ボン先輩危機一髪!「うちの子、良い子だから〜」は迷惑飼い主の合言葉

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どうもー皆さま、ボンジョルノ♪

週末の朝のボン散歩で、全頭髪が白髪になった話デス←飼い主(主に私)の。

でっかい黒犬に狙われたボン先輩

それは、よく晴れた日曜日。ヨットハーバー(旧港)の広い芝生エリアにお散歩に行った時のこと。

ボン先輩が、のどかに草花の匂いを嗅いでいると、遠くの方に黒い大型犬が見えました。

自由な振る舞いから、リードつけてないのが見て取れます。

え?野良犬(怖)?かと思ったけど、よく見れば、そばに、ジョギング姿にサングラスの飼い主らしきおじさん

あ、飼い主いるんだ。こちらに気づけば、リードをつけるかな*?と、一応の警戒しつつ、黒犬の動向を観察していました。

*広い芝生公園では、他に犬がいない時はノーリードにする飼い主が多いのだけど、他の犬が来たら、即座にリードが暗黙の了解。同性同士だと、ケンカになることも多いから。また、性別が違っても、気が合うかどうかを確認して、仲良くできそうだったら、再度リードを外して遊ばせたりします。

んーメスかな?でも、身体つきも大きいし、オス犬っぽいなぁ。

早く気づいてリードつけてーと念を送るもむなしく、ずんずん勝手に近づいてくる黒犬。股の間にブランブランするものが見えました…。

う、オス確定。

その頃にはもう、黒犬は、ボン先輩の存在に完全に気づいたようで、興味深げに様子を伺ってます。

こりゃヤバイ。

黒犬が戦闘モードでダッシュする前に、リードつけてもらわないと!

ピンキー(夫)が、急いで黒犬&サングラスに近づき(私はボンのリードを握りしめ、ジワリと遠ざかろうと試みる…)、「オスですよね?うちの犬もオスなんで、リードつけて」と言うと、返ってきた答えは…、

「うちの子、良い子だから〜」

はい?

その間に、黒犬、ボン先輩にロックオン。こっちに向かってドスドス走ってくる!うわー止めてー!

ボン先輩、危機一髪!

若く綺麗な黒光りする体躯を揺らし、「良い子」がボン先輩に急接近。

おいおい、待て待て、シッシッ!向こう行って!と必死に追い払うも、ヨダレまみれの口を半開きにして、ぐいぐいくるくる。

ボン先輩は、私の後ろの引っ張って隠しましたが、なんだなんだ?やるか、グォラ?!と威嚇返し。

※オス犬は、こういう場合、リードをつけたままにしていると、飼い主と同化=気持ちが大きくなって、より好戦的になります。まさに虎の威を借る狐状態、もしくは他人の褌で相撲を取る的な感じ。倍以上の大きさの犬相手に無理だって…。

ダメだってば!と引き戻そうとしたけど、もはや鼻先付き合わせて、一触即発状態。

そして、一瞬の静寂が流れた…次の瞬間、

ガウガウガウガウーーー!と、歯をむき出しにした恐ろしい顔の「うちの良い子」が、ボンに飛びかかったのです。

ギャーーーー!
ガウガウガウ!

朝ののどかなヨットハーバーに、私の叫びが響き渡り、ガウガウのヨダレが飛び散る…。

そこに、ピンキー(夫)が飛び込み、黒犬の首輪を捉え、ボンから引き離しました。。。

ひー。首狙ってた、絶対首狙ってた…ガクガク。全頭髪がまとめて白髪になった気がしました。

まだ1歳くらいの時に、近所のオス犬と戯れ合って、遊んでるかと思ったらケンカしてて、ボンが首を噛まれて血だらけになったことがありましてね。犬(に限らず動物)って首(急所)を狙うそうですが、たまたま首輪がストッパーになって、”噛み切られる”まではいかずに済んだんですけど、、、今回はハーネスのみ=首はノーカバー。もし、こんなどでかい黒犬に首噛まれたら、即死するわ!と、ホントもー気絶しそうでしたよ。

「俺、ビビったわぁ」

ホッとしたところに、ノコノコやってきた飼い主。「大丈夫ですか」も「うちの犬がすみません」もなく、黒犬に「行くよ Andiamo」と声をかけると、ジョギング再開…。

再び、はい?ですよ?

「ちょっと!全然良い子じゃないんですけど?!リードつけて!」と叫ぶも、無視。

心配して近づいてきてくれた人々も、「シンジラレナイ」「常識なさすぎ」などと言って、サングラスジジィに「リード!」と怒鳴ってくれたりしたけど、意地になっちゃってるのか、そのままリードなしでトコトコ走り去っていったのです。。。白髪になった上、どっさり抜けたかもしれない。怒りで。

ワンコは皆んな、良い子ですけどね

ところで、街中でノーリードだったり、性別確認する前や、オス同士だってわかってるのにグイグイ近づいてくる変な飼い主に、このサングラスジジィに限らずいるもので、残念なことに、ちょいちょい遭遇します。

で、そう言う人たちが必ず言うフレーズが、これ。

「うちの子、良い子だから〜
Il mio cane e’ buono」。

合言葉かってくらい、必ず言うんですよね。

どんなワンコも、良い子ですよ?

でも、どんなワンコでも、どこかでスイッチが入ったら、飼い主だって噛むことあるし、犬同士は何が起きるかわからない

ボン先輩は、よくリードなし写真を撮ってますが、基本はリード付きです。リードを外すときは、「周囲に犬がいない(半径100mくらいの範囲)広い場所」「ベビーカー含めて子供がいない」など、管理を徹底してますよ。ヒト化は進んでいるけど、犬は犬。その一線は超えられないから。

そんな当たり前のこともわからず、管理を放棄する無責任さ。

犬同士に無駄な軋轢が生じれば、犬にも無駄なストレスかかるわけで、まあ要するに犬見識が低〜い無責任飼い主の認定フレーズだな、と思って、これを聞いたらサクッと交流は避けることにしてます。

「犬は良い子でも、アナタ(飼い主)はバカで無知ですよね」と何度も言いそうになっては堪えてますが、次回は言っても良いかしら。

…爽やかな日曜の朝が台無しになり(サングラスジジィのせいで)、トボトボ家路に向かいましたが、またヤツに遭遇しても厄介。

なので、すれ違うワンコ&飼い主に、「リードなしの黒犬見ました?」と所在を確認しつつ、顛末を話し、「オス犬だったの?まぁ、ヒドイ!なんでリードつけないのかしら!」と言ってもらって(?)、多少溜飲をさげた頃には、何があったかなど、すっかり忘れてご機嫌なボン先輩。

「ゴハン、ゴハン♪早く帰ってゴハンにしよ♪」

気持ちの切り替えが早くて感心するわー。

無事帰宅し、背中についたヨダレ(怒)を拭いて、ゴハンを食べたボン先輩でした。。。(ボケ防止レッスンはなしで)。

黒い犬は、多分コルソ。しかもオス。ノーリードは、ヤバいって。

ではでは、どうぞストレス少なめの火曜日を!
Buon martedì!

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