石がゴロゴロしてるシチリア界隈の海岸では、
マツバガイのような貝が見つかります。
フィリクーディ島ペコリーニ・マーレの透明な海に洗われた岩や石の表面にも…。夕方、ご近所さんが採取にやってきました。茹でてパスタの具にすると激ウマッ!なんだそう。
アワビとハマグリとアサリ以外の貝にはまったく興味がない飼い主と違って、好奇心むき出しの我が犬…。
Stiamo raccogliendo le patelle! ボン先輩のインスタグラムより
マイナスドライバーを使って、ベリッとはがして…、
「ほら!こんな風に採るのよ!」
「へーーーー!」とか言ってそうw。
見知らぬおばさんの後を付いて回るボンさん…。
何かしてる(静かな)人が好きなので、わからなくもないですが、懐きっぷりが唐突。ドイツ人のピーターさんを思い出しますwww。
あーあ〜…頭突っ込んじゃって…。
ものすごい邪魔してますよね?これ…。でも、遠目で眺めるだけの飼い主をときおり思い出しては、満面の笑みw。
「大きいの採れたよ!」
あーそーかい。それは、よかった。
決して邪魔ではなく、お手伝いしてるつもりのボンさん。優しいおばさんでよかったねぇ(野生の貝採って食べようって人に、動物嫌いな人はいないだろう。と勝手な予測により放置ですが…一応ちゃんとご挨拶して許可(?)はとっておりますの、ハイ)。
島ライフのデフォルト=ほぼ暗い中での夕食で、友人が入手した新鮮な魚介とジャガイモのオーブン焼き。薄ぼんやり…ですが立ち上る良い香りが食欲をそそります!
「俺の採った貝は?」
俺は採ってないでしょw。
シチリアの海岸で見かける(と言ってもほぼ貼り付いてて、相当よく見ないと見えませんが…)平べったいマツバガイのような貝は、「パテッレ Patelle(単数形:patella)」と呼ばれますよ。いつかどこかで口にする機会があるかもしれません。
日本でも島ではこんな風に海岸で採取して、夕食のおかずにしたりするんだろうな〜と想像。日本の小さな島にも行ってみたいものですなぁ。
最終回へ続く!
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