da Pinoの続きでございます。
丼にしたいカポナータ をたっぷり堪能した後は、定番のパレルモ・パスタをいただきました。
一品目は、アンチョーバ。

アンチョビの入ったトマトソースに、パレルモ料理に欠かせない!パッソリーネ(干しブドウの一種)を入れた、またまた甘酸っぱいパスタです。
甘酸っぱい料理って、和む!
っていうか、疲れがとれる!
これに、パレルモパスタに欠かせない!モッリーカ・ディ・パーネ(焦がしパン粉)をまぶしていただきますよ。チーズじゃなくて焦がしパン粉が渋いですねー。
パレルモのパスタは、焦がしパン粉がけが多いのですが、はて?なぜだろう。
「パンが美味しいからに違いない!」と私が言いますが、違う違う、また理由を調べてご紹介しますね。
そうしてもう一品は、この店の大人気のパスタ「アッラ・グラッサ」です。

煮込んだ牛肉とその出汁をソースにして、なーんとポテトも加えちゃう。という、Oh!炭水化物on炭水化物。お好み焼きで白飯を食べてしまう関西風です(?)。
しかし、これがまた…
ホッコリして美味しいんですわー!
ホッコリって疲れが癒される~。
(どんだけ疲れてんねん…)
ざっくりした料理だけに、それこそ料理人のセンスがポイント。
やっぱり、愛情たっぷりのマンマが作ってる?!と、キッチンをのぞけば、ほがらかなお兄さんでした・大笑。パスタはしっかりアルデンテ。うまいよ、兄さん!
そして、セコンドには、牛肉のピッツァイオーラをシェアして、ガッツリ食べたら、お会計です。
The筆算!

昭和な香りのする下町食堂 Da Pino
しかもお値段も、昭和。
アンティ、プリモ、セコンド、ビールとワインで、だいたいお一人様10ユーロくらい。持ってけドロボー!筆算だし、間違えてるのでは?と、心配になり検算しましたが、合ってました(親切な客)。
ボる店もあれば、逆の意味で値付けのおかしい店もある。不思議な街です、パレルモ。。。
<Da Pino>
住所:Via Spezio, 6
営業:月ー木 お昼 (12:30~15:00くらい)
金・土 お昼と夜 (20:00~23:00くらい)
要予約ではありませんが、要勇気。
現地の人しかいないし、相当注目を浴びるので、視線の洪水に耐えられる人限定でおススメです。また、ちょいと治安的に不安なエリアにあるため(近くでマフィアのボスが捕まったりしてるし)、やっぱり勇気…というか運の良さも必要かも?いやいや、ウソですよー。
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