コロナ禍のイタリア病院事情と大腸スコープ(内視鏡)検査体験記【前編】〜お粥と下剤とカモミールの巻

どうも皆さま、ボンジョルノ♪

イタリアで80歳以上のワクチン予約が始まりました!シチリアとそのほか8州の先行予約。昨日から予約受付開始でした。順次…年代が下がってくる予定(ドキドキ)。

さて、それはさておきお元気ですかー?お腹の調子はどうですかー?いえね、実はとうとう…とうとう…体験してきたんですよー。

そ・れ・は、
大腸スコープ!

予約をしてから約半月。とてつもないw緊張の日々を過ごしていたのですが…やりきりました(ホッ)。今日は、恐怖に打ち勝った証として、記念にここに記録しておこうと思います。



イタリアで大腸スコープ(内視鏡)検査体験

やったことあります?

「やった方がいいよ」「毎年人間ドックでやってるよ」「え?やったことないの?」「やりなよ」などなど、ここ数年…あちこちで言われ続けてきたものの、ただただ怖い…という理由で避けて通ってきてました。

だって!暗がりに隠れる老兵とか、白い巨塔で真っ白になった人を間近で見たから!…それ、どっちもピンキー(夫)ですけどね…そんな身近な人の恐怖体験を間近で見たら、気持ちも萎えるってもんです。

3リットルの下剤と1リットルの涙〜パレルモの夏の怪談4
どうも皆さま、ボナセーラ♪ピンキー入院騒ぎもそろそろ終幕...
パレルモの”白い巨塔”で…ピンキー(夫)ぶっ倒れるの巻!〜財前教授の処方箋は美味しい名店のドルチェ
どうも皆さま、ボンジョルノ♪ 不穏なタイトルですみ...

(暗がり老兵は大腸スコープじゃなくて造影剤撮影でもっとハードな奴でしたが)



大腸スコープのお値段は?3日前からの食事制限は日本も?

では、日本ではあまり知られていないイタリア病院事情も合わせてご紹介したいと思います。

まずイタリアでは、公立病院か私立病院を選ぶところから。あ、その前にホームドクターに相談します。で、ホームドクターの”リクエスト”で公立病院は、無料。でも、予約が半年待ちとかになります。

追記:イタリア在住でご存知ない方もいるようなので…追記しておきます。リクエストには超緊急(U)、早め(B)などカテゴリーがあり、その指示があると早急に予約が可能です。なので、急いで公立病院の予約をしたいときは、それらのカテゴリー表記をしてもらうのも一つの方法。今回のような通常の検診目的の場合は計画可能(P)という扱いで、予約までに時間がかかります。

一応、公立病院で聞いてみたら、早くて7月と言われたので(やっぱり)〜それまで緊張の日々を過ごすのはイヤ!と思い、今回は私立病院を選択。私立だとお値段まちまちで、だいたい250ユーロくらいが相場のようです(生体検査別)。ま、日本でもそんなもんですよね?

というわけで、半月後の予約完了と同時に病院からメールで「検査までの注意」的なものがメールで送られてきました。
※ホームドクターへの連絡・診療〜私立病院予約完了まで全部オンラインです。

特に大事なのがコレ!


食事制限:
検査の3日前から果物、野菜、豆類、全粒粉は除く
。前日に下剤を飲み始めたら、ガス入り、アルコール類はダメ。透明な飲み物のみ摂取オッケーです(水、お茶、カモミール、麦茶、コンソメスープなど)。

野菜も果物もダメって…。要するに消化が良く腸に残らないものってことなんだけど、もうそうするとお粥しか思いつかない…。

3日間、お粥と卵、鶏肉で出汁をとったお粥、お粥にパルミッジャーノとオリーブオイル…と、お粥を食べ続けました(梅干しは果物か?という論争はあった)。お肉やお魚は食べても良かったんだけど、野菜なしだとバランス悪くなりそうで。腸に滞留しそう…とか思っちゃって、避けてみました。

おかげさまでヘロヘロ。

ヘロヘロの前日の食事制限はさらに厳しく…。


検査の前日:
ランチはセモリナ粉のお粥的なもの、コンソメスープ、パスティーナかヨーグルトで、野菜と果物は除く。夕食は20時までランチと同じもの。21時から下剤パート1。翌朝は施述4時間前から下剤パート2。朝ゴハンもランチも抜きで、施述前2時間前までなら、お茶なら飲んで良いよ。

死ぬ…。日本の大腸スコープも、こんなに厳しい?

イタリアの別の病院で受けた友達の指示書を見せてもらうと、前日まで結構いろんなものを食べて良かったので(ズッキーニとか)、この病院がやたらに厳しいのだろうと思われます。

いや、パレルモが厳しいのか?

友達のご意見「パレルモ人は普段必要以上に栄養とってるから、3日くらい絶食してもどーってことないと思ってんじゃない?」に、まったくもって賛同しました。だよね〜w。



これがイタリアの下剤 2ℓ+1ℓのお茶ミッション

はい、こちらがイタリアの下剤。いろいろあるようですが、定番のひとつ”クレンシア”です。クレンジングっぽい名前で効きそうです。

説明には、1ℓに大袋2つ、小袋2つを溶かし、15〜20分毎に250㎖ずつ一気飲みする。と書いてあります。それを夜と朝の1回ずつ繰り返します。

で、件の指示書には、クレンシアを飲み終わった後に500㎖のお茶かお水を飲む。とありました。…さらに!ー全部で3ℓじゃないか〜!

量もさることながら、10人に1人の割合で起きるという副作用(吐き気)にまんまと引っかかったピンキー(夫)がオエオエしながら飲んでいた記憶がトラウマ。「あー吐く、絶対吐く…」とビクビクしながら飲んでみると、塩味でビニール風味がまずかったけど吐き気までは起きず、心頭滅却して一気飲みができたのが幸いでした。

それにしても、楽しい雰囲気もコールもなく、ただただ…ただただ…クソまずい液体を飲み続ける。この寂しさたるや…。下剤の後の、せめてものお砂糖を入れたカモミールが、とてつもなく美味しかったです(ひと口目だけ)。この後、緑茶や麦茶に変えてみたけど、所詮は香りのついた水でしかなく、虚しさは変わらない。

日常は、ありとあらゆる味や香りや食感で彩られているのだなぁ。としみじみしました。…絶対に、コロナにはかかりたくない。味覚嗅覚障害がホント怖いです…(あと脱毛)。

そうして、下剤パート1&パート2で体内にはもう内臓しかない状態に。多分4、5キロは落ちたかもしれません。毎年検査してる友人@日本によれば、「スッキリ感がたまらない」とのことですけど、その前にぶっ倒れないか不安でしたw。



入院患者は全員PCR検査 付添人は入れません

さて、そんなスッカラカーンになってから、パレルモ市内の私立病院のひとつへ。

院外にPCR検査パビリオンがありました。

入院患者は片っ端からコロナ検査、デイホスピタル(日帰り入院)でもコロナ検査。基本的には検査していないお見舞いや付添人も入館できません。コロナ患者は主に公立病院が請け負っていて、パレルモでも大きな公立病院3つで集中的に受け入れてます。私立病院はコロナゼロ(一応)だから、入館管理がとても厳しい。

今回は大腸スコープだけなので、前日に病院から体調確認電話のみ。物々しい雰囲気の入り口で監視員さんが予約番号を照合し、熱を測って、入館となりました。。。

さあ、いよいよ。

後編〜病院の内側編に続きます!

コロナ禍のイタリア病院事情と大腸スコープ(内視鏡)検査体験記【後編】〜素敵な紙パンツと鎮静剤の効果の巻
どうも皆さま、ボンジョルノ♪ 初のパレルモ・オンラ...

 

帰ってきた本日のイタリア語

colonscopia
コロンスコピア
大腸スコープ

コメント

タイトルとURLをコピーしました