ピッツァはナポリだけじゃない!シチリア伝統のスフィンチョーネ&リアナータとは?

どうも皆さま、ボンジョルノ♪

そんなわけでトラパニで料理学校にお邪魔して、本場のトラパニ風ペーストを作り、さらにピッツァ・リアナータも作らせていただきました。地元小学生と一緒にw。

イタリアの伝統ピッツァは、ナポリだけじゃないのよー

パスタに、イタリア各地の郷土パスタがあるように、ピッツァにも、郷土ピッツァがあります。イタリアは郷土色がほんと、強いですね〜。

筆頭は、もちろんピッツァ・ナポレターナ。次いで、ピッツァ・ロマーナでしょうかね。

で、ここシチリアにもあるわけです。小麦の産地ですしね!そりゃ食べますよw。

まず、パレルモは、アレよアレ、スフィンチョーネ

フワフワのパンピッツァに、トマトソースとアンチョビとオレガノを乗せた有名なストリートフードのひとつ。街中の屋台で売られていて、仕上げにカリッと焼いてくれるのがまた美味しい一品です。

あとシチリア内陸部には、クッドゥルーニなるものもありますよ。

▼こんなものよ。田舎のお家ピッツァって感じかな。

そしてそして、トラパニには、ピッツァ・リアナータがありまーす。

「リアナータ」はシチリア語で”オレガノ風味の”の意味

リアナータは、辞書には載ってないイタリア語。なぜならそれは、シチリア語だから!

ちょいちょい話してますが、シチリアにはシチリア弁…ではなく、シチリア語があります。wikiの言語チョイスのところにも、「sicilianu」ってのがあるのよw。フィレンツェ語が広く知れ渡る前、シチリア王国ではシチリア語という言語体系を完成させていたんですね〜。今も、使われています。

で、シチリア(の一部地域)では、オレガノのことを「リアノ」と呼ぶそうで、「リアナータ」は、「オレガノ風味の」という意味になります。形容詞化ですね。

つまり、ピッツァ・リアナータは「オレガノをたっぷりのせたピッツァ」というわけです。

たっぷりって、ホントたっぷり。ひと枝分をザザーバサバサーと乗せますよw。

生地は、グラノ・ドゥーロ。もちもちというよりサクサク食感に

オレガノのほか、トマト、ペコリーノチーズ、アンチョビ…といういつものシチリア産の美味しいあれこれをのせます。

▼インスタの方でご紹介してます。よかったら、画像をクリックしてね。

それにしても、小学生の通訳は面白かった。すっかり楽しませていただき、良い経験をありがとうです。

しかし、何かを手で捏ねるってのはたまりませんねー。なんだか楽しい気分にもなるし、ストレス解消?捏ねテラピーがあっても良さそうですw。

ではでは、引き続き良い週末を!
Buon week-end!
あ、今日は、ドメニカ・デッレ・パルメだよ〜。

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