エオリア諸島で”洞窟”バカンス♪インテリアが可愛い!飲み水は井戸から!|内観編

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と、いうわけで今年のフィリクーディ島バカンスは、洞窟ライフを体験しました〜!

▼予告編

今日は、洞窟の内観と暮らしをご紹介しますね。

寝室&バスルーム以外は外!LDKは、ナイス海ビュー

ワイナリーで眠るワインの気分を味わえる洞窟は、ベッドルームやバスルーム以外は、

室内は、ひ〜んやりだしインテリアも素敵!

全部外!にありますw。こちらはキッチン〜♪調理台、ガス代、調味料置き場もろもろ結構機能的に揃ってます。

下の食器棚は蓋を開けたところ。ちゃんと閉まります

流し台は、少し離れたところにあり(徒歩10歩くらい)、洗った鍋類は調理器具は、木の枝にかけて乾かせるシステムw。

アンティークのホーローの花柄鍋のせいか…童話感高いわね

ダイニングルームは椰子の木陰に…。奥の壁沿いは、ベンチシートになってます。

テーブル後ろの木の扉は、開けると冷蔵庫が隠れてる!

そ・し・て、何と言っても素敵なのはこのリビング。

朝焼けの島々を眺めてカフェ、金色の月明かりでビール…最高じゃ

すでに桃源郷の趣がある離島で、さらに桃源郷を醸し出す洞窟の場所

珍しい洞窟の家は、恐怖ロードを耐え抜いた後にある桃源郷ですよ、ホント。

ボン先輩にとっては、庭は広いし(と言うか、山の斜面が全部庭って感じ)、トカゲやいろんな虫がいて、お楽しみ度がハンパありません。

ワクワクついでに、ヒョイっと壁に登っちゃったりするので…高所恐怖症の飼い主は、ずっと肝を冷やし続けることになり、避暑の目的は完全に達成wって感じでしたけどーーー。

想像を絶する野生の感の持ち主だけに、蝶を追って落下…などと言うことにはならないとは思受けど。

で、そんな桃源郷で気になるのは、ライフラインですよね〜。

これが本物の島の暮らし!昔ながらの井戸で水を汲む!

シチリアの離島グループ、エオリア諸島の中でもさらに秘境感の高い島に、電気がきたのが1980年代。水道が完備されたのも、その頃。

人里離れた桃源郷云々の前に、すでにライフラインの確保が難しい島なんですよー。今は、週に何度かナポリから、巨大な船で水が運ばれてくるので、それを各家にある貯水槽に貯めて使っています。

その貯水槽は、伝統的なエオリア建築の家には必ずあるもので、かつては雨水を貯めるためのものでした。今は、ナポリから定期的に運ばれてくるから水がなくなる〜!と言うことはなくなったそうです。

しかーし。そのナポリ水は、洗濯やシャワーで使う生活水であって飲み水ではない。飲み水は、ミネラルウォーターを買います。坂と路地ばかりの徒歩の島。なかなか大変ですよ…。

こちらの洞窟も…生活水はナポリから来ますがね…あの恐怖崖っぷちロード。ミネラルウォーター2リットル×6本、12kgを運ぶって命がけ〜w。そんな命がけの水、貴重過ぎてなかなか飲めないなーなんて思っていたら、

じゃかじゃん♪井戸にたっぷり!

貞子は?貞子はいない?!

って、おい!ナポリ水は飲めないんじゃなかったの〜?

いえ、こちら昔ながらのガチ雨水でございますのよ。マジかよ…。

フィルターかけてる&不要なものは沈殿した上澄みだけと言うが…

雨水が飲み水…雨水が…ううーん。お腹弱いんですけども…。

「…煮沸して飲むんだよね?」と、ビクビクして聞けば、イタリア人たちが鼻で笑う。

「人類は、何万年も昔から飲んでるんだよ?安全なことは証明されているのだ。むしろ身体に良いのだ。」などとのたまうのでした。無理ー。

そんな人々の前で、「煮沸する」などとも言えず、アタクシの補給する水分は主にビールとなった次第ですw。伝統の雨水井戸に、まだちゃんと雨水を貯めている人がまだいた…と言う感動で、ピンキー(夫)はがぶ飲みしてましたけど。←今のところ、お元気です。

…秘境&自然の暮らしはハード。素敵だけど、ハード。島でのバカンス中は、虫のいない冷房の効いた部屋でTV見ながら美白パックしたいなぁ…なんて叶わぬ夢が、脳の片隅に常にひっそりと腰を据えている…と言っても過言ではありませんw。

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