ボン先輩がチョコ食べたー!ぎゃー!犬の致死量計算してみた

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どうも…皆さま、ボンジョルノ〜。

いやーもう、ビックリでしたよ〜!

バレンタインだって、「俺、死ぬから」とチョコを拒否し続けて12年…。お留守番中のイタズラで犬用パネットーネ完食、スピルリナ完食なんてこともあったけど、チョコは…チョコだけは…ううう(涙)。

食べちゃダメ〜ううう(涙)!

犬にとってチョコレートは最大の禁忌!

昨日、夫婦2人とも出かけており、ボン先輩は1人でお留守番をしてました。

先に帰宅したピンキー(夫)。

床にチョコレートを発見?!

ぎゃー!っとなって拾い上げた板チョコの残骸がこちらです。

床から”剥がそう”と格闘した跡あり。変色してるところは、舐めたのかな…

右端は、朝、ピンキー(夫)が割って食べたらしいので、ボン先輩が食べたのは、左下の斜めの部分のようです。

落ちたはずみで割れた部分なのか…。床に密着した平たい板チョコは、口と前足だけでは拾えず、これ以上は食べられなかったようですね(不幸中の幸い)。

なぜカカオ多めの方を選ぶのか…

犬がチョコレート(というかカカオ)を「食べると死ぬ」のは、よく知られた話。なので、ボン先輩が我が家に来て以来、最大級の注意を払って取り扱って参りました。。。

今回も、ボン先輩の手が届かないところ=1,6mくらいの棚の上に、置いておいたんですよ。オレンジピール入りと、カカオ含有量極高95%の板チョコを2枚。

2枚とも下に落ちてたけど、食べたのは…後者でした。

95%なんて、チョコっていうか、もうただのカカオですよね

何でわざわざカカオ含有量の多い方を選ぶのー(涙)!

グルメ?オレンジの香りが気に入らなかったのかしら?!

とか、そんなことはどうでもよく…獣医さんに緊急電話です!

ボン先輩が食べたカカオの量は?!

獣医さんに、電話口で「すぐに食べた”カカオの量”を計算して!」と言われたピンキー(夫)。

大事なのは、チョコレートの量じゃなくて、カカオの量。なぜなら、中毒症状を起こすのは、カカオ(うちテオブロミン)だから。

チョコレート全量85gのうち、消費量は概ね1/8枚だから約10.6gで、カカオ含有量95%だから…

約10.1gのカカオでしょうか?!先生、大丈夫ですか?!すぐ連れて行きますかー?!」

「オ、オレ、死ぬの?!」

先生のお返事は、

「…あーそう…。じゃ、乳酸菌を今日から2、3日飲ませて、なんか様子がおかしかったら連れてきてねー」。

でした。

このタイミングでワタクシ帰宅。

動転してるピンキー(夫)とやらかしちゃって震えるボン先輩から顛末を聞き、「またあの陽気な獣医!ポジティブテキトーなこと言ってない?!」と思ったけど、クレーマーになる前にw、一応念のため、チョコレートの犬の致死量を計算してみた次第です。

以下、ご参考までに。

チョコレートをどれだけ食べたら危険?犬の致死量は?

犬に中毒症状を起こす(神経や心臓に害を与えて、死に至らしめる)チョコレートに含まれるテオブロミン(カカオに含有)。その致死量は、

テオブロミン致死量=犬1kgあたり0.1g
0.02gで下痢、嘔吐、震え、落ち着きのなさなどの症状が現れ、0.04〜0.05gで、痙攣、意識喪失、心臓の頻脈性不整脈など。

ボン先輩(18kg)の致死量=1.8g以上

ダークチョコレートのテオブロミン含有量は、約0.005g/g。今回は、ダークもダーク、超ダークチョコレートだったので、念のため含有量を4倍にして、1gあたり0.02gのテオブロミンが含まれてると仮定

ボン先輩食べたテオブロミン量(チョコ約10.6g)は、約0.21g程度になると推測されます。

軽微な症状が出始めるのは、0.36gからだから…あ、軽微な症状すらも出ない?!確かに体調に何の変化もない。

ボン先輩を死に至らしめるのは、このカカオ爆量チョコレートでも、約90g以上を食べる必要があると推測もされます(しかも念入りテオブロミン量4倍補正済み)。丸々一枚食べても足りない。

あ、結構死なない…のね。…そりゃ先生も、雑な対応になりますなw。

●下記のサイトを参照しました!ついでに、簡単な指標を抜粋して置いときます。

犬がチョコレート中毒症状を起こす可能性のある最低量


犬1 kg あたり ダークチョコレート3.5 g/ミルクチョコレート 14g で、軽微な症状が出始める可能性。

・5kg以下 ダーク15g/ミルク50g
・5〜10kg ダーク30g/ミルク100g
・10〜15kgダーク50g/ミルク150g
・15〜20kgダーク75g/ミルク200g
・20〜30kgダーク100g/ミルク250g
・30〜40kg ダーク150g/ミルク400g
・40kg以上 ダーク200g/ミルク500g

※あくまでも参考の数値です。犬の体質、チョコレートのカカオ以外の材料などによっては、これ以下でも悪影響が出る可能性もあります。必ずかかりつけの獣医さんにご相談ください!

しっかり者のボン先輩は…

と、いうわけで、心臓バクバクして先に飼い主が死にそうになりましたが、思いのほか、大丈夫だったことが発覚し、ホッとしました。

とはいえ、チョコレートには、カカオのみならず糖分、油分なども含まれるので、今後もマックス取扱注意体制は変わりませんが。

あ…昔もミルクチョコレートをちょいとかじったことがあって、大騒ぎして電話して、サクッと「大丈夫」と言われた思い出が蘇ってきた…その時も計算してたかもしれないし、ブログに書いてたかもしれないけど、覚えてないので新鮮な気持ちで読んでいただけると…w。

「あ、それ俺が食べたやつ〜」じゃない!やめて、もう…。

ちなみに、今日になって気づいたんですけど…。

ソファの後ろに、茶色い固形物。。。

ボン先輩、食べた後に、しっかり吐いてたんですよっ!!!!

ちょっともー!早く言ってよ!

「え?何語で?犬語?」

不味かったのか、刺激が強すぎて胃が受け付けなかったのか。生命力による生体判断か?しっかり者の犬だなーと感心しましたよ。それに比べて、ワタワタ夫婦…。

それにしても、1.6mの棚の上のチョコ。どうやって取ったのか…謎が残ります。1人の時は、二本足の人間になってると…か…?←飼い主さん、しっかりしてw!

しっかりした良い土曜日を!
Buon sabato!

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