丼にしたいカポナータ…パレルモ家庭料理Da Pino

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こちら、パレルモの中でも下町中の下町ボルゴエリアにある庶民の食堂Da Pino。日本語的に言うと、「ピーノさん家」。

ピーノさんは、ブルーのシャツのおぢさんじゃなくて、ブルーのシャツのお父さん。90年代にお亡くなりになっていますが、ブルーシャツのおぢさん曰く、

パパが僕らに残してくれた店を守ってるのだ

で、相変わらず「ピーノさん家」という名前で経営しているわけです。ちなみに、ブルーのシャツのおぢさんは、ジョバンニさんです。

「家族経営のトラットリア」というワードに、すこぶる反応してしまう、イタリアファンの心をグッと鷲掴みにするコメントを、営業ではなくさらりと言ってくれて愛らしい。

パーカーの彼は、その息子さん。ピーノさんのお孫さんで、ジョバンニさんの息子さん(もういいって)。

さて、まずはアンティパストには、絶対必食!シチリア名物カポナータ。

カポナータって、日本における肉じゃが位置にあると思うんですよねー。どこでも食べられるけど、各街、各店、各家、各人で味が変わるから。

基本的にスッパイ料理があんまり得意ではないので、カポナータも「どっちかというと食べなくてもいいかもー」ではあるんですけども、こちらさんのは、「丼でお願いします」と言いたくなる風味。

もしかしたら、ホントに丼ゴハンにドーンと乗せて、「カポナータ丼」にしちゃっても、、、それはかなり良さそうな…。

「和」っぽい味付けというか。いや、オリーブも入ってるから、「和」では全然ないだけども、なんだかとーっても!

ゴハンに合いそう!

な風味なのです。甘酸っぱくて、、、うーん、ひき肉入れて辛味を加えたら、マーボーナス?←それじゃあ、中華だ。

要するに…銀座と京橋の間くらいの裏路地で、サラリーマンがお昼に食べてても、なんかしっくりくる。そんなホッコリしっくりする味なのです。

って、だんだんなんだかよくわからなくなってきたので、この辺でやめておきます。

まあ、とにもかくにも美味しいんですわ(ざっくり)。

100円ショップで売っていそうなプラスチックかごにワサッと入ったパンが、これまた激ウマ。あーどうしてパレルモのパンは、こんなにウマいんでしょうか。

このパンと、この丼カポナータと赤ワインがあれば、もう、何もいらない。ってくらいなもんですが、パスタもね~うまいのよ~。

▼パスタ編へ、続く!

パレルモ料理って、結構お砂糖使うんですよね〜。そのせいかしら、妙に馴染むのは。それってイタリア料理では珍しいんですよね。やっぱ、魚がウマイところは調理に砂糖なんですね(さわぼんの結論)!

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