寒くても暑くても、雨が降っても雪が降っても槍が降っても、ボン散歩は欠かせません。なぜなら、もろもろのボンさん的プライベートな用事も兼ねてるから…。「外と家と両方でできるようにしつけておくといいよ！」と子犬時代にアドバイスをいただいたこともありましたが、結局、外でしかできません（子犬のときは、家でしかできなかったのに！）。
まあ、オス犬だし。ご近所をチェックして（笑）マーキングも彼のライフワークのひとつなので、”お楽しみ”におつきあいしてるって感じです。
そんなボンさんの、悩みが一つ…。
それは、
近所の野良猫問題！！！！！
のん気でおおらかで、ルール無視のイタリア人の特性でしょうかね。たまに、野良猫を飼う人がいます。しかも、そのまま路上で。ちゃんと餌とお水をあげちゃったりなんかして、スクスクと成長する野良猫たち…。
ご近所問題にはなってるけど、動物愛護を傘に餌をあげ続ける人がいるんですねぇ。時々もめてる姿も見るし、巻き込まれたこともあります。「だって、家で飼えないんだからしょうがないでしょっ！」と強気に出られると、しょーもなくなります。市役所に電話して殺処分になったりするのは忍びない。文句は言っても、強行に改善させようという人はあまりいないのが実情です。
まーいーけど。
野良猫、和むし。
いや、カワイイ野良猫なら和むんですけどね…。ご近所の野良猫たちの傲慢さときたら…。さすが、パレルモ猫って感じ。
ボンさんの散歩コースにも、いくつかそんなキャットストリートがありまして。以前は、襲われたりもしたので（物陰に隠れていて、突如ぎゃー！と飛びかかられたのです…何回もw）、「ボンさんにレモン汁かけて散歩すれば？（猫は柑橘臭が嫌いらしい）」などアドバイスをいただきつつも、結局、解決してません。
唐突に遭遇する、路地裏の主猫は、恐怖・笑。
「路地裏の主がいて通れない！Ecco il padrone del vicolo! Non posso passare…」
イケメン細マッチョながら、心は折れやすいボンさんは、ビビって通れませんw。
猫VS犬。
猫の方が数十倍賢いし、身軽だし、爪あるし、戦ったら絶対絶対絶対猫が勝つに決まってることを、猫たちは知っている…。そして、ボンさんももはや負けることを知っている…。
どいてもらえず…迂回してます・笑。
コメント