どうも皆さま、ボンジョルノ♪
初のパレルモ・オンラインツアー無事終了しました♪
ちょっとしたハプニングもありつつでしたが…「面白かった」の感想もいただいてホッとしました^^;。また3月上旬に第2回を開催予定です!ご参加者はビデオなし音声なしなので、ゴハン食べながらでも裸でも、お気軽にご参加ください!
ということで、大腸内視鏡検査初体験の続きです!
コロナ禍の待合室で目会話キャッチボール
館内は、マスクはffp2か医療用で、あちこちに手指消毒のアルコール。ガッチガチに感染対策が取られていました(無症状者がいたら困るもんね)。


待合ベンチも着席禁止の張り紙。ディスタンスを保つための努力が伺えて、安心感ある…。けど、その後ろにBARがあるんだけどね…?楽しそうにカフェ飲んでましたね…。
受付で管理コードを発行してもらってから、指定の階へ移動します。
消化器科の階に行ったら…誰もいないっ!不安っ!

でも、大丈夫。待合室っぽいサロンに行くと、そこにいた人が「順番が来たら、名前呼ばれるよー」と教えてくれました。次に来たご新規さんには、私が教えてあげなければなりません。なぜならそれが、イタリアの待合ルールだから!
どっちみちイタリアの待合室は、必要以上におしゃべりするもの。なので、こんな風に「どうせ教えあうでしょうよ」ってなもんで、特に説明も書いてないし、説明する人もいないものですが、さすがにコロナ禍。
必要以上の会話はなく、あり得ないくらい静かでしたねぇ。声が出せないなら目で話そうとする人もいましたが。
壁のあちこちに、絶妙に下手な世界各地の写真パネル(院長が撮った?)があったんだけど、たまたま中国の写真の前にいたら、「これ、アナタの国?」と目線を送ってきた人がいたんですよ。
なので、私も「ノー」と目で訴えると「あら!」なんて目をされて、「ジャパンです」って…目だけで言うのは難しかったwけど、コロナ禍らしい目会話キャッチボールを試みたりしていたら、名前を呼ばれました。
ああ、いよいよ…。
カワイイ紙パンツと鎮静剤の魔力!
検査ドクターと看護師さん(おっさん)がいる診察室で、「鎮静剤を打つけど良い?」とか「ポリープがあったらとって良い?」などの質問事項にサインをしてから、更衣室へ案内されました。
そこで用意された紙パンツ。あらやだ、奥さん!なんかカワイくない〜?!後で皆んなに送ろーとか思って一応撮ってみた写真。小さめに載せてみます。

紺色の膝丈で、緩やかではき心地も◎。なんなら履いて帰りたいくらいのクオリティでした(お尻が割れてますが)。
そして、おっさん、いや看護師さんと新着パンツ♪でウキウキ施術ルームへ。
広い…。30畳くらいある緑色の部屋の真ん中に、ポツンとベッドが置かれている。再び恐怖心が湧き上がりました。広いってコワくない?!(謎の心理)。
おずおずとベッドに上がると、有無を言わさず腕に鎮静剤注入用のプラスチック製カテーテルをぶっ刺されました。「あーこれ苦手なヤツー腕が硬直するーやだー」とか言ってたら、おっさん看護師、手術した時の先生と全く同じことをしてくれやがりました。
「大丈夫!痛くないよ!ホラっ!」と陽気に私の肘を曲げ伸ばし…。
▼手術した時の記録。先生が全く同じことをしたのだ。
「ひー!やめろぅぅぅーーーー!」のついでに、「大腸スコープ中に目が覚めたりしないように、たっぷり打ってくださいね!」と言うと、「ハイハイ、心配しないで〜」とおっさん。いや、看護師。「じゃ打つよー」「絶対、鎮静剤切れないですよね?」「大丈夫よー」とかやってるうちに、
「ハイ、起きてー」
と肩を叩かれました。
はっ@@!いつ始めるんですか?!
「終わったよ」
え?終わった?!
ビックリした…冒険は、知らないうちに終わったようです…。
効きやすいのか効かせすぎなのか、鎮静剤ミラクル!
まさかのポリープお持ち帰り!
…終わったのかー…ホェェェと、ボンヤリ着替えて、ボンヤリ診察室に行くと、画像付きの結果報告書をいただきました。あと、ポリープをひとつ。
「これ、検査に回してね」
は?私が?!
またホームドクターに、生体検査のリクエストを出してもらい、また病院に戻り、受付に渡す仕組みでした(初めて知った)。しかし、このまま置いていっても良いと言う。その場合は、100ユーロ(リクエストがあれば20ユーロ)。ボッタクリ〜w!
5倍とは暴利なので、ホームドクターにリクエストをもらうことにしました。…ということで、ポリープお持ち帰りw(翌日お届け予定)!
室温保存OKの頑丈なプラスチックカップ入り。バッグに入れて、一緒にスーパーマーケットにも連れて行ってしまったわ〜。でも、こんな風に持ち歩けると、失くす人もいそうですよねw。
そうそう、日本では鎮静剤なしも選べると聞きましたが…(驚)。気付かせないような最新機器とか凄腕テクニックがあったりするんでしょうか?!
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sedativo
セダティーヴォ
鎮静剤
コメント
ポリープと帰宅・・・だけではなく一緒に買い物!
最近、多少の事では驚きませんがこれはちょっとビックリ!!
前回の手術&入院レポートもそうでしたが、お国違えばで面白いです。
ちなみに、私は鎮静剤無しでしたが胃カメラに比べたら天国でした。知り合いの医師から「私もあの人。ここらでは一番上手い」と薦められた方だったせいか「鎮静剤は希望するなら打たなくはないけど(要らないでしょ)」と。周囲に聞くと「初回は必ず」とか「鎮静剤を推奨する」というほうが多いような気がします。