どうもー皆さま、ボンジョルノ♪
今日から本格的なクリスマスシーズンのスタートですな!
街もすっかりクリスマスの装い。
ですが、家の窓から見えるお肉屋さんの外壁がぎっしり、真っ赤なネオンで覆われていて、外を見るたび目に入ってイヤな気分w。
肉屋で血の色は、やめろ〜www!
などと…骨折で、心が狭くなっていますが、美味しいパネットーネで心を鎮める日々。。。
そう、年に一回のお楽しみ♪パネットーネの季節も到来でございます〜。
職人系パネットーネの売り上げが、メーカー系を上回る
スーパーでは、メーカー系パネットーネが山積み。ですが、厳選食材店では、職人系パネットーネ「パネットーネ・アルティジャナーレ」が山積み。
昔はパネットーネかパンドーロか、なんて話をよくしましたが、昨今は、どの職人系パネットーネが好き?が、話題の中心になるくらい、イタリアでは、職人系パネットーネがブーム中です!
私も昔はパンドーロ派でしたが、職人系パネットーネに目覚めてからは、すっかりパネットーネ派になりました。
とある記事によれば、2003年にこだわり職人系が生まれてから、続々増えて、2020年には、パネットーネの売り上げが、
職人系>大手メーカー系
になったとか。
ちょーと俄かに信じられませんけど…まあ、職人系は単価も高いし(メーカー系は10ユーロ前後?で、職人系は1個40、50ユーロ)、その種類と数も、シェフとパスティッチェーレの数だけありそうなので、なきにしもあらずではありますね。
何百、何千とありそうな各地のパネットーネ。さらに、なんちゃらコンテストも多数あって、、、はて?一体どれが「一番」美味しいのか?もはやわからなくなっている状態になっている。と言われています。
各紙が選ぶ今年のNo.1はいろいろ
ゆえに、各メディアがこの時期に企画する年末恒例の「今年のパネットーネ・ランキング」の結果もバラバラw。
もはやシンプルに「美味しい」だけじゃ収まらないので、各紙独自基準で選んでるからですね。
例えば、イタリアのグルメといえば、のガンベロロッソ。
参加した127個という限定数から選んでます。そりゃ何千個も食べられないしねぇw。
ヴォーグ・イタリアは、「美味しくて美しい」がテーマ。
アルマーニやドルガバなどブランドコラボ系や、ミシュラン系など、パッケージにもこだわってる勢ランキングです。
あ、ドルガバコラボといえば、シチリア発のフィアスコナーロ。…もはや職人系と呼んで良いのかどうか?と巷で噂になってます^^;。普通に美味しいけど、もっと美味しいのがある時代になっちゃってるから。
などなどなど。他の雑誌の記事も見ましたが…選ぶのに難儀してるなwが伺えました。編集部内でも揉めてそうだし、…結果、結構テキトーなのではw?とも思ったり。
「基本的には、どれもレベルは高く美味しい。あとは、自分の味覚に合うかどうかだ」
と、グルメ作家のスタニスラオ・ポルツィオ氏も言ってましたが、ですよねーw!と深くうなづいてしまいました。
だって、もうどれだって絶対美味しいはずだもの。あとは、好みですよ、ええ。
我が家の局地的ブームは、フワフワクリーミーな「ニーノ」
そんな極ウマパネットーネが乱出する中、我が家は…と言えば、パレルモ発の「ニーノ」が、局地的大ブーム中!
どこのランキングにも登場しないのは、発見されてないだけなのでは?と思っています(強気w)!
フワフッワに加えて、食べると謎にクリーミー…。優しく不思議な美味しさに、骨折で闇落ちしかけた心を救ってもらっています。
無添加、こだわりの良質食材、柔らかくて風味豊かなフルッタ・カンディータ(ドライフルーツの砂糖漬け)も、さすが本場!な味わいで、生地は空気のカスタードを食べてるような気分になるし(幸)、片手で食べられるしw!
めっちゃハマって、今シーズン3個目消費中ですが、次は、別のフレーバーで食べ比べもしてみようかな♪
なーんて、まだあとひと月くらいは、骨折のお供として楽しめそうです(骨折の治療期間とパネットーネシーズンの見事な一致)。
…イタリアって、シュトーレンだなんだと、別の国のクリスマスケーキや目新しいものがブームにならず、毎年パネットーネが話題になる…。
よく飽きないもんだw!
と思いつつ、こうして伝統は守られていくんだな〜と感心もしてます、毎年w。ま、本場ですもんね。日本でおせちのみたいなものか。
ではでは、どうぞ良いクリスマスシーズンを!
Buon Natale!(の挨拶が始まります)
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