イタリアのパネトーネのおすすめは?今年のトレンドとランキング【2025年版】

どうもー皆さま、ボンジョルノ♪

12月8日から、本格的なクリスマスシーズンがスタート(で、1月6日まで続きますよ)。

▼なぜ12月8日からクリスマスが始まるの

パレルモの街もすっかりクリスマスの装いで、恒例のマッシモ劇場やポリテアマ劇場のツリーも準備万端です。

恒例といえば、パネトーネ。
今年も職人系ブームが続くのか。

2025年パネトーネの傾向を探ってみましたよ。

イタリアは、職人系パネトーネが今年も熱い!

以前は、「パネトーネかパンドーロか」なんて話をよくしましたが、最近は、どの職人系パネトーネが好き?が、話題の中心です。

データで見ると、パンドーロ派の方が微妙に多いけど…パネトーネの方が展開は激しくて話題に出やすいのかもしれません。

我が家御用達の厳選スーパーP&Vも入り口にパネトーネが山積み 

2003年にこだわり職人系が生まれてから、年々商品が増え続け、2020年には、パネットーネの売り上げが、

職人系>大手メーカー系

となったそうで、昨年は、なーんとパネトーネ全体の消費のうち、職人系が半分以上。1年で 20%も増加したらしいです。

職人系のパネトーネは単価も高いから(大手メーカー系の5〜10倍)、金額と個数の比較バランスが難しそうでですが、定番のクリスマス菓子が、こだわり職人系の台頭によって再注目され、売り上げを伸ばすマーケットになってるのは、ある意味イタリアらしいし、ビジネスモデルとして面白いですよね。

2025年のパネトーネ・トレンド

この時期に多数登場するパネトーネ関連記事から、一部ご紹介すると…。

ヨーロッパ最大のパティスリー展示会シジェップ(Sigep)の分析によると、外食消費が減少する中でも、デザート(発酵菓子)への関心は世界的に増加。2025年のパネトーネの傾向は、高い品質を保ちながら、革新を目指している。

イタリアのマスターパティシエ協会のヴェネトの巨匠ルイージ・ビアゼットは、全粒粉、ウコンなど「スーパーフード」パネトーネ、イタリア優秀パティシエ・アイス職人協会副会長で、ローマの菓子職人マルタ・ボッカネラは、チョコレート高騰に対応し、天然色素アントシアニンを使用した紫色のパネトーネを発表する。

リミニのデニース・ヴァーニ(アリセ・パスティチェリエ創業者)は、「今年のトレンドは、パネトーネがよりリッチで、人を引き込むデザートへと進化している」と言う。クリアな味、軽い食感、洗練されたプレゼンテーションを求める傾向にある消費者に、別添えのクレミーノ(ピスタチオ、塩キャラメルなど)を絞り袋で提供する。

Corriere della sera: Panettone 2025, il trend secondo il salone della pasticceria Sigepから要約

なんか、すごい展開になってますねぇw。

他の記事を見ると「ズッパ・イングレーゼ」風や甘さ控えめ、天然素材、持続可能素材、セミパンドーロ(レーズンなどドライフルーツを含まない系)、塩系…などのワードが、よく目につきます。

…要するに、360度で展開してるってこと(ザックリ)。

あ、そうだ。3年前はパンクッチャートが話題になりましたが、その後、どこでも見てない。新旧入れ替えが激しい世界になってきてますな。

あ、あと、小型化も進んでいるそうです。伝統的には1kgもあるから(でかい)、手のひらサイズはお土産にもちょうど良いですね。

こっちは、近所の厳選スーパー。職人系の”山積み”もトレンドかw

イタリアで一番美味しいパネトーネ2025

さて、いろんなことになってるパネトーネ。どれが一番美味しいか?なんてのはもう愚問って感じですが…一応、ご参考までに。

11月に開催された権威ある「Il Mastro Panettone d’Élite イル・マストロ・パネトーネ・デリーテ」の優勝者がこちら:

伝統部門:リカルド・マンドゥーカ(Solo da Manduca、ラティーナ)
チョコレート部門:ミケーレ・ファルコーネ(Pasticceria Farcone フォッジャ)

一方、国際ペストリー・ジェラート・チョコレート連盟(FIPGC)主催の「世界最高のパネットーネ 2025」世界大会での優勝者は、ローマ近郊のヴィンチェンツォ・グイデローネ(La Salernitana アルデーア)。

この大会、フランスやスペインなど、世界各国の50個の中から選出。なんと日本も参加してたそうですよー。日本製のパネトーネを食べてみたい!

「俺は、鶏肉のミートボールがいい!」

10月には何かの大会で台湾チームのパネトーネが世界一になったりしてましたし、なんかコンテストがいっぱいあって、結局、どこの誰の何が美味しいのか…もう、その差は極僅か。

「基本的には、どれもレベルは高く美味しい。あとは、自分の味覚に合うかどうかだ

と、グルメ作家のスタニスラオ・ポルツィオ氏も言ってましたが、ですよねーw!と深くうなづいてしまいます。

ガンベロ・ロッソが注目する今年の職人系15選

そんなわけで、各メディアが選ぶ「今年のパネトーネ」もバラバラ。

となったら、やっぱりグルメ誌として名高いガンベロ・ロッソを参考にしてみるのが良さそう。ってことで、こちら!新進気鋭の厳選もありましたが、大物系をご紹介してみます。

クリスチャン・マラスカ(ローマ「Zia」のパティシエ)やガンベロ・ロッソ「Ristoranti d’Italia」編集者など、識者によ​​るブラインド・テストの結果の15個だそうです。

※メーカー名(お値段)簡単なコメントの意訳です。リンク先に各メーカーのリンクがありますよ。

Ricci (37 €):ベルギー産バターと南イタリア産の柑橘類を使用。エレガントで、柔らかさと口溶けの良さを両立。

Renato Bosco (40 €):ピッツァ職人による逸品。肉厚なレーズンと柑橘の香り、食感は程よくしっとり。

Pavé (42 €):芳醇な香り。軽やかで口溶けが良い。

Bonci (38 € (900g)):シンプルで、生クリームのような乳製品の後味。しっかりした食感。

Anna Belmattino (40 €):溶けるようなシルキーな生地に、バニラの香り。

Massari (46 €):サクサクのアーモンドグレーズ。柔らかく口溶けの良い食感。

Tiri (43 €):72時間/3段階発酵。生地のテクスチャが最高で、手にフワッと、口の中では軽やか。

Gabbiano (40 €):柑橘とバターのフレッシュなノート。甘さ控えめで、調和の取れた味わい。

Follador (40 € (800g)):オレンジピールとバターの風味が豊かで、口溶けが良い。

Patrizi (38 €):見た目が完璧。柑橘と高品質なバターの風味。口溶けが良く、濃厚で余韻が長い。

Marisa (40 € (950g):美しくバター感が、バニラの香りが心地良い。食感の柔らかさが魅力的。

Vignola (38 €):食感の柔らかさが非常に良く、フルーツの品質が高い。

Cremeria Capolinea (42 €):バター感と乳製品の香りが際立つ。甘さが強い。

Sal De Riso (43 €):柑橘の香りが際立つ。控えめな甘さで、口溶けが良い。

Forno Sammarco (49 €):パンのような香りとバターの香り。高品質な柑橘の香りが爆発する。

どうでしょう?ご存知のブランドはありましたか?Sal De Risoは日本でも人気ですよね。

スーパーマーケット系のランキングも面白い!

そんなわけで、職人系が花盛りではありますが、バウリやトレ・マリアなど、大手メーカー系だって負けてはいません。

バウリは、毎年820万個を出荷するそうですから(パンドーロは700万個)。スゲーわね…1メーカーだけで、イタリア国民7人に1人が消費する計算ですよ、これは。

さっき寄ったコープにて。

最近は、大量生産のパネトーネと職人系の高級パネトーネが2極化の間に位置する、20ユーロくらいの中間価格帯のプレミアム感のある中規模職人系も増えてきているそうですが、そこまで話をすると何が何だか…状態に陥りそうなので、それはちょっと置いときまして、

スーパーマーケットで買える身近な大手メーカー系のランキングをご紹介して、締めくくります。

スーパーマーケットで買えるパネトーネランキング

イタリアの消費者団体「Altroconsumo(アルトロコンスーモ)」が選んだスーパーマーケットで買えるパネトーネランキングがこちらー(2024年最新版)。

カビや保存料などのラボ分析、原材料や成分表示の正確さを厳しくチェックした上で、専門家と一般消費者によるテイスティングで味・香り・食感・見た目を総合評価し、100点満点でスコア化した客観ランキングだそう。

1位:Coop – Panettone Classico(67点)

2位:Tre Marie – Il Panettone Milanese(65点)

3位:Balocco – Panettone Ricetta Classica(65点)

4位:Paluani – Il Panettone(64点)

5位:Maina – Il Panettone(64点)

6位:Motta – Panettone “Bruno Barbieri”(64点)

7位:Giovanni Cova & C. – Panettone Classico(62点)

8位:Bauli – Panettone Classico(60点)

9位:Duca Moscati(Eurospin)– Panettone(57点)

10位:Conad – Panettone Ricetta Classica(56点)

あらやだ、奥さん、コープがまさかの1位よっw!

ジム帰りに早速、買ってきましたよ。ジムがコープの斜め前なのよ

食べてみたところ、可もなく不可もなく…美味しいかっていうと美味しいけど、美味しい!って叫ぶほどでもない美味しさでした。

昨年は、NINOというお菓子屋さんの焼き菓子なのにクリーミーな食感にハマりました。今年は、NIKO ROMITO…いや、もっと知られてない系が良いかな。いろいろ食べてみる予定です♪

ではでは、どうぞ良いクリスマスシーズンを!
Buon Natale!(の挨拶が始まります)

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