イタリア人は手の動きを止めると話せない〜イタリアで理学療法に通う ④

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どうも〜皆さま、ボンジョルノ♪

テカール療法で、小学生以来のコリのない首になり、グルグル軽やかに首を回しながら、次のステップに進んでおりますよ!

▼前回までのお話

次の”高み“を目指すプログラム、それは完全に首コリと決別する世界への階段。

20段の長い階段を、5段ほど昇ったところでございます(要するに20回中の5回終了)。

赤外線で温めるのは悪くはない

ただいま実施中のプログラムは、赤外線と姿勢訓練エクササイズという地味なもの。テカール療法のようなワクワクはありませんが、コリの治療など、本来そう言うもの(地味なもの)なのかもしれません。

さて、今回は、まず赤外線のお話。

毎回、シムスペースでのエクササイズの前に、こってりと首回りを温めます。

近づきすぎて、髪焦がす一歩手前事件などもありましたが、気に入ってます

温めるのが結構気持ちよくて…首って意外と冷えてるのかも。と気付きました。半身浴でも首は外に出てますしねぇ。表面を温めるのは、悪くないかもなーなどと思ってます。

なんだかおばさま率が高い

赤外線治療のコーナーは、日本の整骨院でもよく見かけるビビッ、ビビッと電流が流れるオムロン的なヤツや、超音波治療器もあり、結構な広さのスペースをパーテーションで仕切って、2人ずつ座れる仕組み。トータルでは2,30人くらいいるのではなかろうか。

赤外線中は、オムロンおばさまや、超音波おばさまと同席になったりします。

…おばさま率が異常に高いんですよ、ええ。

待合室も9割方おばさま。おじさんは広場のベンチに鈴なりになるけど、おばさんは理学療法の待合室に鈴なり

日本の整骨院的なところは、若い人も多かった気がしますがね?イタリアの若者は、肩凝らないのかな(暮らしぶりを鑑みるに、凝らなさそうではありますけどねw)。

若者は、スポーツでの怪我や手術後のリハビリなどで来てる感じかな。

理学療法コーナーでは、スマホはOFF(そもそも圏外)。ゆえに(?)温められている最中は、本を読んでる人もいれば…あ、SUDOKUやってる人が多めですね。私は、と言うと、同席したおばさまと、おしゃべりに興じております♪

おばさま、ジェルが飛びますわ!

本日の同席おばさまは、右手首をどうかしたらしく、右手首の超音波治療をしていました。

理学療法士さんが、手首にジェルをタップリ…それこそ山のように盛り、超音波をスタートさせ、タイマーかけた後は、セルフサービスになるようです。

おばさまは、左手に超音波の器具を持って右手をグーリグリ。山のように盛ったジェルを崩しながら…。結構な放任主義w!まあ、大量のおばさんをさばくには、理学療法士の数が不足してるんでしょうね。

グリグリしてるおばさまに、「超音波、効きます?」と聞いてみると、「何も感じないし、何も聞こえないわ」と。そりゃ超音波ですもんねぇ。聞こえたら怖いですよ。

などと話し始めたおばさま、どうしても右手を動かしてしまう。動かしすぎでは?というほどに。

と言うのも…イタリア人は、手を動かさないと話ができなくなると言う習性があるので…。止まると死んでしまう回遊魚のように、ジェスチャーを抑え込むと話が止まる。とも言われていますw(私に)。

「はぁ〜超音波治療中でも動かしちゃうんだなー!」と感心しましたが、痛い方の手を激しく動かしながら、どれだけ痛いかをクルクル…。

おばちゃん、ジェル飛ぶってっw!

理学療法センターの前にいたおばさんワンコ。センターに来てる人たちとちょっと似てるw

前回は、腰痛のおばさまと同席しました。

オムロン的なものを腰につける際、惜しげもなくバサッと下ろしたズボンから…パンツ…。少しくたびれた質感&ベージュのパンツが見え、なんだか懐かしい気持ちにもなりました。外見はイタリアンマダム!なのに(派手め)。

おばさんはひと皮剝けば、世界共通…。

また別の日には、「マスクするのがツライ。自分の吐き出す二酸化炭素が目にあたって、アレルギーがひどい」(え?花粉じゃなくてw?)と嘆くおばさまにも出会いました。※4月30日までは医療施設ではマスク着用義務があります。

おばさん観察が楽しい赤外線タイムです。あ、姿勢矯正エクササイズの件は、また別途!

▼姿勢矯正エクササイズ体験談

どうぞ首を温めて良い金曜日を!
Buon venerdi!

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